概要
父親が映画のプロデューサーと言う事もあり、年少の頃より映画に出演したりと演技と縁の深い世界にどっぷり漬かっていた。高校卒業後は俳優座、文学座などで研究生を務めたのちに劇団を立ち上げたり、アングラで活躍する等、根っからの舞台役者でもある。
怪優の誉れ高く、強烈な個性を放つ。一般的にはウルトラマンAの久里虫太郎の様な狂気的かつ陰気な役が目立つが、あぶない刑事の柴野のようなちょっととぼけた役も難なくこなすかと思えば、必殺シリーズの諸岡様のような豪な者もこなす演技の幅広さも持ち合わせる。
近年は二時間ドラマで善人と見せかけて悪党であるような裏表のある人物を演ずる事が多い。
ウルトラシリーズ
ウルトラシリーズではウルトラマンAとウルトラマンダイナ、ウルトラマンメビウスに出演している。ここでは関連性の強いAとメビウスを特に説明する。
ウルトラマンAでは第4話「3億年超獣出現!」でTACの美川隊員の同級生で漫画家の久里虫太郎役で登場した。己の欲望のためにヤプール人に魂を売った狂気の人物をおおよそ子供向けとは思えない演技で強烈な個性を視聴者に見せつけた。
ウルトラマンメビウスでは黒ずくめの男=ヤプール人の役で登場した。彼のモデルは久里虫太郎とされ、ヤプール人の持つどす黒い心を強烈に演じた。
そう…あんたの思った通りだよ、諸岡さん。
必殺シリーズにも何度か出演しているが、ファンの間でも特に名作の誉れ高い新・必殺仕置人の「解散無用」で同心・諸岡役で出演した。組織をめぐる攻防の中で元締め・虎が殺され、己代松が廃人同然となり、鬼神の如く怒りを身にまとった主水との一騎打ちの末、叩き斬られるという新・必殺仕置人の最終回にふさわしい名演技をみせた。
超新星フラッシュマン
大博士リー・ケフレン役で出演。マッドサイエンティストという役柄で彼のキャリアをいかんなく発揮し、視聴者に強烈な印象を残した。
あぶない刑事
県警本部刑事の柴野役で登場した。悪役が多い彼ではあるが、珍しく善人役である。準レギュラーで毎度ではないが出演していた。一見すれば彼のこれまで演じてきた役柄の出てきやすい感じであるが、珍しく普通の人物である。彼のキャリアからすればかなり異色の役柄ともいえる。そして、もっとアクの強いタカ&ユージに振り回されるコメディーリリーフ的な所も注目される。無論そうは言ったところで彼の個性がかすむわけではない事を付け加えておく。
関連動画
前半部分において出演。
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関連項目
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