概要
1949年大牟田市に生まれる。手塚治虫に感銘を受け漫画家を目指し、1969年に「ルルとミミ」でデビュー。70年代に「ポーの一族」がヒットし、売れっ子になる。
SFやファンタジーの要素を取り入れる、少年を主人公にする、同性愛を扱うなど少女漫画に革命をもたらし、竹宮惠子や大島弓子らと共に「花の24年組」と呼ばれるようになる。後に少年誌でも連載を行い、幅広いジャンルで作品を発表している。一時期引退を考えていたが、東日本大震災を受け引退を延期し原発事故を題材にした「なのはな」を発表、その後も創作活動を続けている。
親は厳しく、特に母親は教育ママだったため漫画を禁止され、漫画家として成功してからも認めてもらえず確執があった。作品には親子の葛藤を描いたものが多い。
影響
「ポーの一族」「トーマの心臓」では同性愛(少年愛)を描き、竹宮惠子の「風と木の詩」と並んでボーイズラブの元祖とも言われている。またギムナジウム物が認知されたのも彼女達の影響が大きい。
主な作品
太字は大百科に記事があるもの。
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関連項目
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