素とは、以下のことを表す。
人名
漢字として
素
- Unicode
- U+7D20
- JIS X 0213
- 1-33-39
- 部首
- 糸部
- 画数
- 10画
- 意味
- 白絹、白地、純白、無地の、もともとの、生地のまま、もとから、前から、平素、まこと、飾りのない、手紙、精進料理、空(から)、空位、虚しい、(愫と通じて)本心、(傃と通じて)向かう、という意味がある。
- 〔説文解字〕の本字は𦃃で、〔説文・巻十三〕に「白の緻(きめこま)かき繒(きぬ)なり」とある。
- 字形
- 諸説ある。
- 〔説文〕は糸+𠂹(垂)の会意とし、「其の澤を取るなり」と、水分を含んで垂れるとしている。ほかに垂声の形声説(〔説文解字注箋〕)、糸の上部の結んだの象形であり、染め残されて白い部分の意とする説(白川静)などがある。
- 音訓
- 音読みはソ(漢音)、ス(呉音)、訓読みは、もと、もとより、しろぎぬ。名のりに、しろ・すなお、などがある。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校5年で習う教育漢字である。 JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 部首
- 素は〔説文〕では部首である。ほかに、𦅽、䋤、𦆾、繛、𦅻(緩)が属す。
- 声符
- 素を声符とする漢字には、傃、嗉、𤠚、榡、𩝥などがある。
- 語彙
- 素衣・素謁・素王・素娥・素願・素寒貧・素月・素材・素餐・素地・素質・素手・素秋・素書・素食・素心・素心蠟梅・素描・素風・素服・素木・素朴・素養・素履・素練
異体字
- 1
- 0pt
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