能登とは、JR西日本が運行していた急行列車である。1975年3月10日運行開始、2010年3月13日定期運行終了。
概要
JR西日本が489系車両で運行していた急行列車であり、上野駅~金沢駅間を結んでいた(※なお、1993年3月18日より2001年3月3日までは福井駅まで運転されていた)。
寝台特急である「北陸」の補完を兼ねていたが、その「北陸」の存在の為に利用者は緩やかにだが減少傾向だった。
(能登号はJR東日本の区間を走行するが、JR西日本金沢列車区所属の車掌が全区間担当していた)
この「能登」に使用されている489系はJR東日本の「ホームライナー鴻巣・古河」に間合い運用で入っていた他、車体には「日本国有鉄道」の銘板がしっかり残っている。
「能登」は使用している489系の老朽化や利用者の減少などによる廃止の噂が絶えず、遂に2010年3月のダイヤ改正に伴ない寝台特急「北陸」と共に廃止された(ソース、プレスリリース(JR西日本))。
週末や繁忙期には臨時急行電車として運転されていたが、2012年3月以降は運行されていない。
※なお、列車の写真を撮る際は一般のお客様の迷惑にならないよう、ルールをきちんと守りましょう。線路内立ち入りや罵声などの迷惑行為はダメ。ゼッタイ。
3月13日以前の「能登」データ
- 車両:489系
- 会社:JR西日本
- 運用線区:東北本線・高崎線・上越線・信越本線・北陸本線
- 運用区間:上野駅~金沢駅
- 運転期間:1975年3月10日~2010年3月12日
- 全車禁煙
- 停車駅
駅
名上
野大
宮熊
谷高
崎直
江
津糸
魚
川泊 入
善黒
部魚
津滑
川富
山小
杉高
岡石
動津
幡金
沢 - 編成図(上野⇔金沢、長岡~金沢間は逆向き)
1号車 2号車 3号車 4号車 5号車 6号車 7号車 8号車 9号車 W指定 指定席 指定席 グリーン 自由席 自由席 自由席 自由席 自由席
臨時「能登」運転日
2010年10月時点での運転日は10月1,2,8~11,15,16,22,23,29,30日、11月5,6,12,13,19~23,26,27日、12月3,4,10,11,1718,23~31日、1月1~3,7,8,14,15,21,22,28,29日、2月4,5,11,12,18,19,25,26日となっている。
2012年3月以降は運転されておらず、夏季シーズンの運行も設定されなかった。
なお、臨時「能登」で使用される車両は6両編成の485系(JR東日本新潟車両センター所属)へ変更され、ボンネットタイプの489系ではない。
とある雑誌の取材によると使用されていた485系(JR東日本新潟車両センター所属)が2012年3月ダイヤ改正時に「能登」のコマを削除した幕に交換したとあるため急行「能登」はもう見ることはできないのかもしれない
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関連項目
北陸へ向かう特急・急行 |
雷鳥・サンダーバード─しらさぎ─はくたか─北越─北陸─能登─ひだ |
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