犬丸芝居小屋単語

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犬丸芝居小屋の公演は終了いたしました。
まあ、そっとしておいてやんな。

犬丸芝居小屋とは、VOCALOIDを使用して楽曲を制作していた集団、もとい芝居小屋である。

概要

　犬丸梅吉、丸井幸清、芝井時計台、古谷新から成る自己満足で曲とかつくっている集団である。
ミクさん、ぐみちゃん、リンたそ＆レンきゅんにお力添えをいただいている。
犬丸の「犬」、丸井の「丸」、芝井から「芝居」、古谷から「小屋」をなんとなくとって
「犬丸芝居小屋」となっている。
主な役割分担は、犬丸と丸井→何でも屋、古谷→絵、芝井→監督といった具合である。
(公式 HP 「犬丸芝居小屋略して犬小屋」より引用)

2015年3月29日、【初音ミク】氷の世界【オリジナル曲】を初投稿。
作詞、作曲、動画作成を犬丸梅吉と丸井幸清の2人で行っていた。
７作目【ぐみくりんれん】マジックワードはKDCL【オリジナル曲】より、
文字、イラスト担当として古谷新が加わった。
バックコーラスや調教、独特の鮮やかなキラキラ音に定評がある。特に犬丸によるリンの調教は評価が高い。
また歌詞にたびたび登場する言葉遊びや、豊富な語彙力から繰り出されるフレーズも魅力の一つ。
PVも全て自分たちによる手描きで作成されており、独特で多彩なキャラクター絵も人気。ちなみに、ファンによるトレス/手描きMADも多く作られているので、気になる人は探してみるとよいだろう。
投稿作品にはシリーズになっているものもあり、丸井が作詞作曲している「子どもの遊びシリーズ」と、犬丸が作詞作曲している「行事シリーズ」「おとぎ話シリーズ」がある。
ちなみに、「子どもの遊びシリーズ」は「日が暮れるからもう帰ろう」といった歌詞で締められるのが特徴。「良い子は早いうちに家に帰ろうね！」ということらしい。
投稿者アイコンの犬は作品のマスコット的存在。それ以前のアイコンはお花のマークだったがアレは仮の物らしい。
「せっかく芝居小屋という名前だから」ということで、Pixivに投稿しているオリジナル漫画の創作キャラクターをキャストとして芝居をしてもらっている、という設定でPVが作られていた。（一部例外の作品もある）これらについては詳しく後述する。
全ての投稿作品の解説が公式HPに掲載されていた。Pixivにもお芝居の舞台裏や配役決めの様子を描いた漫画やイラストを投稿するなど、独自の世界観の設定がかなり深く練られていた。
第四作【鏡音リン＆初音ミク】だるまさんがころんだ【オリジナル曲】にて、自身初のVOCALOID カテゴリランキング 1位を獲得。

つくっている人たち

犬丸、丸井、古谷、芝井の４人組。

犬丸梅吉（いぬまるうめきち）

犬丸芝居小屋、犬の方。「かえらず」をはじめとする「行事シリーズ」や「ロジカルシーカー」などの属する「おとぎ話（メルヘン）シリーズ」の製作を主にしているほか、イラストも描く。楽しい行事の曲を作ろうとしても何故かおどろおどろしくなってしまうらしい...。作曲したものの歌詞には言葉遊びがふんだんに盛り込まれているのが特徴。
ちなみに以前は梅山田（JK妹子、山田ダク）

という名義で活動をしていた。

作画担当：氷の世界/だるまさんがころんだ/はかないあらし/椿、一閃/マジックワードはKDCL/たなばたかぐや/信念アルゴリズム/嘘つきのえんじゃ
作詞曲担当：かえらず/はかないあらし/クノエル/ロジカルシーカー/神が愛した天使魚/たなばたかぐや/信念アルゴリズム/ジーニアス・ジーザス・シーラカンス/嘘つきのえんじゃ

※「いいとこどりファクトリー」は犬丸との共同制作だが分担不明

丸井幸清（まるいゆきよし）

犬丸芝居小屋、丸い方。主に「子どもの遊びシリーズ」製作担当。作品には「和風」「制服で戦う女子」「下駄」「ワンダーランド」など丸井の萌え要素趣味が沢山含まれている。動画のサムネが特徴的でわかり易い。
ちなみにカードゲームで戦う女の子も好きなようだ。最近は提督に審神者にアイドルプロデューサーと色々兼業している模様。
こちらも以前、くるりんご（ミルクラ）という名義で活動していた。その件については後述する。

