- プロ野球選手一覧 > 藤嶋健人
藤嶋健人(ふじしま けんと、1998年5月8日-)とは、愛知県豊橋市出身のプロ野球選手(投手)である。現在は中日ドラゴンズに所属。
概要
中日ドラゴンズ #54 | |
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藤嶋健人 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 愛知県豊橋市 |
生年月日 | 1998年5月8日 |
身長 体重 |
177cm 85kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投右打 |
守備位置 | 投手 |
プロ入り | 2016年ドラフト5位 |
経歴 | |
プロ野球選手テンプレート |
名門・東邦高校では打者としての活躍が目立った。1年夏から甲子園デビューし、帽子を飛ばしながら闘志剥き出しで投げる姿がメディアの注目を集める。3年春のセンバツ、夏の甲子園では主将・エース・主砲を務め、特に3年夏では1回戦でサイクルヒットを越える1試合1本塁打1三塁打2二塁打を記録。故障を抱えながらの出場だったため投手としては散々な結果だったが、2回戦でも2打点を挙げ7点差からの逆転サヨナラ勝利に貢献するなど、14打数8安打8打点と活躍した。U-18アジア選手権では5回コールドながら完全試合を達成し、野手としても活躍した。高校通算49本塁打。
2016年ドラフト会議で、地元の中日ドラゴンズから5位指名され入団。背番号54。プロでは投手に専念することにした。
中日時代
2018年4月28日の横浜DeNAベイスターズ戦で一軍初登板。6月17日の埼玉西武ライオンズ戦では登板を回避した松坂大輔の代わりに急遽初先発すると、6回を2失点に抑え初勝利を記録した(代役先発での初勝利は史上4人目、球団では濱田達郎以来4年ぶり)。この年は先発・中継ぎ合わせて19試合に登板し、3勝1敗だった。
2019年は年明けに血行障害を患う。手術とリハビリの末7月に一軍昇格を果たすと、主に勝ちパターンとして32試合に登板。21試合連続無失点や二桁奪三振率を記録するなど、飛躍の年となった。
2020年は守護神候補として期待されたが、制球難と飛翔癖を露呈し早々に脱落。26試合の登板で防御率3.91、1勝3ホールド4HP1セーブに留まった。
2021年はシーズンを通して一軍に帯同し、48試合に登板。防御率1.59と復活を遂げたが、ベテランの壁に阻まれ敗戦処理が中心だった。前半戦は被打率が3割前後と悪く、前の投手が作ったランナーは返すが自責点のつく場面は抑える「防御率詐欺」状態だったため、首脳陣の信頼を得られなかった。
プレースタイル
140km/h台前半ながらノビのあるストレートと、鋭く落ちるスプリット・ナックルカーブが武器。奪三振能力が非常に高い選手である。
その他
- 愛称は「アンパンマン」「ふじっしー」など。
- 上原浩治を師匠と仰いでおり、プレースタイルから投球フォームに至るまで酷似している。実際に親交があり、上原の引退後も助言を受けている。
- 2020年に一般女性と結婚した。
- 祖父江大輔・大野雄大の系譜に連なる芸人タイプ。
- 前述の通り打撃に定評があり、プロ入り当初は野手としても期待されていた。2019年に故障した時は野手転向も考えていたという。
成績
- (2021年終了時点)
年度別投手成績
年度 | 球団 | 登板 | 先発 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 勝率 | 投球回 | 与四球 | 奪三振 | 失点 | 自責点 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018年 | 中日 | 19 | 8 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | .750 | 71.1 | 27 | 40 | 29 | 29 | 3.66 |
2019年 | 32 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 14 | .000 | 29 | 7 | 35 | 8 | 8 | 2.48 | |
2020年 | 26 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 3 | 1.000 | 25.1 | 9 | 21 | 11 | 11 | 3.91 | |
2021年 | 48 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 5 | 1.000 | 51 | 13 | 38 | 9 | 9 | 1.59 | |
NPB:4年 | 125 | 8 | 0 | 0 | 5 | 3 | 1 | 22 | .625 | 176.2 | 56 | 134 | 57 | 57 | 2.90 |
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関連項目
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