グラビモス
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ななしのよっしん
2009/05/07(木) 20:16:42 ID: +XiCv0yhI9
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2
ななしのよっしん
2009/05/26(火) 10:59:22 ID: UlfsGMLpAq
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なぎ払いブレスっていつから追加されたんだ?
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3
ななしのよっしん
2009/05/26(火) 12:11:27 ID: few1m79fCs
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2ndgの上位くらいだと
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4
ななしのよっしん
2009/06/10(水) 23:29:32 ID: +XiCv0yhI9
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鉄槌者
2009/06/14(日) 02:58:29 ID: 6BtcaCSPCv
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鉄槌者
2009/06/14(日) 04:29:48 ID: 6BtcaCSPCv
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ななしのよっしん
2009/06/27(土) 14:55:45 ID: WpamaXaDlH
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ななしのよっしん
2009/06/28(日) 01:26:11 ID: xPFU73l9GV
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ななしのよっしん
2009/06/28(日) 01:36:54 ID: CMphdtsY1H
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ななしのよっしん
2009/07/26(日) 12:21:09 ID: l5Bz8aZ+1a
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ななしのよっしん
2009/09/10(木) 15:44:21 ID: 3pmiEIyGL0
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ななしのよっしん
2009/10/13(火) 02:33:59 ID: vvM6C+BU7p
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幻葉
2009/10/25(日) 16:23:09 ID: 2mUt+y4usW
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幻葉
2009/10/25(日) 16:26:32 ID: 2mUt+y4usW
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幻葉
2009/10/25(日) 16:28:43 ID: 2mUt+y4usW
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●アースイーター…「地球を喰らうもの」
グラビモスは岩(鉱石)を喰らう。
これは初登場ムービー、及び闘技場で使用できる餌から確認できる。
また特にユニオン鉱石、カブレライト鉱石?を好み(餌効果が高い)、この鉱脈が豊富な火山?・沼?に生息地域が一致している。
…岩を食うなんて、そんなファンタジー生物がおるかい!
とお思いの方もいるかもしれない。
ところがドッコイ、居るのである。我々の現実世界にも。
後発のハンター大全?2では以下の記述が添えられた。
曰く、「幼生期に通常の食物と共に岩石を食して、火山帯の岩石に含まれる『鉱物からエネルギーを取り出せるバクテリア』を体内に取り入れており、このバクテリアを介する事で、成体は鉱物の摂取のみで生命を維持できる。」
(鉱物を糧に繁殖したバクテリア(=細菌)及びその排出する有機物を、体内で随時消化吸収することで食料の代わりとする訳だ。)
実はこの生存システムは、地球の深海底…熱水噴出孔と呼ばれる一種の海底火山等…に存在する「化学合成生体系」といわれる生物群のそれと一致するのだ。
この深海は日光の届かない闇の世界であり、光合成(太陽エネルギーを利用してCO2から有機物を生産する)を行う植物を基礎生産者とし、その生産した有機物を直接間接に捕食して成り立つ一般的な生態系は存在できない。
そこでこれらの「化学合成生体系」生物は、溶岩熱で暖められた熱水と共に地底から噴出する化学物質(鉱物)を取り込み、その化学的エネルギーにより有機物を生産する「化学合成細菌」を基礎生産者として共生させ、生命を保っているのだ(無論、更にそれを捕食するものも存在する)。