作画担当：かごまないで/かえらず/だるまさんがころんだ/クノエル/マジックワードはKDCL/
フィジカルハイダー/ロジカルシーカー/神が愛した天使魚/桜降る頃、僕のいない景色/理想と戦争/最高級のディナーショウ/キツネ、雨傘物語

作詞曲担当：氷の世界/かごまないで/だるまさんがころんだ/マジックワードはKDCL/フィジカルハイダー/
椿、一閃/桜降る頃、僕のいない景色/理想と戦争/最高級のディナーショウ/キツネ、雨傘物語
※「いいとこどりファクトリー」は丸井との共同制作だが分担不明

古谷新（ふるやあらた）

「マジックワードはKDCL」から加わった新メンバー。主に字と絵を担当。文字を担当した「椿、一閃」を見ればわかる通り、非常に達筆。犬丸と丸井のリアル幼馴染。なお、一部動画に出てくるキャラクターのデザインもしていたりする。なお、芝居小屋キャラクターの中で特に推していたのはバルトロメオ。犬丸芝居小屋公式からは別の広報用ツイッターアカウントを開設しており、犬丸・丸井とよく一緒に遊んでいる様子や、自身の描いたイラストなどが投稿されていた。

作画担当：マジックワードはKDCL/椿、一閃

芝井時計台（しばいとけいだい）

監督。発足から活動停止時まで投稿者コメントやTwitterにも一切登場しなかった為、素性は謎。犬丸や丸井のツイートによれば、犬丸芝居小屋の方針や設定を決める際の話し合いには参加しているようであった。

芝居小屋とキャラクター

犬丸芝居小屋の動画に登場するキャラクターと、世界観についてざっくり紹介する。

世界観

世界は１２の宇宙空間と１つの小さな宇宙空間によって構成されており、
１２の宇宙空間にはそれぞれ創造主である「管理者」と呼ばれる存在がいる。
「管理者」は自分のサポート役として、「神様」という存在を配下に置くことができる。
芝居小屋は、その「管理者」と「神様」の集まりである。

「時計台」とは

「１２の宇宙空間の中心にある小さな宇宙空間」を指す言葉。芝居小屋もここに存在し、話し合いや芝居の撮影などはここで行なわれている。自分の空間へあまり帰らず、ここに留まる時間の方が長い者もいる。

システム

「管理者」は自分の管理する空間の世界に対して絶対的な権限を持ち、その世界を好きなようにカスタムできる。いわば創造主。
「神様」は管理者のサポート役、配下に当たる存在。必ず神様を立てる必要はなく、神様を設定していない管理者もいる。
「管理者」は自分の意思で、好きなタイミングで別の存在と交代することができる。
「管理者」「神様」には、人間でも人外でも、生命体で無いものでもなることができる。鯨や石像や綿ぼこりが管理者をしている・いた例もある。
「管理者」「神様」には性別がない。もともとは人間で性別があった者でも、「管理者」「神様」になった時点で性別の概念がなくなる。
「管理者」「神様」になった者はその時点で、空間のシステムや管理に必要な知識などが自動的に頭の中にインプットされる。次代の管理者や、神様にされる者は大抵訳のわからないまま唐突に連れてこられることが多いが、その後混乱せずに管理ができるのはこのため。
「管理者」が次の管理者を設定し、その権限を次代の管理者に移した場合、先代の管理者は消えていなくなる。消滅した元管理者がどこへ行くかは不明。原則、時計台のデータベースには記録として残る。例外として２時空間だけはこの辺りに特殊な事情が絡んでくる。
「管理者」「神様」になった者は、元いた世界からは記録を消され、「最初からいなかった」ことになる。その人物がいなくなることで歴史に問題が起きる場合、その人物がいなくても辻褄の合う歴史に改変される。管理者が次の管理者や新たな神様を設定する場合、１２ある空間の世界のどこかから引っ張ってくる（大体は自分の空間から）ことが多い。
「管理者」としての権限を使用する際には体力を消費する。「管理者」や「神様」が死ぬことは無いが、体力の消耗で体調を崩したり、気絶したりすることはある。また、ただの人間や幼い子供といった管理者の場合、他の種族や成人の管理者と比べて体力が底をつくのが早い。
この空間で起きた全ての事象やそこにあった・いたものなどの記録は、データベースに全て保存され、管理者や神様ならばいつでも閲覧することができる。ただし、閲覧の際には対価として体力を支払う必要があり、あまりに膨大な量の情報や何千年もの事象を一気に遡って閲覧しようとすると気を失ってしまうことも。また、情報によってはロックがかけられていたりするものもあり特殊な権限を持っていないと閲覧できないものもある。

