ニコニコ大百科

そういえば完全版発売当時に、トリミングがひどいって話聞いたけど
いま確認したらワイド版からトリミングひどいらしいな
そうなるとトリミングされてない完全版は初期の単行本になるわけか…

この漫画の凄いところは｢憎しみ｣がどうしていけないのかを上手く伝えているところ。

憎しみに限った話ではなくうしとらに限った話でもなく、
藤田まんがって基本的に「情念」の恐ろしさをテーマにしてるのよ、感情と意識が相乗して暴走する状態というかなんというか

その半面、受けた刺激に対してその場で起きる反応については基本的に肯定的で
そういう反応だけでどこまでも突っ走れる「単純バカ」な好人物が物語をぐいぐい引っ張っていく
考えるな、感じろ、そして感じたらすぐに動け、というか

その一方で、細かい伏線を張りそれを不自然なく回収するという緻密さを見せている。

とらが人間だった時の記憶を取り戻さず最後まで妖として戦ったことに感動した、理由はうまく言えないが

斗和子さんとキリオの別れの場面で本心をぼかして想像の余地残す所も好きだなぁ
あの回の題が永劫の孤独っていうのもかっこいい　

混ぜんな
危険な
奴らが会すりゃ土壇場

この曲オープニングのアニメーションにも合ってて
とてもいいね

麻子ちゃんが｢パン屋、消防士、どちらかがいなくても困る。｣っていってたのが妙に印象に残っている。
ていうかうしおととらって登場人物がみんな支えあっているのがすごい。

先日録り溜めたのを一気に見た　やぱし良いモンは良い
確かに要所要所カットされたお陰で終盤のカタルシスが多少薄くなったけどそこは原作読み直して補完する

そう考えたらアニメは長めのダイジェスト版って見方もありか
取り敢えず今原作も読み返し中　やぱしおもろい

原作を揃えて一気読みしてみた
主要キャラもそうだけど、何の力もない一般人の活躍が好きだわ
特に終盤で出てきた新聞記者が好き
あの記者が最終決戦を実況中継し、白面の者への恐怖心を少しでも無くして弱体化させてたかと思うと、もしかして相当な功労者ではないかと思う

21000メガトン

実は俺さ、香上と片山コンビが一番好きなのよ。最初は寝こけてたアホな中学生のパンストから１００万ガメちゃうどーしよーもねえ兄ちゃんだったけど、別に自分の家族でも何でもないただちっこい子供ほったらかして逃げるのダセェよなぁってソレこそ命張ってバイクで涙と鼻水垂らしながらバケモンに突っ込んでってさ！
うしとらにゃあ魅力的なサブキャラはいっぱいいるけど一般人が死に物狂いで頑張るところは本当に良いよね。

少年漫画のラスボスはなんだかんだ人型になるイメージがあったけど、白面は最後まで怪獣型を貫いてくれたのはなんか良かった

外伝をOVA化希望の声があるが、そのオマケにマジキチ巻末漫画も動画化してくれないかなｗ

…残念ながらあれから20年経って漫画業界から去った人もいそうで肖像権的にややこしそうだし、
雷句誠はサンデー関連作品（たとえ恩師のアニメであっても）には金輪際関わりたくなさそうだし難しいかなぁ

名前は見かけてて、gyaoで配信始まったからなんとなく見始めたんだ。そして昨日見終わり今徹夜してここのスレを全部読んだ所。
……一言で言うと神アニメだった！！！
正直、６話まではだれて感じたが、それでも迫真の熱意で描きこまれた戦闘シーンや潮とトラのあまりに魅力的な関係のおかげで余裕でついていける。で、潮の母のことを海座頭に聞いてからはストーリーにも引き込まれたんだ。
語りたい事は山ほどあるが、古代中国編からの怒涛の展開は素晴らしかった。なにより白面が恐ろしすぎるし、大きな流れの中でもそれなりに作り込まれた短編の全てが魅力的な生きたキャラ生み出す。
尻上がりに面白くなり最終決戦において圧倒的な絶望感の中ついにその積み上げたもの全てがババーンとカタルシスを起こす。それがこの作品の真骨頂。真の王道を貫く最っ高のアニメだった。この作品に出会えてよかった！
限られたクールで惜しまれるカットが多いらしいので、是非とも原作を見てみたいと思う。でもアニメはアニメで声優の演技や画力やスタッフと原作者の愛が滲み出ていて個人的アニラントップ５には食い込んだといっておきます。
（ハイテンション長文ごめん）