植物を基礎生産者とする通常の生態系は、燃焼(核融合)する太陽のエネルギーを取り入れて生きる、言わば「太陽を喰らうもの」。
そして化学合成細菌を基礎生産者とする生態系は、地球の大地に含まれる化学物質のエネルギーで生きる、「地球を喰らうもの」…
「アースイーター?(earth-eater)」は、グラビモス種の幼生であるバサルモスの素材から作られるヘビィボウガンであるが、これはグラビモス種自身の食性を表す言葉でもあるのだ。 -
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幻葉
2009/10/25(日) 16:35:09 ID: 2mUt+y4usW
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●スケーリーフット…体長4cmのリアル・グラビモス
前項で紹介した、地球の「アースイーター?」、化学合成生体系の生物達。
有名なものでは羽織虫(チューブワーム)、白瓜貝等が知られているが、その中でも特に注目すべき生物を紹介したい。
その名はスケーリーフット(Scaly-foot gastropod)(和名:ウロコフネタマガイ)。
=鱗(スケール)のある脚の巻貝、という意味である。
これは体長4cm程度の巻貝で、その名の通り、軟体の腹足部分(殻から出ている部分)に鱗を纏っている。
貝の中に入るのではなく、この鱗を外側にして岩肌に張り付く事で外敵から実を守っている訳だが…
驚くべき事に、この鱗はなんと「鉄」…硫化鉄という鉄鉱で出来ているのだ。まるでバサルモスである。
例えば一般的な生物の例として、人間の体で最も硬いのは歯である。しかし、この硫化鉄の鱗はその2倍もの硬度を持っている。
また鉄であるから、この鱗は磁石にも反応する。
このスケーリーフットは潜水探査船により採取され飼育されたが、酸素の多い世界に引き上げられた為、2週間程で赤く酸化して…つまり「錆びて」死んでしまった。
正に、クシャルダオラに匹敵する金属生命体なのである。
また、前述の通りこの貝は「アースイーター」でもある。
生息する海底火山(熱水噴出孔)は、海底から熱水と共に様々な金属や猛毒の硫化水素が吹き上げる闇の世界。
しかしスケーリーフット(及び、他の生物達)は特殊な酵素やヘモグロビン構造により硫化水素に対する耐性を持ち、硫化水素の化学的エネルギーを利用して有機物を生産する「硫黄酸化細菌」を鰓や消化管に共生させ、硫化水素からエネルギーを得ているのだ。
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幻葉
2009/10/25(日) 16:37:41 ID: 2mUt+y4usW
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(●スケーリーフットの続き)
おそらく、スケーリーフットはこの硫化水素と共に海底から吹き上げられる金属硫化物をも取り込み、鉄鉱の鱗を形成していると思われる。
マグマによって吹き上げられる海底の化学物質を喰らい、鉄鉱の鎧を身に纏う…体長たった4cmではあるものの、正に海底の「鎧竜」グラビモスと言える生体システムを持っているのだ。
そして、スケーリーフットはもう一つの呼び名をも持っている。
その名も「Armored gastropod」…「鎧巻貝」と。
尚、スケーリーフットがインド洋深海で最初に発見されたのは2001年。
そして探査船しんかい6500の採集により再び話題に上がったのが2006年の2月である。
MHシリーズ、及びハンター大全?2の開発・発表にリンクしていると思えないだろうか。
グラビモスの設定、特にハンター大全2の記述については、このスケーリーフットの影響を予想せずには居られない筆者である。
補足として、日本では新江ノ島水族館でこのスケーリーフットの標本(前述のしんかい6500が採集したもの)が展示されている。
興味を引かれた方は足を運んでみるのも一興であろう。
(…因みに筆者はこの前の帰省のついでに覗いて来ました。
おみやげはチンアナゴのマグネットがオススメです。 ) -
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幻葉
2009/10/25(日) 16:43:49 ID: 2mUt+y4usW
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●食性と耐性…黒グラと竜殺しの実
さて、ハンター大全?2にはこういう記述もある。
「グラビモスは火山岩(火薬岩の誤植?)や紅蓮石?といった爆発性の岩石を食して体内で爆発させ、バクテリアを活性化させている。また、これによる体熱が異常に高い個体は、その影響で甲殻が黒く変色する」。
確かに、一般的に物質の化学エネルギーを取り出すには温度が高い方が都合が良いし、現実の化学合成生物も熱水噴出孔等の比較的高温域に生息している事が多い。
これよりはるかに巨大なアースイーター?であるグラビモスのエネルギー源となれは、より高い温度で活性化する化学合成細菌である可能性も高いだろう。
そして、この特徴がゲーム上に現れていると言えるのが水耐性の低さであろう。
MH2においては、過去の水属性が水属性と氷属性に分かれ、水耐性の低い敵の代表格がこのグラビモスとなっている。
…凍るまで冷やされるならともかく、水をかけられたくらいで弱る生物ってあるか?
