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高橋良輔とは、以下の人物を指す。
本項目では1.の人物について記載する。
概要
1943年生まれ。明治大学第二文学部在籍中に虫プロダクションに入社、大学は中退し、そのままアニメ業界で仕事を続ける。[1] 大阪芸術大学キャラクター造形学科の教授も勤めている。[2]
虫プロ退社後は旧虫プロ出身者が立ち上げた有限会社サンライズスタジオ（現在のサンライズ）の作品に関わることが多い。
「高橋和十八」「山口和十八」「奇数和十八」等、数々のペンネームを持つが、富野由悠季のように作詞や演出に別名義を充てているわけではなく、作品により使い分けていることが多い。
同じく虫プロ出身の神田武幸とはタッグを組んで作品作りに当たることもあった。また、後進のアニメーターの内、大地丙太郎や今西隆志、川瀬敏文、谷口悟朗は特に関わりが深い。
なお、自らが監督を務めた作品にはほぼ毎回、一癖も二癖もある悪役として広瀬正志が出演している。
作品
世間的にもニコニコ動画的にも、『装甲騎兵ボトムズ』に代表されるむせる作品群が有名である。ローラーダッシュやパイルバンカー、ガリアンソード、片眼鏡型スコープ（スカウター）等の生みの親でもあり、様々なギミックが現在のアニメやゲームでも用いられている。
ただし、リアルロボット作品専業というわけでもなく、時代劇に関する知識も豊富である。『幕末機関説 いろはにほへと』などの時代劇作品を手掛けることも。時代劇作品については、自ら監督を務めるだけでなく、演出協力としてクレジットされているケースが多い。
加えて、『ママは小学4年生』や『赤ずきんチャチャ』等の女児向けとされる作品にも関わるなど、実はその守備範囲は広い。
2021年秋アニメとして放送される『MUTEKING THE Dancing HERO』において、総監督を務めることが発表された。
太字は広瀬正志出演作品。
- ゼロテスター（1973年、監督）
- サイボーグ009(1979年、監督)
- 太陽の牙ダグラム（1981年、原作・監督・脚本・絵コンテ）
- 装甲騎兵ボトムズ（1983年、原作・監督・脚本）
- 機甲界ガリアン（1984年、原作・監督）
- ザ・ラストレッドショルダー（1985年、原作・監督）
- 蒼き流星SPTレイズナー（1985年、原作・監督・脚本）
- ビッグバトル（1986年、原作・監督）
- 機甲戦記ドラグナー（1987年、奇数和十八名義で脚本）
- レッドショルダードキュメント 野望のルーツ（1988年、原作・監督）
- 機甲猟兵メロウリンク（1988年、原作・シリーズ構成）
- 鎧伝サムライトルーパー（1989年、前半のみシリーズ構成）
- ママは小学4年生（1992年、脚本）
- 紺碧の艦隊（1993年、シリーズ構成・脚本）
- 装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端（1994年、原作・総監督）
- るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-（1996年、演出協力）
- 勇者王ガオガイガー（1997年、プロデューサー）
- ガサラキ（1998年、原案・監督）
- モリゾーとキッコロ（2004年、監督）
- SAMURAI 7（2004年、演出協力）
- FLAG（2006年、原作・総監督）
- 幕末機関説 いろはにほへと（2006年、原作・総監督）
- 装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ（2007年、原作・総監督）
- OBSOLETE（2019年、企画プロデュース）[3]
- 装甲騎兵ボトムズ チャイルド 神の子篇
（2020年、小説） - MUTEKING THE Dancing HERO（2021年、総監督）
- ザ・ファブル（2024年、監督）
関連動画
1998年頃（ガサラキ前）、2009年（ボトムズ劇場版公開直前）の高橋良輔
関連商品
関連リンク
報道記事
- 『ボトムズ』のリメイクは!? また、最新作は作られるのか!? 高橋監督自らが、その疑問に答える！−−『装甲騎兵ボトムズ 戦場の哲学者』発売記念・高橋良輔監督のサイン会＆トークショウレポート 2017.1
- 最新作からTVシリーズまで、『ボトムズ』誕生の秘密が語られる！ 高橋良輔監督インタビュー 2017.1
- 「TAAF2024」アニメ功労部門顕彰者に鳥山明、高橋良輔、大野雄二、古川登志夫ら 2023.12.14
関連項目
脚注
- *http://www.yatate.net/takahashi-c/c001.html
- *http://www.osaka-geidai.ac.jp/geidai/departments/charactercreative/teacher.html
- *虚淵玄新作フルCGアニメは12月3日配信開始、キャストに田中正彦・森川智之ら 2019.11.25
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