芝居小屋のキャストたち

トリ

赤いメガネに水色の髪の少年の姿をした宇宙生命体。情報の非常に発達した惑星に住んでいたが、放浪の旅に出た。10時空間の神様が大好きなのだが、これは彼女がどこのデータベースにも存在せず、トリ自らが自力で発見した存在であるためらしい。ガジェットチート！

に登場する宇宙生命体チー子とは友人のようだが...
出演：かごまないで

すすむ

やよいの手で造り出された人工知能を持つロボットであり、彼女のことを「オフクロ」と呼ぶ。金髪碧眼の少年の姿をしているが、これは「やよいが男だったら」と想定して作られたものであるため。クルーゾフにノリで女装させられたり、生みの親であるやよいにも「なぜ私が芝居に出なければならんのだ、お前が行け」と強制的に芝居に出演させられるなど、なにかと不憫なポジション。ロボットでありながら、人間であるやよいよりも表情豊か。

出演：氷の世界/かごまないで/クノエル（主演）

やよい

超天才のマッドサイエンティスト。芝居小屋のキャストたちの中で唯一の人間であり、性別がある（女性）。が、考え方やスペックが普通の人間のそれではない。ロボットであるすすむを作り出した。「この世界を構成するすべてが知りたい」と思っている。ピンク色の髪の毛をしているがこれは染めているためで、もとは金髪。
出演：だるまさんがころんだ（主演）/かごまないで/クノエル

セルリリア

１時空間の「管理者」。白い髪の少女の姿をしている。一人称は「僕」だが、直接声を出すことはない。
無口で無表情だが、心の中の声は毒舌。クルーゾフには「セル」と呼ばれとても懐かれている。
人の形をしているが、その正体は龍。
出演：氷の世界（主演）

藤千代吉（ふじちよよし）

２時空間の「管理者」。褐色肌で眼帯を付けた女性の姿をしていて、どう見ても外国人風だが、古風な喋り方をする。
頼れる姐御肌な性格で、一人称は「わっち」。
芝居小屋の女性（の姿をしている人）の中ではただひとり胸がある。

出演：椿、一閃/たなばたかぐや/クノエル

サチ・サーチライト

３時空間の「管理者」。女性の姿をしているが一人称は「俺」。誰よりも男前である。かわいい衣装が好き。
どんな相手にも敬語を使う。「サチマジック」と呼ばれる謎技術で何にでも変装することができる。
出演：かごまないで/はかないあらし/クノエル

フレデリック

サチにより３時空間の「神様」に設定された老紳士。物腰柔らかく穏やかで常識的。

サチ、コアラと共によく御茶会を開いている。

なぜか、１０時神様が人間だった頃に深く関わりがあった人間と姿形が似ているようだ。

シルキー・セイ・ダイヤモンド

４時空間の「管理者」。ピンク髪にツインテールの女性の姿をしている。一人称は「ボク」。

自称「スーパー魔導士」だが、問題は物理で解決する。いつでもハイテンション。芝居小屋のアホ担当その１。
生まれついて性別がない。姿こそ女の子だが言動は中性的で、ウィリアム曰く「女子力皆無」。

その正体は４時空間の世界で放映されている「リッカ」という女児アニメ（魔法少女もの）の登場人物。女児だけでなく大きなお友達からも人気のアニメだった。

出演：かごまないで/椿、一閃

ウィリアム・クルーサ

５時空間の「管理者」。皆には「ウィル」と呼ばれている。元人間で、シェスタの兄。
二人合わせて「クルーサ兄弟」とも。人間の頃は魔法使いだった。
フェミニストを装った隠れブラコン（ただし周囲にはバレバレ）で、クルーゾフとは仲が悪い（同族嫌悪）。
シェスタ以外に興味は無いと言っているが、「俺は女の子以外に手を出さない」とも言ってみたり、10時の神様が「人間の頃は女の子だった」と判明した際に少し反応していたりと怪しい部分も。
すすむと並んで、何かと雑な扱いを受けている。
出演：かえらず（主演）/かごまないで

