もしかして?
- デストローイ → この記事で解説
- 無頼男 → デストローイ(無頼男)
- デデデストローイナインボー → ナインボール
- デストローイ(AA)
- デストロイ
本稿で解説するデストロ-イとは、ギルティギアシリーズにおいて一撃必殺技で勝利したときに流れるシステムボイスである。
概要
ギルティギアシリーズの殆どの作品に実装されている、「一撃必殺技」のこと。
通常のK.O.時の表示は「SLASH」ではあるが、一撃必殺技で相手を倒した場合、表示が「DESTROYED」となる
キャラクターやゲームごとに演出や性能が異なるが、共通しているのは「ヒットさせた時点で勝利が確定する」ということ。さまざまな条件が必要にはなるが、「体力が1ドットでも残っていれば、どれだけ体力差があろうが一撃で相手を仕留めることが出来る」という無茶苦茶な技であり、まさにロマンに満ちあふれた技である。 ちなみにメイとザッパ、そしてディズィー(Xrd)のみデストローイの表示が他のキャラクターとは違う。
元々は一撃必殺技を決めた時に流れるシステムボイスをそのまま通称にしている。
(同社製作の格闘ゲームには良く採用されているシステムであり、
「北斗の拳(AC)」では「一撃必殺奥義」(通称テーレッテー)として、
「戦国BASARAX」では「一撃BASARA技」(通称オーモーイーガー)として、
「BLAZBLUE」では「アストラルヒート」(通称AH)として、
「ペルソナ4 ジ・アルティメット」及び「ペルソナ4 ジ・アルティマックス」では「一撃必殺技」として存在する)
各シリーズでの性能
初代ギルティギア
初代ではまず「殺界発生技」を当てるか直前ガードを行うと発生する「殺界」状態にする必要があり、そこからさらにコマンドを入力すると一撃必殺技が発生する。
殺界発生中は、仕掛けた側は一撃必殺技の、仕掛けられた側は一撃必殺技回避コマンド以外の入力を受け付けておらず、さらに一撃必殺技は全てガード不可能。しかも「一撃必殺技を決めると取得ラウンド数に関係なく強制的に試合に勝つ」仕様であるため、「回避コマンド入力に失敗したら負けが確定する」というとんでもなくピーキーな性能であった。
ギルティギアX、XXシリーズ(ゼクス~AC+R)
初代のあまりにもピーキーすぎる調整を反省したのか、それとも対戦ツールとしてのバランス調整を意識したのか、一撃必殺技を発動するには「一撃準備」という事前準備をしてからじゃないと発動できなくなった。
この一撃準備中は、
という風な状態になるため、一発逆転を狙って一撃準備状態になるのは、逆にリスクを抱えることになる。
また一撃必殺技自体も、
- 通常ガード可能に
- コンボに組み込めない(全体的に一撃必殺技自体の発生が遅いせいもあるが)
- ヒットさせても1ラウンドしか取れない
- 一撃必殺技を発動したら、ヒットさせようが外そうが、その時点でテンションゲージ消滅
という設定になった。
これらの調整により、「相手の一撃準備を見たらガン逃げ」が安定行動となり、
一撃必殺技を通常の対戦中に狙っていくことは現実的ではなくなった。
…と、思われたが、気絶システムの採用によって、
相手を気絶させれば気絶回復前に一撃必殺技を叩き込めるようにはなっている。
(ただし、一撃準備の全体硬直が短いキャラクターに限る)
しかし相手を気絶させたのなら、そのままコンボを叩き込む方が合理的(もし相手が高速で気絶回復した場合、一撃をミスった時に発生する「テンションゲージ消滅」のリスクは非常に厳しい)ので、実戦で狙う人・狙えるキャラはかなり限られてくる。
また、外した時の隙が異常に大きい技への反撃として使う場合もあるが、 それはそもそも「そんなリスクのある技を空ぶった方が悪い」とも言える。
ギルティギアXrdシリーズ(SIGN~Rev2)
基本的なシステムはX、XXと同様なのだが、一撃必殺技のコマンドが全キャラ236236+HSに統一。
さらに、「決着条件」を満たすことで一撃必殺技をコンボに組み込むことができるようになった。
上記の条件(公式Wikiでは「決着条件」と名称が付けられている)を全て満たした状態で一撃必殺技準備を行うと時間停止効果が付与され、準備中の硬直が事実上ゼロになる。ゆえにテンションゲージをMAXにした状態で通常技ヒット後や投げ成立後にロマキャン→一撃必殺技準備→一撃必殺技を相手に当てて勝ち確定、という芸当が可能。
テンションゲージが50%あれば(根性補正込みでも)相手の残体力を2割奪うコンボを組むことは容易であるため、基本的にはヤリタカッタダケーではあるが、「通常投げ→一撃必殺技」のコンボはバースト対策も兼ねた崩しの一手としては有用。実用性はこれまでに比べて上がっている。
なお、通常一撃必殺技準備を行うとテンションゲージの周りが赤色に変わるのだが、前述の手順を踏んだ場合は金色に変化する。
演出面に関しても「始動モーションHit時に特出演出へ以降」という形になり、
各キャラ「3種+α(対戦の組み合わせに応じた特殊セリフ)×2(ラウンド勝利、対戦勝利)」のセリフが用意されている。
特にファウスト、ベッドマン、メイ、エルフェルト等一部キャラは、対戦相手のリアクション演出も用意されている。
結論
一撃は当たる方が悪い
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関連項目
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