真月零とは、『遊☆戯☆王ゼアルII』の登場キャラクターである。
CVは日野ちゃまこと日野聡。
遊馬くん!この記事にはネタバレが書かれているようです! ここから下は自己責任で読んでいただくようお願いします! |
よかれと思って概要を紹介です
WDC優勝者である、九十九遊馬の大ファンであることを公言する謎の少年。
初出は遊☆戯☆王ゼアルII第2話。「バリアン」との戦いに想いを馳せる遊馬達を遠くから眺めているシーンで登場。
続く第3話にて遊馬の通う学校に転校生として現れる。
「良かれと思って」が口癖だが、今のところ彼が良かれと思った行動が「良い」結果をもたらしてはおらず、いずれも役に立とうとして全て空回りしたり裏目に出てしまっている。その為、当初も遊馬ははた迷惑に感じていたが、(零が純粋に好意でやっている事である為か)心底嫌がっているわけではないらしい。
そんな中、学園に来たプロデュエリスト・片桐プロとのデュエルを切望する遊馬の願いを叶えるべく「良かれと思って」行動したものの「バリアン」の手に落ち、遊馬を付け狙う片桐から守ろうとしたが彼のン熱血指導ゥデュエルでフルボッコされてしまう。
その後駆けつけた遊馬が片桐とのデュエルに挑むが、彼のン熱血指導ゥデュエルの猛攻を受ける様に耐え切れず自ら身をさしだそうとする。(その直後、遊馬に引きとめられたが)
それを機に彼は遊馬から仲間として認められることとなった。
その後も目立った行動や活躍が特に無かった彼だが、やがて遊馬がアリトをデュエルで破った後にはよかれと思ってトドメを刺しました!な展開を匂わせる描写やアリトのダイイング・メッセージから怒りに燃えるギラグに目を付けられ、遊馬とタッグデュエルを行うことになる。
そしてその実力は、遊馬が青ざめるほどにド素人といっても差し支えなく、よかれと思って起こした行動が遊馬の足をことごとく引っ張ってしまう・・・ にも関わらず、満身創痍の身で自らを案じてくれる遊馬に感銘を受けた真月は、ついに「バリアンズ・ガーディアン」としての正体を明かす。(真月に曰く、ギラグ達とは違う「善のバリアン」らしい。)
その後、遊馬に『RUM(ランクアップマジック)-リミテッド・バリアンズ・フォーズ』のカードを託すことで『CNo.39 希望皇ホープレイV』を発現するきっかけを与え、勝利を掴んだ。
ちなみにこのとき、バリアンズ・スフィア・フィールド内は眩い光で満ちていた為、フィールドの外から観戦していた鉄男や小鳥達は真月の正体を現状知らないままである。
(尚、ギラグ戦で下手なデュエルを展開していたのは遊馬の人柄を見極めるためにワザと初心者を装っていたのか、それとも元々デュエルがあまり得意ではないのかについてはハッキリしていない。)
本性を現した途端に声が低くなっては、遊馬を呼び捨てで呼んだり、勝手に遊馬を部下とするなど普段のおっちょこちょいな姿とはあまりにもかけ離れているため、普段の姿とバリアンズ・ガーディアンの二重人格と見えなくも無いが、どうやら普段は猫を被っているだけにも見える。
また、これらの事実を明かした後も依然としてアリトを闇討ちした件については真相が結局不明瞭のままであり、さらにはアストラルに対しても自らの正体を隠したままとするなど、まだ更なる本性が見え隠れするように映る。
そして真月が「最も危険なバリアン」と評する存在・ベクターが出現すると彼はベクターへの対抗策として遊馬に新たなカードを授ける。その結果、遊馬はベクターに勝利を収めるも、なんとベクターは遊馬をリアルファイトで捕縛しようとするが、そこへ真月がよかれと思って割って入った事で真月はベクターに拉致され、共にバリアン世界へと去っていく。
その後、遊馬がベクターの預けたカードでアストラル世界の飛行船を稼動させ、バリアン世界へやってくるとベクターは遊馬と再度デュエルを行うのだが、真月はというと死に体の状態でベクターの足元に転がっていた・・・
しかし、ベクターとの初登場時に真月がベクターとスフィアフィールドで対峙していた経緯が不明瞭である事に始まり、後にベクターがナンバーズカードを遊馬へ預けることになる呼び水として彼とのデュエルに勝利を収めたきっかけが真月の与えたカードである事、ベクターが真月を捕えるまでの過程など、怪しさを匂わせる部分も少なくないとされ、さらにバリアン世界で遊馬と対峙したベクターの足元にいる真月が現段階では本当に真月本人であるのか確認できない(バーサーカーソウルの一件で羽蛾が遊戯に見せびらかしたニセAIBOカード(ゴキボール)のように、あの真月はダミーや幻影である可能性もある)ため、一部では真月とベクターの間には何らかの関係があるのかもしれない(または、敵同士と見せて裏で繋がっている)、という推測も立っている。
上述のアリトやギラグとの一件も合わせ、人間界へやってきた彼の真の目的は、一体何なのか・・・?
