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麻原とは日本の地名、苗字である。読みは「あさはら」「おはら」「まはら」など。
地名
麻の栽培地だった土地につけられる事が多かった（麻の平地（原））。同様な由来に麻生（麻の生える所）麻布（麻の布を生産する所）麻績（麻をより合わせた糸を作る所）など。各地に存在した。
麻原郷（安房）
読みは「おはらのごう」。平安時代の地名で安房国安房郡8郷の一つ。麻の字は接頭語であり地名としては「原」が正しいと思われる。現在の千葉県館山市坂井と布沼の間あたりに小字小原があり読みからその付近と比定されている。
麻原郷（安芸）
鎌倉～室町時代に現在の広島県安芸高田市甲田町にあった里。毛利元春（毛利氏4代当主。元就の8代前）三男広内を祖とする麻原氏ゆかりの地。
姓
野見宿禰に始まる大江氏の流れをくむ毛利家の当主元春の三男広内が、毛利氏が南北朝時代の九州出兵の功績によって室町幕府より占領地の支配を認められそこから主家毛利氏より分け与えられた土地のうち、息子・弘親に宛がった土地が麻原郷（安芸）でそこから麻原姓を名乗ったのが始まり。
現在は滋賀県蒲生郡をはじめ、岡山県、長野県に麻原姓をもつ世帯が多くみられる。
主な麻原姓の人物
関連項目
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