ニコニコ大百科

これとポディマハッタヤさんだけ覚えてる奴ｗｗｗｗ

許す許さぬはエーミールの自由だが、
「君がちょうをどんなに取りあつかっているか〜」というのは抗議や非難ではなく侮辱を意図したものであり不当であると考える。
侮辱を受けた以上、鉄拳で返事するのが妥当であろう。

僕が100%悪いけどエーミールも感じの悪い奴だな

これほど知名度の高いキャラならそのうち魔人化して
どっかのゲームで召喚されてもおかしくない

>>362のように俺も感じるな。さすがにエーミールに侮蔑されたら「僕」が鉄拳で返事をするのが妥当とまでは言わないけど、（思わず）侮蔑した結果として、何か不利益が返ってきた時、当然その責任の一端は負わなければいけないだろう。
きっかけがどちらの側かにかかわらず（無論この場合「僕」の側だけど）、対応それ自体の良し悪しという問題は残ると思う。上手くは言えないが、いわゆる比例原則に近い何か、というか。
ある意味、嫉妬して取り返しのつかないことをしてしまった「僕」と同じところに降りてきてしまったというかね

レアなコレクション壊されたという不利益で返すものを侮辱程度で済ませてくれたのに
鉄拳で返すのが妥当とは思わんが…

WoTやってる人ならわかるがドイツにこの名前の戦車があったな
ドイツの科学は世界一ィィィィィィ

色んな視点から色んな推察や人生の教訓を導き出せる名作。「僕」と「エーミール」両方の視点に立って考察できるようになれば、精神が成熟してきた証拠だと思う。心情をメタ的に捉えるって、年をとってくればくるほど大事になってくるよな。

まあ両者とも「暴力沙汰」ていう最悪の事態を回避できただけでも分を弁えてるよね、子供にしては。
創作の暴力はカタルシスを得られるように作者という神によって要領用法を量られているが、
現実の暴力ほど醜く遺恨を引きずるものは無いからな。

「そうか、そうか、つまりきみはそんなやつなんだな。」は
ネットでよくある絶対に負けない状況でマウントを取りに来るってやつだよな
反論の余地なし

>>369
自分はむしろ逆だと思うな
エーミールはあの時点で僕が純粋な悪意で蝶を盗んで壊したんじゃないことを気づいてたはず
悪いことをしたけどそれでも本人なりに精一杯謝罪しようとしてるのに気づいたからああやって何も言い返せないくらい貶めて傷をつけたんだろう
結果僕は大好きだった蝶のコレクションを嫌いになってしまって大人になった今でも引きずってんだからある意味暴力沙汰なんかよりよっぽどキツい報復だと思う
分をわきまえた子供じゃなく加減を知らない子供だよ

大切な大切な宝物ぶっ壊されたエーミールの気持ちにもなれよ

子供だから過ちを犯すのはしょうがない
という事ならば、エーミールが主人公の罪を許せないのもしょうがないと思わなきゃダメだろう、少なくとも同じ年なんだから
エーミールを悪というならば、主人公も悪だろう、この物語に善人も悪人も存在しないと思うけど。

「エーミールも大人びた態度が悪い」って言ってるのはあの文章が当時の悪意まみれの“僕”の一人称視点でしか描かれてないのに気付いてないんじゃないかな(小学生にそれを理解しろと言うのも酷だけど
それって落ちこぼれが成績いい奴に嫉妬してるのと全く同じなんだけどな

軽蔑とか冷淡とかはあくまでも『僕』視点のもので。実はそこまで嫌なやつではないという新説をここで提唱したい

子供の時と大人の時とで感想が思いっきり変わる作品だな
当時周りの友人は誰もエーミールに味方する人はいなかったが、
今考えると嫌みったらしさこそはあるが大人顔負けの精神年齢の高さを持っているキャラっていう印象

そもそも僕は不法侵入・窃盗・器物損害の犯罪トリプルパンチを達成しているんだが、エーミールの嫌な奴というイメージが先行しているからあんまり印象に残らないのかもね

何年か前にネットでこれを知ってあらすじを一応調べたはずだが、

「僕」は嫉妬からエーミールの部屋に忍び込んで蝶をその場で壊し、暗い愉悦にひたっていると、「そうかそうか～」言いながらエーミールが現れる。しかし、優等生と思っていた隣家の少年も実は邪悪な本性を隠しており…