いずれわかるさ。いずれな・・・
余談だが、中の人は遊☆戯☆王デュエルモンスターズGXの神楽坂を演じている。
そこではデュエル後に主人公のモノマネを本人に駄目出しされ、演技指導されるというある意味シュールなやり取りで締めくくっていた。
いずれわかったネタバレ(要反転)
上記の通り疑わしい点がだんだんと明らかになっていく中、サルガッソでのデュエルにてベクターが遊馬の攻撃を受け姿を消し、起き上がった真月がおもむろに高笑いを始めると、本性を現した真月はなんとベクターとして語り始め、真月という存在は最初から存在しない、という事実を叩きつけることで遊馬を驚愕させた。「ZEXALⅡ」初期から真月零として活動し、遊馬と意気投合する姿勢を見せたのもバリアン製カードを持たせるため、そしてこのときのための入念な下準備だったようである。
「バリアンズ・ガーディアン」としてバリアンの敵対勢力を名乗ったり、「バリアンは悪の世界ではない、正義を重んじる善のバリアンもいる」などと発言したのも、遊馬の信頼を得る為の作り話に過ぎないようだ。
(いずれ本当に出現する可能性も否定できないが。)
そして真月がベクターとしての本性を現すまで、ベクターのCVを担当するキャストがEDクレジットに記載されていないのも、ベクターと真月が同一の存在である事を伏せるための措置である事も明らかになった。ちなみにベクターも真月と同様、日野聡が担当している。
もっと詳細な内容は「ベクター(遊戯王ZEXAL)」を参照。
なお、遊馬とデュエルを行ったベクターが自身(真月零)の分身体という事実を明かした直後の悪い顔をした真月は、視聴者達からよかれと思って「真ゲス」という通称で呼ばれているらしい。
ニコニコ動画において
初登場時の振る舞いから彼の立ち位置が前(々)作の5D'sの下っ端プラシドポジ説を始め、ルチアーノ説、大好きブルーノちゃん説などではないかと囁かれていた。
また、「初登場時から主人公と意気投合するキャラクター」という位置づけも過去のシリーズで見られた例だが、ヨハンのように遊馬とはラストまで親友として共に闘い続けるのか、はたまたブルーノちゃんのような結末が待っているのか、或いはそのどちらでもない展開が飛び出すか、視聴者の間で早くから話題を集めていた。
そしてその結果というと・・・
遊馬や歴代主人公に負けず劣らない独特の髪形に始まり、上述の行動や言動など結構弾けたキャラではあるが、本格的に初登場した回ではゲストキャラ(と思われる)プロデュエリスト・片桐プロによる中の人の弾けぶりに持っていかれてしまった感がある。
視聴者達があまりにもIVを銀河美少年とネタにしたからスタッフがファンサービスしてくれたのだろうか。
そんな中、遊馬との初会合シーンやプロデュエリストのン熱血指導ゥデュエルで傷ついた遊馬を庇うために彼が言った「僕が何でもしますから!」発言が一部ネタとなっている模様。
もっともこの発言をネタに掲示板を荒らすと、イリアステルがやってきて書き込んだレスやアカウントをニコ百から除外されてしまう危険があるので、発言は空気を呼んだ上で、自己責任でお願いする。
僕に関する関連項目ならなんでも追加しますから!
- 遊☆戯☆王ゼアル
- 日野聡
- 九十九遊馬
- 片桐大介
- いずれわかるさ。いずれな
- ベクター(遊戯王ZEXAL)
- No.104 仮面魔踏士シャイニング
- 顔芸 / お茶の間の良い子号泣シリーズ
- 真ゲス
- 遊戯王関連項目の一覧
- 6
- 0pt