習甦(しゅうそ)とは、竹内章が作成したコンピュータ将棋ソフトウェアである。
概要
習甦と言う名前は分解すると「羽」「白」「更」「生」となり、羽生さんから白星を積み重ねたいとの事。
(元々は別の意味があったそうですが)
2013年3月23日、プロ棋士からの初勝利を賭けて第2回 将棋電王戦にて、阿部光瑠四段と対局。後手番で一手損角代わりの戦型となり、序盤から終始阿部四段を攻め立てたものの、終盤にかけて攻めが切れたところを咎められ、挽回できずに113手で投了した。
第1回将棋電王トーナメントで5位入賞したことで、第3回電王戦への出場権を獲得。
手厚い指し回しで菅井竜也五段に勝利し、雪辱を果たした。
第2回将棋電王トーナメントでは決勝トーナメントに進出するも、やねうら王との対局で敗北を喫してベスト4入りを逃し、続く5位決定戦でもAperyに敗北。
電王戦FINALへの本戦出場は叶わなかったが、ゲスト出演は果たしており、第1局のコンピュータ画面(マルチアングル4番画面)にて評価値の算出および、習甦自身が探索した予想手を表示している。
世界コンピュータ将棋選手権での成績
世界コンピュータ将棋選手権には第18回から参加。
第19回から5年連続で決勝に勝ち上がっている。(第21回は決勝シード)
電王戦でMVPを取った直後の第24回大会ではPCの不調もあり機能を制限して臨むことになり、これが大きかったのか2次予選で敗退した。
第18回 2次予選7位
第19回 決勝8位
第20回 決勝2位 アピール文
第21回 決勝3位 アピール文
第22回 決勝5位(電王戦出場) アピール文
第23回 決勝7位 アピール文
第24回 2次予選14位 アピール文書
関連動画
関連生放送
関連項目
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