風美草（かざみそう）

６時空間の「管理者」。常にへのへのもへじの仮面を付けている。一人称は「拙僧」。

いわゆるコミュ障で、仮面をつけていないと恥ずかしくて喋れない。お芝居のときは役に応じて仮面を脱ぐことがあり、普通に話したりもできるが、「役に集中しているときは一応平気」と言うことらしい。素顔は少女のようにとても可愛らしいが、男の娘。

剣術の腕はバルトと同じくらい凄まじく、正月の羽根つきの際は二人で大迫力の勝負を繰り広げた。

出演：椿、一閃（主演）

クルーゾフ

７時空間の「管理者」。黒髪にツインテールの女性の姿をしている。
芝居小屋の面々にいろんなあだ名

をつけている模様。
セルリリアコンプレックス（セルコン）で、ウィリアムと仲が悪い。物を散らかしたりイタズラをして騒ぎ、コアラなどに怒られるのは日常茶飯事。

元はただの意思を持つ「空気」の塊で、何にでも姿を変えられる存在。長いあいだ綿埃の姿をとっていたが、とある出来事をきっかけに人型に変身した。

出演：氷の世界

バルトロメオ・イゾラ

８時空間の「管理者」。元人間で、その頃は貴族だった。黒髪の男性の姿をしている。草と並ぶ程の剣の達人。
名前が長いのでみんなからは「バルト」と呼ばれている。男性だが女性っぽい顔立ちをしているようで本人はそれを気にしており、彼に対して「女顔」は禁句。
物腰が柔らかく、個性的な面子の揃う芝居小屋では常識人的な存在だが、何かと謎も多い。
出演：かごまないで/はかないあらし（主演）/神が愛した天使魚（冒頭のみ）

チェーザレ・イゼリア

８時空間の「神様」。人間だった頃は男性で、貴族であったバルトに仕えていた。
現在はバルトによって時計台からは隔離されており、10時空間の世界でとある人間と交流を持っている。

剣術は得意だが、バルトにだけは敵わないらしい。
出演：神が愛した天使魚（冒頭のみ）

イノサワ・コアラ

９時空間の「管理者」。芝居小屋のみんなのまとめ役だが、本来それは10時の役割らしい。
一言で表すなら「苦労人」（コアラだが）。10時による伝言を文句を言いながら伝達する係。他にも10時から押し付けられた送られてきたお題や配役を元に芝居を指揮したりもしている。
長らくコアラだと思われていたがそれは着ぐるみで、中身は子供の姿をしている。その正体は遠い昔に作られた石像で、管理者に任命されたことにより自由に動ける存在になった。
出演：クノエル（主演）

１０時

１０時空間の「管理者」。本名不詳で皆も10時と呼んでいる。やよい、すすむ、トリ、10時の神様を芝居小屋に連れてきた。主にお題や配役を考える係だが、最近は芝居小屋に全然姿を見せず、お題だけ送ってあとの仕事は一方的にコアラに押し付けているらしい。
「芝居をしよう」と言い出したのも彼で、どうやら何かを考えているらしいが…。
姿は顔に大きな目玉が一つ、フードとマフラーをしている。名前も姿も、何もかもが謎。

神様

１０時空間の「神様」。元人間で、「神様」になった時に自分の名前を忘れてしまったため、単に「神様」と呼ばれている。名前は失ったものの、人間だった頃の記憶はあるようだ。ピンク髪のおさげとマスク、セーラー服を着た少女の姿をしている。一人称は「ぼく」。ちなみに言葉を文字に書き起こすと全部ひらがなで喋っている。これは、彼女が「大人になれなかった」ため。
ちなみに、人間だった時の性別は女性。

1st アルバム「絡繰式ラボ」限定収録の「星を詠む人」にて、彼女の過去に少し触れることができる。
出演：かごまないで（主演）/かえらず

シェスタ・クルーサ

１１時空間の「管理者」。元人間で、ウィリアムの弟。芝居小屋のアホ担当その２&アホ選手権第1位。
兄であるウィリアムは魔法使いだったが、弟である彼は生まれつき才能がなく魔法を扱うことができなかった。
クルーゾフ、また丸井や犬丸には「シェス太郎」とも呼ばれる。

