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秋葉流(あきば ながれ)とは、漫画『うしおととら』の登場人物である。別名ヒーローババーン。
潮は「流兄ちゃん」と呼んでおり、読者からも兄貴キャラとして「流兄ちゃん」と呼ばれることがある。
概要
うしおとの出会いは第十八章から。人間とともに行動し協力して戦っているというとらに興味を持つ。初めはそんな妖怪がいるわけがないと、とらが何かを企んでいるのではないかと勝負を挑んだ。しかしその戦いで敗れ、うしおととらの関係を直に見たことで、以降は仲間として頼れる存在となった。特にうしおは秋葉流のことを頼れる兄貴分的存在として全幅の信頼を寄せた。
非常に飄々とした性格をしており、伝承候補者でありながら登場した当初から獣の槍にはあまり関心がない。修行中でもフラフラしており、もう一人の候補者である杜綱悟に対しては「別に獣の槍なんてどうでも良い」と候補者らしからぬ言動をしている。しかし、逃げ回っているように見せかけて実は結界を張っている、敵の持つ特性を分析して有効な戦術を組み立てるなど、戦いの中で見せる頭脳プレーが実は持ち味。自身の持つ強力な必殺技として月輪(がちりん)を得意とする。
単行本の巻末のおまけクイズではスタイリッシュにバイクを乗りこなす姿を披露。ツール・ド・フランスにて本人と思しき人物の姿が確認されたが、真相は闇の中である。巻末クイズの影響か、このスタイリッシュな乗り方をしている人物の動画・静画が、バイク自転車問わず「流兄ちゃん」と呼ばれ、「秋葉流」のタグがついている。
これより先は見てはならぬ物語
「…ワリィなァ…"NO"だよ、うしお…」
白面との最終決戦に入った第四十五章「雨に現れ、雨に消え」では、うしおととらを裏切って白面の者につくという衝撃的な展開となる。
守矢の車に乗るうしおととらの前に立ちふさがったり、仙嶽では、うしおととらに出会い頭いきなり孤月を放ってきたりと、ことごとく2人の行動を妨害し続ける。そこには、かつてうしおが信頼を寄せた飄々とした笑顔はなかった。
天才ゆえにいつも本気を出すこともなく人生を退屈に過ごしてきた彼が望んだことは、とらとの真剣勝負だったのである。とらに敗れた流は、自分を取り戻し、満足しながら逝った。
関連動画
関連項目
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