槍サーの姫とは、「ランサー」と呼ばれる者たちの中で紅一点、またはそれに近い扱いを受けているキャラの俗称である。
代表的なのは以下の2名。
概要
原典となったのは「ランサー(Fate/EXTRA CCC)」である。
彼女はFateシリーズにおいてランサークラスとしては初の女性サーヴァントであった。
当初はランサークラスの紅一点として持て囃されていたが、シリーズ展開が進むごとに新たな女性ランサーが追加され、徐々に話題性を失っていく所が「ヤリサーの姫」を彷彿させるとして「槍サーの姫」または本人の真名とかけた「ヤリザーの姫」という通称が密かに広まっていた。
Fateから遊戯王へ
遊☆戯☆王アーク・ファイブに「セレナ(遊戯王ARC-V)」というキャラが登場。
ヒロインの柊柚子によく似た謎多き少女であったが、紆余曲折を経て第50話にて結成された「ランサーズ」というチームに加入。
同時にエンディング時の映像もランサーズのメンバーを中心としたものとなり、新展開における新たなヒロインとして注目されていた。
そのエンディング映像の最中に皆でライブを行うシーンがあり、その中央には似合わないアイドル衣装に身を包んでボーカルを担当しているセレナが描かれていた。
それを見た一部の視聴者がFateの赤ランサーを連想したのか「槍サーの姫」「ヤリザーの姫」という赤字コメントが貼り付けられる。
以下の動画はTV放送を録画編集したものをニコニコの公式配信に先んじて投稿した動画であり、セレナが槍サーの姫扱いされる発祥となった動画である。現在は削除されているがコメントは残っており、聞きなれないヤリザーの姫という言葉に困惑するコメントも見受けられる。
「ランサーズの紅一点」という違和感のない設定に加えて、男勝りなセレナのイメージにそぐわない一枚絵が逆にその気になって姫キャラに転じている様にも見えてしまい「槍サーの姫」はセレナの通称として定着し、この記事も長い間セレナ(遊戯王ARC-V)の記事にリダイレクトされたままになっていた。
ARC-V終了後
遊戯王ARC-Vが最終回を迎え、ニコニコでの無料配信期間も終了。
いつのまにやら「槍サーの姫」のタグが付いた動画はほとんど無くなっていた。
作中でのセレナの扱い、相次ぐ遊戯王MADの一斉削除など様々な要因が考えられるが、明確な理由は不明。
関連静画
関連項目
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