レモン・ノ・ワギリ

１１時空間の「神様」。読んで字のごとくな見た目をしている。ウィルと違ってこっちは本物のフェミニスト。
もとは１１時空間の管理者だったが、シェスタによって神様にされたようだ。
彼の見た目や普段の言動から、ウィルのことを何かと犯罪者扱いしている。

お犬さん

１２時空間の「管理者」。お犬さんと呼ばれてはいるが、猫の姿をしていて鳴き声は「にゃん」。
どっちなのかわからない。
人語をしゃべることはできないけれど、鳴き声で言っていることはわかるのでみんなとも会話は成立する。

芝居小屋外のキャラクター

動画やエピソードには登場するが、芝居小屋の「管理者」「神様」カテゴリー外のキャラクターたち。

しょうゆ

犬丸芝居小屋のアイコンや動画のマスコットにもなっている茶色い犬。可愛い。お犬さんとは無関係。

４時空間の世界に暮らす「深田さん」という一家で飼われている犬。写真撮影のお供や芝居のちょい役などとして、４時空間の管理者であるシルキーに度々勝手に連れてこられている。時計台では人語を話せる他、深田さん家の次男である将太もなぜかこの犬と話すことができる。江戸っ子のような喋り方をする。

兄目尾　宅

シルキーの前の４時空間の「管理者」。女児アニメ「リッカ」にどっぷりハマっているアニメオタクな男子高校生で、しょうゆを飼っている深田さん家の長男とはかつてオタク友達だった。ある日、さらにその前の４時空間管理者にいきなり時計台に連れてこられ管理者にされる。彼は一瞬で自分の使命や時計台のことなどについて悟ったが、「自分に空間の管理なんてできない！でもシルキーたんならできるかも！だけどそうしたらシルキーたんがアニメの世界から消滅してしまう！ならば自分の思い描く心の中のシルキーたんを召喚して管理者にすれば！」というトンデモ技を使い、実際に自分の心の中のシルキーを召喚して管理者に設定後、消滅。つまり現４時空間のシルキーは厳密には本物のシルキーではなく、宅の妄想の産物（いわば二次創作キャラクター）のシルキー。「リッカ」の中から今でもシルキーが消滅していないのはこのためである。おそらく、管理者であった期間は歴代最短。

キルヴェスター・チェリ

「たなばたかぐや」に登場した。広い世界をこの目で見たいという理由から、父親に期限付きながらも日本への旅行を許された少女。そして訪れた先で、先代の２時空間の管理者と出会う。外国人のため、片言で話す。

実は彼女こそが、現・２時空間の管理者である。
「あと３日で国に帰らなければならない」と発言したキルヴェスターに対し、
「自分は元いた場所に帰れないのに、キルヴェスターには帰る場所も方法もある」ことを羨ましく思った先代管理者の「藤千代吉」により、「管理者」の権限と彼女の今までの記憶、名前を一方的に引き継がされ、管理者をすることになる。

２時空間の管理者が入れ替わると、自動的に他の空間の管理者/神様の記憶の書き換えが行われる
（見た目や性格、行動や口調などの人物を表す特徴的な記憶も新しい管理者に合わせて書き換えられる）ため、
藤千代とキルヴェスターが成り代わったことを知るのは当人達のみであり、先代のことを覚えているのもキルヴェスターだけである。（他の空間の人物達にはあたかもキルヴェスターが最初から芝居小屋にいたように認識される。）
彼女自身も藤千代から引き継いだ記憶を元に、先代と同じように振舞っている。

先代・２時空間管理者

「たなばたかぐや」に登場。当該曲は芝居の演目ではなく、彼女の視点で歌われている曲である。
成り変わり制である２時空間の先代の管理者。
和服姿の女性で、とある星のお姫様だった。管理者として騒がしい芝居小屋の面々を見守りつつ、自分の星で楽しく過ごしていたが、彼女を一方的に妬み嫌う者の手により地球の日本へと落とされ、
元いた場所に帰れなくなっているところを、日本へ訪れた外国人の少女、キルヴェスター・チェリと出会う。<

