業務システムが幻想入りとは、すなわち社畜養成動画であり、エクセル入門者、あるいは運用部署配属一年生は必見のMMD動画である。
概要
これは、とりあえず幻想入りしてしまった“IT土方(動画参照)”の幻想郷での産業革命の一端の
記録である。MMDドラマでMicrosoft Officeの講座を本格的にやろうぜ!という斬新な発想の本作、
今のところ動画の主題単体としてあちこちにOfficeの講座はあれど、MMDで講座を作っているのは
本作だけである。
解説動画でありながらストーリー物の動画としても面白い内容となっており、その方面で楽しんでいる視聴者もいるようだ。また、キャラクターの表情やモーション等が豊かでこちらも好評である。
東方関連に詳しくない者が視聴することも考慮してか、東方のキャラクターや用語に関する解説が要所毎に入る。視聴者から理系っぽいとツッコミも入る。
動画で掲げる目標
・EXCEL
・簿記
・SQL
・プログラミング?→?がついているあたりここまでやる予定はないのかもしれないが・・・
登場人物
龍享
本作の主人公。スーツケースを持って幻想入り。
システムエンジニアとしてとして過酷な日常を送っていたが、何故か退職後に“幻想入りしてしまった”
一般人。おそらくは日本国籍、と思われる。外の世界から幻想入りの予備知識を備えているあたり、東方
幻想郷のファンだったのかもしれないが、今の彼女の仕事は、弾幕ごっこではなく、産業革命である。
いわゆる、パソコンに関するスペシャリスト(特にオフィス系統周り)であり、幻想郷では出番がない、
と思われていたが、幻想入りしても“何故か”現世と同じ仕事をこなすことになってしまった。
幻想入り自体が主に“放り込まれる”事を考えれば、何らかの意図が感じられる。
幻想郷の住人
※本項では“システムを導入しようぜ”or"システムを使って生きようぜ"と決断もしくは"システムを使って社畜になろうぜ"と巻き込まれた人間(もしくは妖怪)から記載を追加するものとする。
日々帳簿の整理を筆記とソロバンでこなす。龍享がたまたま立ち寄った際にひょんなことから、彼女の
幻想郷での活路を見出すきっかけを見せる。
業務システムという幻想郷に全く馴染みのないものに関する説明も大方理解する、覚えも順応も非常に早いなどかなりの聡明さを持つ。
ただしデスクトップは汚い。
森近霖之助
道具なら何でも扱う店「香霖堂」を経営する人物。
主人公が扱うパソコンの元々の所有者。業務用複合機を香霖堂内に運び込む剛の者。
主人公の持つスキルに興味を示し、業務用複合機をタダであげる気前の良さを見せる。(ただしお金の代わりにパソコンを置いて行ったりする。また、小鈴に借金を取り立てられたりしている模様。)
八雲紫
幻想郷の管理者で、通称スキマ妖怪。
パソコン知識を持つ主人公に接触するため鈴奈庵を訪れる。幻想郷にITを導入する革新的な面を見せつつも、誤った方向へ進むのを防ごうとする思慮深さも持つ…と見せかけて割と薄っぺらかったりする。
パソコンに関しては完全に初心者な上主人公から勘が悪いと言われてしまう。おばあちゃんのパソコン教室。
八雲藍
八雲紫の式神。紫と共に鈴奈庵を訪れ主人公からパソコンの活用方法を教わる。それ以前からパソコンを利用していたためある程度扱えており、主人公ともそつなく会話出来る。
事務が得意で理解力もあり、随所で有能さが光る。
橙
八雲紫の式神である八雲藍のさらに式神。知能は人間の子供程度らしい。
紫、藍と共に鈴奈庵を訪れ、後日藍のお使いとして主人公に届け物をする。
しゃべり方がかわいい。
多々良小傘
からかさお化けの妖怪。空腹で行き倒れていたところを偶然主人公に救われる。
付喪神であるという事から道具と会話する能力を持つがやや限定的で、パソコンとの対話は上手くいかなかった。しかしながらその性格や性質から主人公にエヴァンジェリスト(社畜)の適性を見出される。
その後巧みな口車に乗ってしまい、主人公と契約して社畜従業員となった。
将来的なシステム開発のため主人公からSQLを習う。
補足
・当動画では鈴奈庵は普通の本屋であり、貸し本等はしていないという設定となっている。貸本だと面倒だからね、しょうがないね。
・当動画の幻想郷の貨幣価値に関しては第4話の動画説明で
「ちなみにこの世界の金額価値は現代の日本と同じ設定です。価値を換算したりするとイメージつきにくいので。」
とあり、我々の感覚通りで良いようだ。時給255円ェ…。
・ちなみに動画内で度々幻想郷の電気事情についてコメされるが、原作で幻想郷には電気が通じていることが明言されており、当動画でもその認識でよいと思われる。えっ?パソコンに電源コードが接続されてない?知らん。
動画本編
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関連項目
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