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鷲尾須美(わしおすみ)は、イラストノベル『鷲尾須美は勇者である』のキャラクターである。
ゲーム『結城友奈は勇者である 樹海の記憶』におけるCVは三森すずこ。
プロフィール
概要
作品タイトルにもなっている、本作の主人公。
イメージカラーは青。イメージとされる花は菊。
クラスメイトの乃木園子や三ノ輪銀とともに、神樹の力を受けバーテックスを迎撃するお役目につく。
真面目でやや堅い性格をしており、和食を好む。逆に洋食や横文字は苦手。銀いわく「ちょいジメジメしたところがある」。また、虫も苦手。
当初は天真爛漫な園子や破天荒な銀に苦手意識を持っていたが、お役目で彼女たちとふれあうことで彼女たちを理解し、須美自身も成長していった。
バーテックス迎撃のお役目に誇りを持って向き合っている。プロフィールの「大切なもの:お役目」にも表れているように、彼女は名家・鷲尾の名にかけて、お役目を全うしようとしていた。
ちなみに彼女が入っている鷲尾家は大赦の中でもかなり格式が高い家柄であるが、彼女自身は鷲尾家よりも低い家柄の出身である。
日常では
彼女の一日は、朝5時に起床し水浴びをして体を清めることから始まる。
その後神社で祈りを捧げ、和朝食を作るというとても日本的な生活ス タイルを彼女はとっていた。
自ら朝食を作るのには、料理が趣味ということもあるが、それと共に両親の洋食志向が我慢ならなかったという経緯 があった。
「朝はご飯。昼うどん、おやつは牡丹餅、夜ご飯。これが私の理想なの」
生真面目さは日常生活の中にも現れており、園子や銀が先生の話をしっかり聞いているかを見ていたり、遠足では妙に気合が入った「しおり」を作成したりしていた。
戦闘では
彼女の武器は弓矢。といっても、神の力を得て放たれる彼女の矢はミサイルのような威力を持つ。
他の2人が近接型の武器であるため、彼女は主に後方から2人の援護を行っていた。
初戦では水瓶座のバーテックスの動きに対して若干苦戦していたものの、園子と銀の突撃によって敵が体制を崩したところに畳み掛け、初勝利に貢献した。
その後も主に後方からの援護を担当するが、園子や銀と比べるとどうしても地味な印象は否めない。
しかし、園子と銀が敵に安心して突っ込むことができるのは彼女のおかげであるのというのも、また事実である。
正体
(「東郷美森」も参照。)
彼女は『結城友奈は勇者である 』に登場する東郷美森その人である。
彼女の生まれは鷲尾家ではなく、大赦において鷲尾家よりも格下の家であった。しかし、神世紀298年当時は勇者は大赦関係の人間だけが選出されることになっていたため、勇者適性値が高かった彼女は鷲尾家に養女として入っていたのである。
しかし、「瀬戸大橋跡地の合戦」において彼女は2度にわたり満開。代償として両足機能と鷲尾須美時代の記憶を全て失ってしまった。勇者候補となる対象が大赦関係者から四国全体へと広げられたこともあり、彼女は元の家に戻ることとなった。
これにより彼女の名前は「東郷美森」となり、「鷲尾須美」は名実ともに消滅した。
関連項目
外部リンク
鷲尾須美は勇者である |
鷲尾須美 - 乃木園子 - 三ノ輪銀 |
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