自分を助けてくれたキルヴェスターと親しくなるが、彼女が近く自分の国へと帰ると聞き、
「彼女には帰る場所も手段もあるのに、自分にはそれが無い」という現実を突きつけられる。
そんなキルヴェスターのことを羨ましく、そして「ずるい」と感じた結果、彼女を強制的に２時空間の管理者にしてしまう。

「神が愛した天使魚」冒頭のキャラクター達

曲の主役となる少女二人を含め、冒頭で次々現れるキャラクター達は、犬丸と丸井曰く「バルトとチェーザレを除き芝居小屋とは全く関係ない人物」らしい。（バルト&チェーザレと当該作品との関係性も不明）
ただし、それぞれにちゃんと設定はあるとかないとか。

「くるりんご」氏と犬丸芝居小屋の関係について

「クノエル」投稿後の2015年 12月18日、Twitter上で犬丸梅吉からこのようなツイートが投稿された。

はっきり単刀直入に言ってしまうと、わたくし犬丸梅吉は引退してしまったくるりんご氏ではありません。

ほんっとわかりにくくて申し訳ないのですが、「犬丸芝居小屋」は犬丸梅吉、丸井幸清、芝居時計台でお送りしております。改めてよろしくお願いいたします。（梅吉）

ことの発端は、「クノエル」の動画内において、2013年に引退したVOCALOID プロデューサーである「くるりんご」氏に関するコメントがされたことである。
以前から動画の作風などから「犬丸芝居小屋＝くるりんご」ではないかとの噂が視聴者の間で囁かれていたが、真相は不明であった。
が、その直後に丸井幸清によりこのようなツイートが投稿された。

丸井です！くるりんごとして曲をつくっていた時期もありました！くるりんごはもう終わりまして、現在は犬丸芝居小屋の丸井幸清として曲を作ったりしております！

犬丸芝居小屋で頑張りますのでよろしくお願いいたします！！！

このツイートにより、「犬丸芝居小屋の丸井幸清＝くるりんご」ということが判明した。
しかし、「くるりんご」としての活動は既に終了しており、「犬丸芝居小屋」の「丸井幸清」として曲作りをしているということのため、動画内などで「くるりんご」の名前や話題を出すのは控えよう。
会員ページでも、※メンバーの丸井は以前くるりんごという名義で活動しておりましたが、その活動は既に終了しております。「犬丸芝居小屋」と「くるりんご」は別物です。動画内で「くるりんご」関連のコメントはしないでください。との記述がある。
当たり前だが、コメントは他の視聴者だけでなく投稿者にも見られ、伝わる可能性のあるものである。コメントする際は気をつけて投稿しよう。

コンテンツ閉鎖について

2019年 3月23日、公式 Twitter上にて突然「犬丸芝居小屋のコンテンツを閉鎖」することが発表された。以下はTwitter アカウントよりツイートを引用したものである。（一連のツイートの引用に際しては、メンバーの犬丸梅吉氏より直接許可をいただいております。）

犬丸芝居小屋＠inumaru110 3月23日いつも犬丸芝居小屋の作品を見たり聴いてくださりありがとうございます。この度、犬丸芝居小屋に関するコンテンツを3月28日以降順次閉鎖する事にしました。

このような形となってしまい、大変申し訳ありません。「楽しい」を原動力に趣味で活動してきましたが「楽しい」と思えなくなってしまった事、犬丸、丸井の体調不良、それらを考慮し４人で話し合いを重ねた結果このような形としました。作品を見たり聴いたりして今後を楽しみにしてくださっていた皆様には大変申し訳ございませんが、ご理解いただけますと幸いです。

ミクさん、リンさん、レンさん、グミさん、今まで本当にお世話になりました。犬丸芝居小屋は復活しません。また、個人が別の名前で作品を作ったりすることもありませんが、ボーカロイドの皆さんの更なる活躍を祈っています。本当にありがとうございました。

また、今まで多くの方からたくさんのあたたかいお言葉をいただきました。私たちの作品を見てくださり、聴いてくださり、そしてあたたかいお言葉をたくさんいただくことが出来て、本当に嬉しかったです。ありがとうございました。

