単語

48件
ソデ
1.0千文字の記事
  • 0
  • 0pt
掲示板へ

とは、衣服において両腕を覆う部分である。

概要

でも和服でも両腕を覆う部分のことであるが、和服の場合には袂を含む。

袖は筒状になっていて、身頃の(袖ぐり)に縫いつけられ、ここから腕を通す。手を出す側を袖口という。袖の長さを袖丈といい、和裁洋裁で基準点が異なる。袖丈について、手首までの長さを長袖、その半分の肘が見えるくらいのものを半袖、肘が隠れるくらいのものを七分袖という。そでのノースリーヴスリーヴレスと呼ばれる。

ノースリーヴのように英単由来のスリーヴスリーブsleeve)も同じ意味で使われることがある。

漢字として

Unicode
U+8896
JIS X 0213
1-34-21
部首
衤部
画数
10画
意味
そで、たもと、ものの両、そでに入れる、そでに隠し持つ、という意味がある。
説文解字〕には褎の字が載っていて、〔説文・巻八〕に「袂なり」とある。袖はその異体字として載っている。
字形
袖は形符は。〔説文〕に「俗に褎、由にふ」とある。
一方、褎も形であるが符は𥝩(スイ)で、音が異なる。古くは𥝩の音で代に至って由の音になったとされる。
音訓
音読みシュウ音)、シュ、訓読みは、そで、そでにする。
規格・区分
常用漢字である。JIS X 0213第一準。2010年常用漢字に採用された。
袖手・袖・袖・袖裏・袖炉・褎然・褏褏

異体字

Unicode
U+890E
JIS X 0212
60-56
部首
衣部
画数
15画
Unicode
U+8896
JIS X 0212
60-57
部首
衣部
画数
14画
𠍡
Unicode
U+20361
部首
人部
画数
13画
𧙏
Unicode
U+2764F
部首
画数
11画

説文〕の本字である褎は、そで、以外にも意味があるので詳しく述べ、その他の異体字についてはこれを列挙する。

褎は、〔説文〕の本字。

そでという意味のほかに、ユウ読みの立なさま、の立なさま、枝葉の成長するさま、進む、という意味がある。

説文〕は𥝩の形としているが、𥝩+衣の会意説もある。

JIS X 0212補助漢字

その他の異体字

  • 褏は、〔集韻〕に褎と同じとある異体字。部分的に由に従う、褎と袖の中間にある字形である。〔前漢書〕に使用例がある。JIS X 0212補助漢字
  • 𠍡は、〔漢語辞典・異体字表〕にある異体字。
  • 𧙏は、〔直音〕に袖と同じとある異体字。

関連項目

【スポンサーリンク】

  • 0
  • 0pt
この記事は自動でリンクされないように設定されています!
記事編集 編集履歴を閲覧

ニコニ広告で宣伝された記事

いい大人達(ゲーム実況者) (単) 記事と一緒に動画もおすすめ!
提供:
もっと見る

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

お絵カキコがありません

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

ピコカキコがありません

1 ななしのよっしん
2013/06/19(水) 01:30:13 ID: f7khM+XFk7
ザギザなんか嫌いだしぃ
👍
高評価
0
👎
低評価
0
2 ななしのよっしん
2013/06/19(水) 01:37:25 ID: BhAMnfQsrS
>>1
に戻れ
👍
高評価
0
👎
低評価
0