―フフッ、やっぱりこいつらを殺していると気分爽快ね。食べてる時の次くらいに楽しいわ
「死神を食べた少女」とは、七沢またり著作の小説作品である。小説投稿・閲覧ソーシャルwebサイト「小説家になろう」で公開され、2012年12月に加筆・一部訂正の上書籍化された。書籍版は発行:エンターブレイン(角川グループ)、表紙および挿絵画はチョモランが担当している。上下巻全2巻完結。
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概要よりも美味しいものが欲しい
人よりも少しだけ食欲旺盛で、死神をも「食べた」少女、シェラ・ザードの凄まじい武勇と幸せな食事を描いた作品。食べる→殺す→食べる→殺す。少女が食べて殺す!異世界ファンタジー戦記。大小の鎌を携えた死神少女が戦陣を駆ける、その日の糧のためだけに。とても楽しそうに。
血濡れの少女の良い笑顔、自壊していく味方、英雄と幸福な狂信者の群れ、乱れ飛ぶ生首、食べ物を粗末にしない心がまえ、両手鎌、正義が勝利する物語などが好きな方にお勧め。
書籍版はラストに加え、シェラのお楽しみ食事シーンに重点を置いて加筆をされている。その他、一部店舗で特典ショートペーパー(短編)が付属する(上下巻で内容は共通)。2013年現在においては、「小説家になろう」上にて本作品全話および外伝(書籍版未掲載)がアップロードされており、著者によれば書籍版発売に伴う本編削除は行わない予定であるとのこと。
なお、本作の世界観は、著者が以前に執筆した『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』の二次創作小説『職業は何を?勇者です。』から繋がる物となっており、同作に登場した(勿論小説独自の)人物・用語といった要素も作中において幾つか扱われている。
2013年には当該作から版権作品の要素を削除したリメイク作『勇者、或いは化物と呼ばれた少女』が連載され、こちらも完結に併せてエンターブレインからの書籍化が決定した。
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