とお思いの方もいるかもしれないが、前述の化学代謝と高体温を考えると納得がいく。
おそらく、高体温の体に水をかけられる事で、水の大きな比熱と気化熱によって大幅に体温が奪われ、これによって化学合成細菌の働きが妨げられ、代謝が阻害されるのであろう。
逆により低温だが少量(小比熱)と思われる氷属性の攻撃は、高体温によって中和され効果が低くなっていると予想できる。
また、水属性と共にグラビモスの耐性を特徴付けるものが、龍耐性の低さである。
特に腹部の龍属性ダメージ透過率は35%、腹甲破壊時は50%と極めて高い。
龍属性の正体に付いては謎が多いが、効果の対象が極めて特定的であること、また起源となるものが古龍の爪から発掘物、果ては植物の種子まで一見無関係な多岐の物質に渡る事から、他の属性のような一般的な物理効果とは異なるものである事が予想される。 -
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幻葉
2009/10/25(日) 16:48:50 ID: 2mUt+y4usW
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(●食性と耐性の続き…2分割じゃ収まりきらなかった;)
そしてここまでの内容と照らし合わせて考えると、一つの仮説が浮かぶ。
ひょっとすると、「グラビモスの化学代謝を阻害する化学物質か何かの効果」なのではないだろうか、と。
(グラビモス以外への効果に付いては次項にて考察する。ここではまずグラビモスキラーとしての効果に着目したい。)
一番判り易いのは竜殺しの実?である。
この実がグラビモスにとって有害な、「化学合成細菌の活動を阻害する物質(酵素か何か)」を含んでいると考えれば良い。
竜殺し草(仮称)は主に火山に繁殖する植物であり、グラビモスやバサルモスに土壌ごと捕食されないよう、彼らの嫌う成分を生産するように進化したと考えると妥当であろう。また、火山地帯の土壌で発芽する際に、土壌中の化学合成細菌と競合する為、その活動を阻害する成分を種子中に蓄えているのかもしれない。
古龍の爪や超絶の刀身(発掘物)等にも、同様の効果を持つ物質が含まれていると考える事もできるだろう。
(超絶等は、古代のロストテクノロジーによってこれらの物質を精製凝縮されたインゴットなのかもしれない。) -
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幻葉
2009/10/25(日) 16:50:25 ID: 2mUt+y4usW
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(●食性と耐性の続きの続き;)
これに対し、龍耐性が極めて高くなっているのが黒グラ(グラビモス亜種)である。
これはその異常な高体温によって化学合成細菌がより活性化されており龍属性(阻害物質)の効果が弱い、あるいは高温により阻害物質が分解されて効果を失う為と考えられる。
一方でその高体温は水属性による水冷効果をさらに高める事となり、水耐性は白グラ(原種グラビモス)以上に低いという結果になっているのだろう。
又、幼生であるバサルモスには水属性・龍属性の効果がやや低い事も、幼生時には化学代謝への依存度が低い為と考えれば辻褄が合う。
(注:ここでは各耐性値は最新版のMH2を基準としている。)
また、龍耐性に付いては、白グラ・黒グラ・バサルの甲殻から作られる防具の龍耐性は全て剣士-2,ガンナー0で同一であり、しかもこれは火竜・黒龍系防具等に比べるとさほど低い値でもない。
これは、白グラの特徴的な龍耐性の低さと黒グラ・バサルとの龍耐性の差異は甲殻の防御力に由来するものではなく、生体機能そのものへの影響度合いの差異に対応する事を示唆していると言えるだろう。
以上の様に、少なくともグラビモス種については、水属性及び龍属性はその特異な化学代謝を阻害する効果として働いているという仮説を立てる事ができるだろう。 -
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幻葉
2009/10/25(日) 16:57:44 ID: 2mUt+y4usW
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●龍属性の謎…二つの龍耐性
最後に、前項でグラビモスに対しての龍属性に触れた所で、他の飛竜・古龍への効果も考慮にいれて龍属性の正体を考察してみよう。
