青葉りんかとは、アニメおよびゲーム『キラッとプリ☆チャン』の登場人物である。誕生日は1月25日(メイクの日)。
CV:厚木那奈美
きらりヶ丘中学校の1年生。みらい、えもの同級生。クールでしっかり者。物静かな優等生タイプだが、なぜかプリ☆チャンのことに詳しく、プリ☆チャンデビューしたみらいとえものマネージャー役として二人をサポートする。
きらりヶ丘中学校の1年生。みらい、えもの同級生。
優等生タイプのしっかり者。兄ユヅルがプリ☆チャンをやめた原因が自分だと思いこみ、プリ☆チャンから離れていた。
みらいとえものマネージャー役として二人をサポートしていくうちに、プリ☆チャンの魅力に改めて気づき、自らもプリ☆チャンアイドルとしてデビューを果たす。
きらりヶ丘中学校2年生。みらい、えもの同級生。
優等生タイプのしっかり者で、はじめは「ミラクル☆キラッツ」のマネージャー役だった。プリ☆チャンアイドルとしてデビューした後も、グループのまとめ役になることが多い。
「かわいい」ものに対する感覚が少し他人とズレている。
きらりヶ丘中学校3年生。みらい、えもの同級生。
優等生タイプのしっかり者で、グループのまとめ役になることが多い。
「かわいい」ものに対する感覚が少し他人とズレていて、自らデザインした「シルクちゃん」を世に広めたいと秘かに狙っている。
概要
きらりヶ丘中学校の1年生→2年生(53話以降)→3年生(104話以降)で、主人公である桃山みらいのクラスメートである。1年目の18話にてでたとこ勝負が見せたデータによると身長は153cm。
普段は物静かな文学少女だが、兄である青葉ユヅルがPrism Stoneでカメラマンとして働いている関係から、「プリ☆チャン」、ひいては動画配信全般に詳しい。そのため、以前から桃山みらい、萌黄えもと交流自体はあったものの、Prism Stoneにユヅルの忘れ物を届けに行った際たまたま二人と出会い、「プリ☆チャン」デビューしたてで動画の作り方もろくに知らない素人の二人へアドバイスをし、マネージャー役となった。
なお、桃山みらいと萌黄えもに比べると当初の立ち位置から配信を提案するポジションにありがちなため、視聴者からは「配信の鬼」呼ばわりをされている。
スティーブン・キングの『IT』(っぽい何か)を読んでいたり、赤城あんなが持ってきた『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』チックな花に興奮したり、部屋にメンダコ、デメニギス、スベスベマンジュウガニのぬいぐるみがあったりと少し独特のセンスの持ち主かもしれない。
みらいと異なり初登場はアニメ1話から(キャラの初出自体も『キラッとプリ☆チャン』初報の際とみらい、えもよりも遅かった)。しかし「劇場版 プリパラ&キラッとプリ☆チャン ~きらきらメモリアルライブ~」ではともにプリパラの世界を訪れることに。
家族構成は兄のユヅルの他、ユヅルには厳しいがりんかには甘々な父・青葉ケンザブロウ(CV:千葉繁)、双子レベルでほとんど姿形が似ている自由奔放な母・青葉ジュンコ(CV:井上喜久子)の両親がいる。
りんかの過去
「プリ☆チャン」に必要な「プリ☆チャンキャスト」は持っているものの、カメラの前に出ようとはしていなかった。そのためメイクアップの動画を配信する際、みらいとえもに助けを求められると最初はこれを拒んでしまう。しかし白鳥アンジュの後押しをきっかけに、彼女から譲られたサングラスを身に着け「リーン・カー」として生まれて初めて動画に出演した。
実は、ここまで「プリ☆チャン」に頑なに出ようとしなかったのは、青葉ユヅルが関係していた。かつて兄のユヅルが自分との「プリ☆チャン」ごっこではなく、友達との本当の「プリ☆チャン」に次第に熱を入れていくことで寂しさを感じ、ついわがままを言って引き留めてしまう。
その後ユヅルは「プリ☆チャン」を一切やめてしまい、ユヅルの「プリ☆チャン」活動を自分が終わらせてしまったのではないか、という負い目をりんかは常に感じていた。そのため、自分が「プリ☆チャン」に出てしまっては申し訳ないということに囚われていたので、自分も「プリ☆チャン」をやってみる、ということができなかったのだ。
しかしある日マジシャン・マジカルレーンとの出会いで、りんかの本心に気付いたレーンにマジックショーのアシスタントを任され、みらいとえもではなく彼女がMiracle☆Kirattsの一員として、ついに「プリ☆チャン」デビューをさせられ、そのままみらいたちに背中を押されライブにまで出ることとなった。
しかし、ユヅルへの負い目をなおも引きずるりんかを、再度アンジュが背中を押す。一方みらいとえもの嘆願でりんかの気持ちに気付いたユヅルは、自分は「プリ☆チャン」ではなく「プリ☆チャン」の撮影の方に興味を持ち、そのためPrism Stoneでの赤井めが姉ぇのもとに押しかけ今のカメラマンとしての活動に専念していること、だからりんかは負い目を感じる必要はないこと、を伝える。
こうして、これまで自分を縛り付けてきたユヅルへの罪悪感から解放されたりんかは、ついに3人でMiracle☆Kirattsの活動を行えるようになったのであった。
センス…?
