次とは、順序、順位がすぐ後のもののことである。
また以下のことを表す。
漢字として
次
- Unicode
- U+6B21
- JIS X 0213
- 1-28-1
- 部首
- 欠部
- 画数
- 5画
- 意味
- 後に続く、つぎの、第二位の、続いて、順序、回数、宿る、あいだ、かたわら、嘆く、という意味がある。〔説文解字〕に「前(すす)まず、精(くは)しからざるなり」とある。
- 字形
- 諸説ある。
- 甲骨文では口を開けた人の口もとに二三の点がある形。氏族の名に用いられているらしく、この形がなにを表すものなのかはっきり分かっていない。白川静は咨の初文で嘆いているところを表しているのだとする。
- ほかに二声の形声説(〔説文〕)、二+欠の会意で、その解釈を、副次の詞とする説(楊樹達)、息を止めるとする説(〔説文解字注箋〕)、象形説、古文の字形から茨(茅屋という意味)の初文とする説(〔通訓定声〕)がある。
- 音訓
- 音読みはジ、シ、訓読みは、つぎ、つぐ、やどる。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校3年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。
- 声符
- 次を声符とする漢字には、佽、咨、姿、茨、恣、趑、資、𧊒、𣣌、餈、䳐、䯸などがある。
- 語彙
- 次位・次韻・次回・次官・次期・次次・次且・次女・次序・次席・次世代・次第・次代・次長・次男
異体字
- 1
- 0pt
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