船場吉兆とは、
1.アニメのタイトルを偽装してアップロードしている人物
2.かつて存在した吉兆グループの料亭
である。本稿では、双方について記述する。
1の概要
船場吉兆は主に、他の人がアップロードしたものを保存し、それをタイトルに船場吉兆 ○品目というタイトルでアップロードしている。特に現れる可能性の高い時間帯は運営のマークの甘い23:00~である。
由来は2の料亭が起こした一連の偽装事件だと考えられる。
2の概要
高級料亭として知られる吉兆グループの内、船場本店を中心に大阪・中央区と福岡で店舗を展開していたのが船場吉兆である。
2007年頃から賞味(消費)期限偽装、産地偽装、無許可酒造等の不祥事が相次いで発覚。2008年1月に経営陣を変え、2店舗を閉店して営業を継続したが、食べ残しの再提供(使い回し)をしていた事が発覚し、2008年5月25日を以て全店閉店し廃業となった。尚、使い回しは4店舗総てで行われていた。
この事が切っ掛けとなり、吉兆グループは共同で食品監査を行うコンプライアンス委員会を設けた。
ささやき女将
一連の偽装問題を会社側は「パートによる独自判断」と当初説明していた。しかし、後にそのパートから「この指示は店長によるもの」という告発と事故報告書に虚偽の記述を強要されたことを暴露された。当初は事件に関して否定していた経営陣も、これを受けて関与を認める会見を行うこととなった。
この会見の際に、女将が彼女の長男にあたる人物に小声で「頭が真っ白になってしまい」など囁いて指示していた声をマイクが拾ってしまい、会見でさらに叩かれて企業としての信用も失墜する事件が起こった。
この一件によって店への予約のキャンセルがさらに相次ぎ経営が悪化。後の自主廃業へとつながった。
謝罪会見での悪い例としてもこれが一例として語られている。
お笑いの世界では高く評価(?)され、ビートたけしは「ありゃあコントだよ。それをホントにやられちゃかなわない」とコメントし、「たけしのエンタメ賞」の特別賞を授与(弁護士から受賞辞退の連絡があったらしい)。太田光は「平成で一番笑った」と絶賛してたびたびネタに取り上げ、挙句は「料理を使い回した料亭のネタを使い回す芸人」と自虐ネタの巻き添えを食わすに至った。騒動から10年ほど経って、女将は爆笑問題の番組にもたけしの番組にも出演している。
関連動画
詳しくはこの動画を見れば非常に解りやすい
「ささやき女将」の記者会見は、後にバラエティ番組などでパロディの対象になっている。
アニメでは「gdgd妖精s」の2期第1話でパロディが登場する。
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