ブランド「Secret♥️Alice」に対する熱い気持ち、また迷える後輩たちを先導しようとするお姉さんポジション、など軸の定まったしっかりものではあるのだが、前述のとおりかなり独特のセンスの持ち主である。
その性分は1話からすでに片鱗が見えていたものの、33話にてついにりんかはハジける…それこそが彼女のトレードマークといってもいいシルクちゃんの登場である。以後シルクちゃんはキラッCHUと並び立つようにある種オチとしてキラッとプリ☆チャン世界に根付き、また珍獣靴べらセットといった謎アイテムの愛好などが描写されるようになる。
ついには2年目の公式キャラクター紹介に至っては、「「かわいい」ものに対する感覚が少し他人とズレている」とまで言及されてしまい、青葉りんか=謎センスの持ち主、という設定は彼女の基本的な人物造形と不可分のものとなったようだ。
また、97話以降のジュエルコレクションには、青葉りんかとは一切面識がないにもかかわらず、なぜか20話で血眼になって探していたキラ尾山のUMA・キラゴンが応援に来ており、シルクちゃんと並んで青葉りんかのライブに感動して涙を流している(そもそも横のシルクちゃんも何者なんだよ!?)。
なお、実は50話のネクスト・プリンセス・スペシャル大会においても、冒頭で確認できるように、ゲストキャラクターが固まっているブロックで山根トシコと赤城ゴーゴーアニマルパークのパンダの赤ちゃんの間でMiracle☆Kirattsを応援していた。ただし、そちらは群衆に紛れていたためまだ青葉ユヅルの縁で何となく来たとも捉えられなくもないが、今回は完全に青葉りんかの応援団の一員であり、いったいどこに接点があったのやらという感じである。
余談
- 桃山みらいの「そうなんだ」と絡んで「そうね」というセリフが視聴者からネタにされがちであり、「そうなんだ」に比べてこちらは頻度も結構高かったりする
- 彼女のソロ曲である「キラリ覚醒☆リンカーネーション」は、初披露された15話では放映されていた振り付けの一部が、翌週の16話では画面の白塗りや振り付けの変更が行われ、20話ではまた元に戻ったため、憶測を呼んでいる
- 筐体・およびライブパートでは眼鏡をかけていないが、これはそもそも彼女が眼鏡をかけているという設定は原案にはなく、アニメ側で普段はメガネという設定が盛り込まれたことによるもの、らしい(なお、2018年8月頃の超!アニメディアでの林鼓子と久保田未夢の対談では、久保田未夢がメガネがないと何も見えないはずの青葉りんかがメガネをはずしてライブデビューしたことを不思議がっているので、特に当初キャストに明かされたりはしてなかった模様)
ちなみにこの件は中の人の厚木那奈美においても同様だったようで、アニメージュの2018年10月号ではMiracle☆Kirattsの面々の対談の中で「きっとステージでは視力も良くなるんです」と冗談めかして言われ、南みれぃや幸多みちるが引き合いに出されている
- 結局本人名義のデビューで自然消滅してしまった「リーン・カー」であるが、筐体には彼女にまつわるセリフがある他、筐体オリジナル曲の「ミラクル☆キラッツクリスマスメドレー」にも登場するなど、完全に忘れられたわけではない模様
関連動画
関連項目
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