泉新一(いずみ しんいち)とは漫画『寄生獣』の主人公である。
CV:島﨑信長(TVアニメ版) / 酒井広大(モーションコミック版) / 演:染谷将太
概要
元来凡庸な男子高校生だったのだが、ある日天空から降下してきた寄生生物が右腕に入りこんだ事により、その生活は凄絶なものに一変する。(通常の場合寄生生物に入りこまれたら脳を支配され絶息してしまうのだが、新一はコードで右腕をしばったおかげで脳まで侵入されずに済んだ。)
当初は常軌を逸した行動(公衆の面前で右腕がイチモツに変容するなど)を繰り返す寄生生物ミギーとの共同生活に新一は辟易していたが、人間の常識を理解して以降ミギーは軽挙を慎むようになる。しかし倫理的な考えの持ち主である新一と、自分本位なミギーは作中で幾度となく衝突を起こす。序盤ではミギーを疎ましく思っていた新一だが苦楽を共に過ごした結果、物語の途中からはお互いに情がわいていた模様。
また結構女性にモテるらしく村野里美、加奈、早瀬真樹子に好意を寄せられる。ちなみに物語の途中から「体の右側が重いような気がする」という理由で、髪型を左右対称にしてカッコいい風采になる。
母親の体を乗っ取った寄生生物に心臓を刺突されたせいで、数日間死の淵をさまようがミギーの治療によって一命を取り留める。この時にミギーの体の30%が新一の体内の全体に散ってしまい、その影響で身体能力が飛躍的に高くなる。3メートルの壁を助走無しで飛び越えたり、100メートル走を10秒5(9秒台も軽いらしい。)で快走する程である。更に聴覚も鋭敏になっている。そして動体視力も向上した。おまけに精神的にも強くなり、辛い出来事があってもすぐに落ち着くようになる。感情の切り替えが早すぎて村野里美に引かれたりしている。他にも雰囲気がガラリと変わったので周囲の人間に不審に思われていた。
強くなったのと引き換えに新一はどんなに悲愴な場面でも涙が流れなくなってしまい、新一自身それについて煩悶していた。しかし田村玲子との最後の対面で涙を取り戻す。尚母親の体を乗っ取った寄生生物に心臓を貫通されて以来胸と背中に一生傷が残ったので、体育の授業がある時は隅っこで着替えている。
強敵後藤との決戦の後パートナーであるミギーと離別するが、浦上との戦いで屋上から落下する村野里美をミギーが助命した時に、ミギーが生きてる事を実感する。
語録
関連項目
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