藍ます!とは、Tookato制作のNovelsM@sterシリーズである。2012年12月12日に第1話となる「高森藍子、働きます!」が投稿されて以降、現在に至るまで断続的に制作されている。
概要
アイドルマスターシンデレラガールズのアイドル「高森藍子」を主人公とした一話完結型のコメディであり、事務所内でのたわいない日常を基本としつつも、モバマス・デレステのメタネタや他作品のパロディネタ、現実の風刺ネタなどが数多く取り入れられ、全編に渡ってカオスな世界観が形成されている。
加えて、一応の最終回であった(はずの)21話以降は、スターシステムを取り入れた特別編も多く見られるようになり、それらの回では、普段の設定とは異なった独自のストーリーが展開されている。そのため、初見の視聴者には単発ものの動画だと勘違いされることもあるとかないとか……。
新SRや新曲など、原作内で藍子に何か新しい動きがあった際には、それをネタにしたシリーズの新作が投稿される。視聴者の祝福のコメントで画面が埋まることもあり、アイドルの成長をリアルタイム(+2週間~3ヶ月)で感じられる点も魅力の一つである。
しかし、動画制作とのタイミングでうまく足並みがそろわないこともあり、そのような場合には、話とまったく関係ないところで唐突に新イラスト(または新曲)が挿入されるといった強引なストーリー展開が繰り広げられることもある。ネオジオCDのローディング画面を眺めているときのような寛容な心を持って笑い飛ばしてあげよう(例:43話)。
登場人物
レギュラーメンバー
- 高森藍子
- シリーズを通しての主人公。原作のキャラクターよりパッション成分がかなり多めに配分されており、自己アピールのためなら手段を選ばない。過去にタイムスリップした回では、自分をアニメの主役だと言い張ったことも(38話)。しかし、根っこの人の良さはあまり変わらないため、楓や友紀からはしばしばいいおもちゃにされている。ちひろからはカモにされている。本人が考案した挨拶である「藍ます~!」を隙あらば流行らそうしているが、この狭いコミュニティの中ですら浸透している様子は見られない。特技はカード化と雑コラ。表情差分の枚数には厳しい。
- 渋谷凛
- 藍子の友人。レギュラーメンバーの中では割と常識的な性格のため、藍子同様苦労が多い。愛犬のハナコを溺愛しているが、そのハナコは、第14話にてちひろに特別製のエナドリを飲まされて以来、一日に30キロの散歩を要求するゾンビ犬となってしまった。しかし、凛本人はたいして気にしていないようである。関連人物としてfig凛(後述)がいる。
- 神崎蘭子
- 藍ます!の良心。動画の締めに颯爽と登場し、「闇に飲まれよ!(お疲れさまです!)」という決め台詞を放つネタが定番となっている。その役柄のためか、ほかのレギュラーキャラと比べて本編中の出番がやや少ない傾向にあったが、第41話においては主役の座を藍子から奪い取った。原作の蘭子の標準語が年を追うごとに上達していったのに対し、こちらの蘭子は回を追うごとに熊本弁の訛りがひどくなっている。
- 姫川友紀
- キャッツ狂。どんな話であろうがどんな場面であろうが野球のことしか話さない。ときメモ回(24話)でも野球をしていた。けもフレ回(44話)でも野球をしていた。野球回(6話、25話、45~47話)ではもちろん野球をしていた。CDデビュー回(21話)のライブでは、いまだ持ち歌がなかったため野球ものまねでその場を取り繕った。主食はビール。特別編でのかませ役率はクロマティの通算打率よりも高い。
- 高垣楓
- お酒とダジャレの人。アル中でありガチャ中毒。同じ酒飲み仲間の友紀と組んでは、事あるごとに藍子をおもちゃにしている。ちひろからはカモにされている。原作のクール成分が完全に抜けきってしまっており、ミステリアスな側面は微塵も感じられない。しかし、その圧倒的なスペックゆえか、特別編では強キャラ役をあてがわれることが多い。作者の別シリーズであるかえみゆノベマスとの関連性は不明。……不明。
- 安部菜々
- 遠い星からはるばるやってきてはなぜか千葉に帰っていくウサミン星人(17)。最初期の4話から登場しており、準主役級の回が複数回あるにもかかわらず、人数の関係で出たり出なかったり出たり出なかったりしている不遇の名誉レギュラー(17)。出始めは藍子の師匠ポジだったが、そんな設定はなくなった。南アフリカでメイド喫茶を成功させた経験有り。ちひろに借金有り。
- 千川ちひろ
- 女神。ほとんどの回において、主人公である藍子よりもストーリー上重要な立ち位置にいることが多く、影の主役ともいえる。原作に基づき、肩書きの上では事務員であるが、やっていることはプロデューサーであり、実質的には社長であり、さらに言えばマフィアのボスである。藍子たちに対してあの手この手で課金を勧めては、給料を事務所に還元させている。頼もしい味方になることもあればラスボスになることもある。たいていはラスボスになる。
準レギュラー・主なゲスト
- 堀裕子
- 天然もののサイキッカー。超能力ネタが欲しいときに都合よく出てきては失敗して帰っていく。テレポーテーションや時間移動など何気に大がかりな能力を使うが、スプーンを曲げた描写はいまだ出てきていない。凛いわく「頭ユッコ」。
- fig凛
- どういうわけか自我を持ってしまった凛のfigma(2013年2月発売)。驚異的な身体能力を持つ。本人以外は凛との違いを見分けることができない。
- 綾瀬穂乃香
- フリルドスクエアのぴにゃ係。最近になり、ぴにゃこら太関係のストーリーにてじわじわと出演回数を伸ばしている。
- 中野有香、水本ゆかり、椎名法子
- ゆかゆかのりこ。野球の人数が足りないときに駆り出される。詳細はゆかゆか!を参照のこと。
- 新田美波、鷺沢文香、相葉夕美、橘ありす
- アインフェリア-1。第39話において藍子と徒党を組んで以来、何かと集団で押し寄せてくるようになった。
- 大石泉、村松さくら、土屋亜子
- ニューウェーブ。第45話~第47話において野球の人数が足りなくなったため、作者のアイマス教養講座から駆り出された(ニューウェーブスと学ぶNew Wave)。
各話リスト
関連動画
関連項目
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