投稿動画やCD収録音源などについて、web上や誰でも見ることのできる場所などへの転載はおやめください。個人で楽しむ範囲でお願いいたします。

(保存して一人で楽しんだり、友だちと一緒に見たりして楽しむのはOKです。誰からでも見れるようなところへ転載するのはおやめください。実は作品見るだけでもだいぶしんどいです。何卒何卒よろしくお願いします。by丸井)
この声明以前から、参加予定であったイベントであるボーカロイドストリートへの急な不参加が発表されたり、犬丸や丸井の体調不良を思わせるツイートがありファンからは心配の声が上がっていたが、上記のような結果となってしまった。なお、コンテンツの閉鎖については「くるりんご」のコンテンツもと別のアカウントでツイートされている。
こうなってしまった経緯については「大ごとにしたくない」というメンバーの意図を汲み、ここでは詳細に記述することを避ける。どうしても何があったか気になる方は、この記事の掲示板を遡って読むと良いだろう。

そして、３月２８日当日の深夜、メンバーによる最後のツイートが投稿された。

古谷新@arata aafuruyaaa 3月28日梅吉が楽しそうに音楽作ってたことも、設定考えていたことも、イラストの勉強してたことも知ってるし、丸井が4人の活動を喜んでいたことも、特に梅吉との合作を楽しんでいたことも知ってるし、キラキラしてた時間をぼくはずっと忘れないよ！同じように楽しんでくださった皆様のことも忘れない！

ただただ楽しかった！利益なんて考えたことなかったけど、もし利益が出ても募金だよなってみんな同じこと考えてたことがあって、ぼくはこのメンバーで活動できたことを誇りに思います！作品のことしか頭になかった。だからこそ、その作品に向き合うことのできなくなってしまった2人に掛けられる言葉が見つからないけど、そこはこの古谷の出番でしょう！きっと2人を元気付けてみせましょう！！！だから皆様はどうか、梅吉と丸井の作品を大切にしていただけたら幸いです！

いままでありがとうございました！このツイートでおしまいです！どうか、お元気で！古谷新でした！

犬丸芝居小屋＠inu maru 110 3月28日夜分遅くにこんばんわんこ。犬丸梅吉です。私たちの趣味に付き合ってくださり、ありがとうございました！あたたかいお言葉をたくさんありがとうございました！ファンアートもありがとうございました！ほんとにほんとに、ありがとうございました！皆さまに、感謝感激雛あられ！！　犬丸梅吉

犬丸芝居小屋＠inu maru 110 3月29日というわけで、犬丸芝居小屋閉幕します！！今までありがとうございました！！！（丸井

以下、消える直前の最後の公式アカウントのツイッタープロフィールより引用。

弥生の月に皆様と出会い、そしてお別れとなりました。とりあえず、楽しかったです！神様のような皆様に出会えて良かったです。私たちは進むと同時に、皆様の笑顔と幸を願っています。ありがとうございました！

2019年 3月29日 0時0分、全動画とpixiv作品を非公開へ。「氷の世界」投稿からちょうど４年、その活動に幕を下ろした。

なお、閉鎖については「順次」とある通り、関連コンテンツの全てが一斉に閉鎖したわけではない。全てのコンテンツが完全に閉鎖する時期については不明。
→2019年 11月29日ごろ、全ての関連コンテンツ及びアカウントが一斉削除された。
現在の犬丸芝居小屋コンテンツの状況は以下の通り。
- 動画作品：全て非公開→2019年 11月29日ごろ、全ての投稿作品のタイトルを「ありがとうございました」に変更の上、動画を非公開から削除へ。投稿者アカウントも削除。なお、予告がなかったため正確な日時は不明。
- ツイッターアカウント：全て削除
- Pixiv：作品は全て非公開、アカウント自体は残存アカウントごと完全削除
- CD グッズ通販：BOOTHは非公開→削除。Amazonは「絡繰式ラボ(通常版)」のみ販売中。２０１９年１２月末ごろを持って在庫切れのため、全てのCDが公式での販売を終了した。
- iTunes配信：終了
- LINEスタンプ配信：終了（LINEスタンプのアーカイブ自体はこちらから見られる）
- 現状残っている犬丸芝居小屋コンテンツは、非公式手描きMAD及びニコカラのみとなる。

以下は、削除される直前に変更されたであろう『氷の世界』の説明文。

今まで私たちの「好き」を原動力につくったものを見て、聴いて、温かい言葉をたくさんくださり、ありがとうございました！風邪などひかれませぬようご自愛ください！お元気で！さようなら！

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