前述の通り、龍属性をその多彩な起源から論ずる事は難しい。従って推論抜きで言える事は、
「古龍、火竜、鎧竜及び岩竜等、及びそれらの素材から作られた防具に対して、特徴的に効果を発揮するダメージ源」
という事でしかない。
これに、前項ではグラビモスに対する効果に限定して推論を進め、「グラビモスの化学代謝ないし化学合成細菌の活動を阻害する効果」という仮説を立ててみた。
さて次に、MH2新登場の古龍を除くと、グラビの他に龍属性が効く飛龍といえば火竜種である。
が実は、切断打撃等の物理防御力と比べると、グラビモスほどには龍属性効果は高くない。例を挙げると、
グラビ腹: 切断透過率25% 龍属性透過率35% 龍/切断比 1.4
グラビ頭: 切断透過率20% 龍属性透過率40% 龍/切断比 2.0
グラビ足: 切断透過率15% 龍属性透過率10% 龍/切断比 0.67
レウス腹: 切断透過率45% 龍属性透過率25% 龍/切断比 0.55
レウス頭: 切断透過率80% 龍属性透過率30% 龍/切断比 0.38
レウス足: 切断透過率45% 龍属性透過率 5% 龍/切断比 0.11
となる。(数値はMH2ガイドブック準拠。)
(従って、切れ味の高い状態でレウスの足に乱舞するなら、超絶よりも紅蓮双刃や天地の方がオススメな感じである。) -
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幻葉
2009/10/25(日) 17:01:56 ID: 2mUt+y4usW
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(●龍属性の謎その2)
一方、その甲殻等から作られる防具の龍耐性を比較すると、
グラビ系: 剣士-2 ガンナー 0
レウス系: 剣士-4 ガンナー-2
となり、飛龍そのものの龍耐性とは逆転している。
また、火竜は言うまでも無く完全な肉食動物であり、グラビモスの様な特殊な化学代謝は持っていないと予想できる。
加えて水属性よりも氷属性の方が効果があり、より一般的な生物に近い存在と考えられるだろう。
つまり、仮説として…「龍耐性の低さ」には二つの種類があると考えられる。
即ち、
1) グラビ型…生体の代謝システムが龍属性に弱い。飛竜の龍耐性は低く、装備の龍耐性(の低さ)はそれなり。
2) レウス型…鱗・甲殻が龍属性に弱い。飛竜の龍耐性はそれなり、装備の龍耐性は低い。
である。
次に古龍を考えてみよう。
ラオ・黒龍はレウス型である。(一際巨大である所為もあるかもしれないが)
他の古龍は中間だが、テオ&ナナは水属性に弱い事も含めてグラビモス的傾向が強い。
古龍観測所?の爺さんの証言によると、テオナナは燃石炭?を摂取し、その老廃物が粉塵爆発になるらしい。グラビモスに類似した化学代謝を備えている可能性は高いだろう。ただし、明らかに肉食獣的な歯を備えているので、両者を折衷した生物なのかもしれない。
又、実はクシャも鉱石を摂取する事がある(ガイドブックP410)が、これは体表の金属甲殻を生成・修復する為だろう。しかし体内に金属を取り込み表皮に形成する仕組みを持っている事は確かであり、甲殻の性質に加えてこの生体機能が龍耐性の低さに関係している可能性はある。
ナズチは舌による捕食行動から肉食と推定されるが、やはり観測所の爺さんによると体内に鉄分を備えており(ドラグライトも剥ぎ取れる)、ステルス能力に利用しているらしい。クシャに順ずると言った所だろうか。 -
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幻葉
2009/10/25(日) 17:07:34 ID: 2mUt+y4usW
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(●龍属性の謎その3)
そして、これらの推論から龍属性の正体についてまとめると、以下の様になる。
「グラビモスの様な化学代謝又はそれを行う化学合成細菌の活動を阻害し、火竜や古龍の備えている強固な甲殻を破壊する性質を持つ物質ないし効果」
二つの効果が偶然まとまっているのはおかしい、と考えるなら、両者に共通する要因を考えればよい。
例えば、ある特定の金属元素があり、グラビモスは鉱石中に含まれるその元素の化合物が持つ化学エネルギーを元に化学代謝を行い、また古龍・火竜はこの金属元素を利用して強力な鱗・甲殻を生成し、身に纏っているとする。
