近藤誠一とは、競技麻雀のプロ雀士である。最高位戦日本プロ麻雀協会所属。
概要
自団体のトップタイトルである最高位を通算4期獲得するなど2010年代の最高位戦を引っ張るプロ雀士であると同時に、33歳でのプロデビュー、49歳での初最高位戴冠と、遅咲きのプロでもある。サウスポー。
- 1963年、兵庫県尼崎市生まれ。
- 1988年に一度最高位戦のプロテストを受けるが不合格、しばらく予備校講師を勤め麻雀から離れる。
- 1997年に再び最高位戦の門を叩き、22期生として入会。同期に村上淳や渡辺洋香など。
- 2004年に最高位戦Aリーグ初昇級
- 2012年に最高位初戴冠
- 2018年、Mリーグ発足時にセガサミーフェニックスから2位指名を受け、2022-23シーズンまで現役Mリーガー。
- Mリーグの2022-23シーズン終了後にMリーガー「勇退」を発表、即ちフェニックスとの契約満了……となったが、同時にセガサミーフェニックスの「監督」に就任するとも発表された。今後はMリーグ初のプロ雀士監督としてチームの「お父ちゃん」役を続行することとなるようだ。
名実ともにトッププロではあるが、私生活では家賃65000円のアパートに20年以上住み続け、彼女いない歴15年を越え、ビールと温泉を愛する中年の星。見た目が俳優の梅沢富美男に似ていることから、近藤の勝ち試合などをして「夢芝居」と呼ばれることも。
雀風
『大きく打って大きく勝つ』がモットー。ひたすらに高めを目指すゆえに、近藤以外は選ばないようオリジナルな選択を度々見せ、そこから高打点を作り上げるスタイルは唯一無二。サウスポーながら滑らかな所作とも相まってファンが多い。また、特に気合が入っている時のツモ和了の際には「カッ!」と声が漏れる。
同じ団体の先輩だった飯田正人プロになぞらえて「大魔神の系譜」と呼ばれることもあるが、「打点より良形を求める飯田、打点追求の近藤」「チートイツは嫌いな飯田、チートイツ好きの近藤」と、その雀風は結構違いがある。
獲得タイトル
関連動画
YouTubeの「麻雀スリアロチャンネル」などに近藤プロの名場面動画が複数。ニコニコではMONDO TVの麻雀プロリーグを有料(一部無料)で視聴できる。
関連リンク
関連項目
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