違とは、違うという漢字である。
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漢字として
- 意味
- 行き違う、巡る、違う、背く、従わない、去る、離れる、邪悪、あやまち。
- 〔説文解字・巻二〕には「離るるなり」とある。〔爾雅・釈詁〕に「違、遠なり」とある。
- 字形
- 形声で声符は韋。韋は城郭を周りを巡る字で、行き違うという意味がある。
- 音訓
- 音読みはイ(漢音、呉音)、訓読みは、たがう、ちがう、めぐる。
- 規格・区分
- 常用漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。JIS X 0213第一水準。
- 語彙
- 違憲・違作・違式・違順・違勅・違背・違反・違法・違命・違約・違乱・違和感
異体字
- 𨕸は、〔竜龕手鑑〕にある異体字。〔旧蔵〕に見えるとある。
- 𣪡は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。
- 𢾁は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。𢾝の異体字でもある。𢾝は、〔説文〕に「戻なり」とある。
- 𩎮は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。
- 簡体字は违。
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