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船越英一郎（1960年7月21日～）とは、日本の男優である。本名は船越栄一郎（読みは同じ）。
父は俳優の船越英二、母は女優の長谷川裕見子、元妻は女優の松居一代。
2時間ドラマ、サスペンスドラマへの出演が非常に多く、通称は「2時間ドラマの帝王」、「サスペンスドラマの帝王」、「崖」などがある。
概要
父親の船越英二は自身が経営する旅館を息子の英一郎に任せようとするが、これを拒否して俳優の道に進むことになる。（旅館は妹が継いだが妹は2010年に自殺、旅館も2009年に閉館している）
1982年に本名の船越栄一郎でデビュー、その後97年に現在の船越英一郎に改名した。
2001年には松居一代と結婚するも、船越の両親には結婚を許されず、特に父の英二は松居と険悪の仲だった。
一般的な俳優よりも2時間ドラマの出演が圧倒的に多く、逆に連続ドラマでは出番が一話限りであったり、特別出演の場合も多い。
そのため上にも書いた通り「2時間ドラマの帝王」の通称が付いた。またその2時間ドラマでも主演を務めることはそれほど多くはないが、逆に準主演といえる役柄で存在感を見せる。
とはいえもちろん主演もあり、2時間ドラマでは日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビすべてで主演作がある。
サスペンスドラマなどでは物語の終盤に犯人を崖に追い詰めるシーンが目立ったため、しばしば「船越＝崖」という認識が広まってしまい、現在ではグーグルなどで「2時間ドラマ 崖」で検索すると上位に船越の名前が出てくるまでに至っている。
意外にもアニメ・漫画好きであり、自宅に大量の漫画やアニメDVDを収集しては妻の怒りを買いそうになっているのだとか。その縁か週刊少年「」という番組では10人の大物漫画家と対談し、特に1回目の荒木飛呂彦とは同い年ということもあってかとても楽しそうに語り合っていた。
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