毛無峠とは、
である。ここでは後者の、長野県・群馬県境にある毛無峠について言及する。
概要
内陸県である群馬県・長野県は共に山岳地帯が多く、峠が県境になっているのは珍しいことではない。しかし中には、峠と銘打っておきながら片側からしかアクセスが出来ない、行き止まりの峠というのも存在する。代表的なのがこの毛無峠である。
信州スカイラインを通り長野県側から毛無峠に着くと、ここより「群馬県」であることを示す標識が立っているのだが、その隣に「この先危険につき 関係者以外立入禁止」という標識も立てられており、群馬県側に入ることは出来ない。
もともと、群馬県側の斜面には小串硫黄鉱山があり、多くの工員がこの近くに住んでいたのだが、1971年に廃鉱となりその遺構が残るのみとなっている。
今日でも群馬県道・長野県道112号大前須坂線として毛無峠を跨ぐ道自体は存在することになっているのだが、嬬恋村千俣から毛無峠に至る区間は通年通行止めとされている。
なお、「未開の地群馬」(グンマー)として群馬県を揶揄する画像がきょうび多く存在するが、その中でも毛無峠は実在する異様な場所として、実際の写真がその風刺ネタに用いられることがある。
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関連項目
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