深色の泊地とは、MikuMikuDanceモデル(艦これMMD)を使用した、
艦これMMDドラマシリーズである。作者はベネリス氏。
なお、タイトルの「深色」は「みいろ」と読む。
概要
鎮守府が一つ壊滅したという騒動により着任先まで決まっていたのに着任が宙ぶらりとなってしまった酒匂。
もう待っていられない!と大本営を飛び出し着任先に向かった彼女だったが
着任先のパラオ第316泊地で彼女を出迎えてくれた姉の阿賀野から告げられたのは、
壊滅した鎮守府が着任先のこの泊地であり、提督はその際の負傷で昏睡状態という状況だった!
提督を代行している"提督代理"なる女性からも一度大本営に戻る事を勧められる酒匂だったが、
その最中、深海棲艦の接近警報が!酒匂を鎮守府に残し迎撃に出る阿賀野を含む第一艦隊…
そして、第一艦隊は陸上からの観測が不可能な海域まで出ると…その姿を深海棲艦へと変えた…
さらに別働の深海棲艦への対応へ向かった提督代理も…
泊地はその身を深色へと染めながらも
ただ提督の目覚めを待ち続けていた…
壊滅しその身を深海へと堕としながらも泊地を守り、
提督の目覚めを待つ泊地と少女達の日々を描く艦これMMDドラマ。
元々は1話短編となる予定だったが好評だったためシリーズ化する運びとなっている。
泊地は一度壊滅し、鎮守府に残った者達も多くはその身を堕ちたものとしたという悲壮感漂う状況ではあるのだが
キャラクターの芸風もあってか状況に反して明るくギャグもある作風で話が進む事も多いのが特徴。
当初は泊地の状況確認の話が展開されるが"とある人物"の来訪を転機に泊地壊滅の原因究明へと話が進み…
本編は14話+外伝、後日談で完結したがこれまた好評だったため
『深色の泊地~scherzo~』として第二期が始動している。
主な登場人物
- 酒匂
鎮守府壊滅の騒動により着任が宙ぶらりにされてしまい着任予定の泊地に自らやってきた艦娘。
姉の阿賀野の事が大好き。"第一艦隊と提督代理のこと"に関しては数話経っても告げられていない。
結構、彼女達が隠したい"痛い所"を無意識に突いてくる。 - 提督代理/泊地水鬼
昏睡状態の提督に変わり鎮守府を維持している。提督への思いは第一艦隊の艦娘達と同様に強い。
正体は壊滅した泊地そのものが深海棲艦と化した泊地の化身。 - 阿賀野/軽巡棲鬼、赤城/空母水鬼、加賀/空母棲鬼、大和/戦艦水鬼、武蔵/戦艦棲姫、大鳳/装甲空母姫
第一艦隊として泊地を守護する艦娘達。すべては提督のために…
提督との強い絆により深海棲艦となりながらも"帰ってきた"艦娘達… - 明石、大淀
それぞれアイテム屋娘、任務娘の方の明石と大淀。戦闘要員でなかった事が幸いし生き延びた。
"第一艦隊と提督代理のこと"も受け入れている。 - 妖精さん
鎮守府の工廠妖精。提督を守るため、提督と共に作った"おもちゃ"で出撃。その命を散らす…
後に明石がその"おもちゃ"を修復すると… - 提督
パラオ第316泊地の提督。現在は昏睡状態でその目覚めを待たれている。ロマン嗜好が高じて
泊地内で妖精さんとつるんで実性能を伴わないおもちゃのような代物も含め様々なものを作り出していた。
- 龍田
負傷し泊地に救援を求めてきた艦娘。正体はパラオ統括官 兼 大本営内部調査官 秘蔵の特務艦隊旗艦。 - 赤神提督
龍田の提督。真面目でやり手だが苦労人…性的な意味で - 北方棲姫、港湾棲姫
どこかを目指し移動する深海棲艦2人組。特異個体で同じ北方棲姫・港湾棲姫と比べても争いを好まず知性も高い。
『scherzo』開始前後からの登場人物
関連動画
そして第二期が始動!
関連項目
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