存在自体をカットされたキャラも多いからなぁ
原作を読むことを是非おすすめする

>>2055　ありがとう絶対読む。
これほどキャラが命だと感ぜられた作品は他にないわ。この土台があってこその勧善懲悪なんだろうね。
だからこそキャラごと消すのは読者はもちろん作者もすごく悔しかっただろうが、後半に尺をとったのは英断だとおもう。正直に言うともし分割されて中国編までやらず、２期まで本筋を放って置かれたらつまらなかったと思う。あくまで白面との戦いっていうか「うしおととら」という彼らの物語を進んでこそさらに輝くのが周りのキャラだろうし。
でもなぁ、気になるんだよなぁ、福耳の妖とか決戦の時にでた雪女みたいなキャラとか。背景に思い入れのあるキャラが多ければ多いほどあの決戦が胸熱になることは事実だろうね。初見には良き販促となっておりますｗ

小説や外伝も面白いよ

>>2057
まじですか！小説も外伝もあるのか。うしとらコンビともう一度会うために色々あさってみるかな…名残惜しくてどうにもね(笑)
いやぁ、まさか２７年前の作品にこんなにはまるとは思わなかったよ…！

>>2058
幻のOVA版もあるんだぜと悪魔のささやき
(6万くらい出してOVAのDVD買ったやつ)

今更ながらアニメを視聴したのですがどこかで聞いた声だなあと
…調べてみて納得しました
とかく女運が凄まじい潮君ですが、主人公とメインヒロインの声優にあの二人とか最強ですね
もっと早く見ておけばよかった

アニメさぁ…
「収まりきらないからエピソードをカットします」っていうのは納得できるんだけどそれでも話が上手く纏るように構成するのが作家の腕の見せ所なんじゃねーの？ただただ適当に摘むだけなら誰でも出来るよね。
そもそも各話を別個に見ても酷い脚本だったわ。
「ココをチンタラと間延びして描く癖にココをカットしちゃうの！？」ってシーンが多すぎるわ。
脚本家誰やねんクソが、と思ったら井上敏樹と米村正二。
井上は（特撮では）一応の実績があるからまぁ大目に見られてるのかもわからんけど米村とか特撮界でも無能認定されてる無能ライターじゃねぇか。
どうせ特撮畑から引っ張るなら小林靖子を連れて来いよ。
あとまぁ全ッ然絵が動かねぇのもなぁ…。
これアニメにする意味あったの？

めっちゃあった
白面の者の画面デビューは全てを覆す出来だと豪語できる

まあ、削ったエピソードについてはどうしようもない部分も多かったしな
うしとらは過去もアニメ化したけど途中で途切れた形で終わっちゃったし、今回は「最終決戦を描く」に向けての全振りだったし

>>2061
小林靖子でも無理だっただろうなぁ（シャナ１期２期を見ながら）
最終決戦まで行きたいっていうのは原作者の意向なんだからどうしようもねぇわ。

原作の取捨選択は藤田先生が行ったことだから、そこらへんの事を2人に言うのは違うし、言いたいことあるなら俺に言えってツイッターで言ってるぞ
内容は>>1840

いや
「収まりきらないからエピソードをカットしますっていうのは納得できるんだけど」
ってちゃんと前置きしてるやん？

封神演義のアレさで、ここを思い出したわ…

奇遇だな俺もだ
どちらも完結した作品を近年アニメ化(リブート)したわけだがこの差はなんだろう

もうこぼさねえ人とこぼしまくった人だな

BDが売れまくったら削ったエピソードもOVAとか可能だったかもなあ。
残念ながら

魔法陣グルグル(2017)も、懐古リブート作品枠で実際に尺合わせのため泣く泣く多くを削ったわけだが
こぼしてもここだけは絶対譲らねえ！みたいな気魄が制作スタッフにも声優にもあったから大成功だった
（※信者補正込みの個人の感想です）　　作ってる中の人にリアルタイム読者・視聴者が多くて
思い入れの熱量が尋常じゃなかった、カット要素も次回予告やプチあにめやWebラジオ内で強引に回収し
それでもなお足りない部分はファンイベントで生アテレコ企画してまでやり遂げたという徹底ぶり。
更には23年前の初アニメ化にも携わってた人がちらほら参画してるという息の長さ。特に子安武人

麻子はベリーショートになってからの方がかわいい