みたいな理解になってた。全然違うやんけ自分…
多分発想元は忍殺文体ドージョーの改変版。あと昔の耽美な少女漫画にありそうなシチュで絵面が変に脳内固定されてしまったせい

・裕福、優等生にも関わらず小さくて貧弱なコレクションを自前の技術でカバー(逆に優等生故にか)
・クジャクヤママユも収集運や財力に頼らず、時間と執念かけて蛹から孵す
これを粗雑な扱いされて潰されたら、そりゃ激昂通り越して失望と拒絶になるわ

読み直したらエーミールが特別裕福という描写はないな。自分の部屋がある分「僕」よりは良いんだろうが
模範少年と言って称えてるのも作中で分かるのは「僕」の評価だけ
冷たい態度でただ眺めているのを、世界のおきてを代表し、正義を盾にしているかのようだと感じたのも「僕」

メタ的に考えるとこれは小説で、「僕」とエーミールの二人の心情も同じ一人の作者が描いているわけで、エーミールの怒りや態度、蝶コレクターとしての理想像や倫理観(盗みや損得より蝶の扱いにより焦点が向く)は「僕」自身とほぼ同じだったんじゃないかと思う

ネットじゃ二人をのび太と出来杉くんに例えて「出来杉くん怒らせるレベルのことしでかしたのび太が全部悪いでしょ」みたいな意見をいくつか見たが、流石に勘違いというかエーミールを買い被りすぎたと思うの

小学生にしては大人びてるが大人にしては気障過ぎるセリフ
悪く言えば中2っぽい
いやまあ文学なんて気障なものだと言われりゃそのとおりなんだろうけどさ

つうかコレクションを誰かに盗まれるかもしれないような杜撰な管理をしてた時点でエーミールもあまり偉そうなこと言えないような...と感じるのはおかしいかな？誰かが部屋に入っても見つからない場所に保管しておくだけで防げたことなんだし

ああ　かなりおかしいな

家の軒先に放り出してあったとかならともかく
自室に置いておいたってだけで杜撰というのは無理が…

現実でもたまに加害者と被害者をどっちもどっちにしたがる人いるよね
「被害者の対策が甘いから自業自得」みたいな

公正正解仮説だな。なにかされたからには双方に悪い点があるのだろう、火のないところに煙は立たぬ。そういう思い込み。

んで、今から書く文章は上とは全く関係ないがそれはそれとして、
エーミールが「僕」の目からは『悪徳』とか鼻持ちならない態度のやつに見えるというのは、「僕」の子供なりの意識から発生するただの妬みであって実際のエーミールの人格にはバイアスがかかっていると断じるのも難しい。
エーミールが早熟な少年だとしても、やはり子供なりの自意識や、態度の未熟さというものはあるだろう、しかしそれは責められるべき点ではない。
また同時に、エーミールの完璧さとエーミールの態度に悪印象を持ってしまう「僕」の心境もまた、少年なりの当然のものだ。
やはり「僕」がしでかしてしまった愚かな事というのは、妬みで止まらず、妬んでいる対象が手ずから行い積み上げてきた成果を奪い、そして雑な手段で扱ったことで潰してしまった行いそれに尽きるだろう。
そして過ちを犯してしまった少年は、過ちの全てを許してもらえるとは限らない事を知り、他人の成果を潰してしまったことで自らのコレクションも罪の意識から色褪せさせてしまい台無しにした。取り返しのつかない痛みを負ったのだと、それに尽きる。

そうか、そうか…つまり、こんなに簡単な事だったんだ…
今なら君が標本をどうしてそう扱っていたのかがわかる…そう！命とは、進化とは…！

お前が標本を台無しするのは勝手だ。けどそうなった場合、誰が代わりにやると思う？

エーミールは個人的には人生で一番出会いたくないタイプの人間かな｡
皮肉めいた言葉を言うのではなくて､怒っているのなら普通に怒ってくれればいいのに。

>>389
「僕」にとってはそっちのほうが断然よかったかなと。
エーミールが意図したとは思えないけど、
結果的にあの対応は一番辛い罰になってしまった。