これに対して、その金属元素と強力かつ選択的に結合する物質があればどうだろう。
グラビモス(化学合成細菌)は本来の化学反応が妨害されてエネルギーを生産できなくなり、古龍の強固な甲殻は変質・破壊されるだろう。
(…ひょっとしたら鉄なのかもしれない。
MHの世界には非常に豊富に鉄鉱が存在するし、グラビモスが好んで食べる鉱石も基本的に鉄鉱である。
また、古龍種の一部は体組織に鉄分を持っているのが明確であるし、ラオの赤い甲殻は鉱塵の鉄分を取り込み堆積させた物という古龍観測所の説明もある。 -
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幻葉
2009/10/25(日) 17:08:35 ID: 2mUt+y4usW
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(●龍属性の謎その4)
鉄がエネルギーになるのかという意見もあるだろうが、ホカホカ懐炉の熱源は鉄の酸化現象だし、微細な鉄粉は非常に危険な可燃物でもある。
無論、他の物質である可能性もあるし、MH世界で鉄と認識されているものが現実の鉄と同じかどうかも解からないのではあるが。)
龍殺しの実?は前述の様に火山での生存競争の中でこの龍属性物質を得、やがて人類に利用された。
超絶一門?やエピタフプレートは古代文明によって精製された龍属性物質なのだろう。
それ以外の龍属性武器は、現人類(+竜人?他)のもつ経験から選び抜かれた龍属性物質・効果を持つ飛竜・古龍素材という事になる。
そして、その素材の殆どは古龍(及び火竜)の牙、角、鱗などである。
そう、古龍たちは自らの力として龍属性を振るう。
おそらくは人類が龍属性を手にする遙か以前から、自らを屠る力を古龍たちは備えていたのだろう。
それが何ゆえなのかは定かではない。
或いは自らのテリトリーに位を同じくする強者…同族すらも存在する事を許さない気位の為か。
だがおそらく、竜を狩って暮らす人類の前に古「龍」が現れたとき、人類はこう思っただろう。
「 龍を殺せるのは龍だけだ 」
龍だけが持つ、龍を屠る力。
それはやがて人類が手にした力なれど、その遙か以前から龍が持っていた力。
故に、龍属性。
その力を人の手に得て尚、それを「龍属性」と呼ぶ。
それは、孤高の存在としての古龍、そしてそれを生み出した自然への畏敬を込めた呼称であるに違いない。 -
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幻葉
2009/10/25(日) 17:11:01 ID: 2mUt+y4usW
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●結び
MH世界は、その大半にリアリティの通った生物達と人間との世界である。
その中に存在する龍属性と古龍。
そして岩を喰らうグラビモス。
あるいは、これらをファンタジー要素だとして毛嫌いする向きもあるかもしれない。
しかし、自然は時として人間の常識を超える生物を生むものである。
2001年以前に、スケーリーフットの存在を空想と思わない人間がいただろうか。
化石発掘以前に、かつてこの地上を恐竜が跋扈した事を予想できた人間がいただろうか。
これらMHの超自然的要素は、ゲーム上の要求であると共に、寧ろ人知を裏切る自然を上手く表現しているとも言えないだろうか。
また、本稿の様な事を考えたからと言って、ゲーム上で有利になるとか言った事は一切無い。
理屈をこねた所で攻撃力は上がらないし、逆鱗は出ない。
が、MHの持つさまざまな要素を、ただゲーム中のパラメータとして見てしまうのはあまりに惜しい。
モンスターハンターはゲームの奥に「自然界」を感じさせることに成功した稀有なゲームである。
本稿は、筆者なりにMH世界の「自然」に遊んだ試みである。
多少理屈臭くなっているのは筆者の業なのでご容赦願いたい。
願わくば、本稿にて筆者と共にMH世界に遊んだ読者諸氏の多少なりとも居ることを。
(駄文・長文にお付き合い頂き有り難うございました。) -
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幻葉
2009/10/25(日) 17:48:03 ID: 2mUt+y4usW
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ななしのよっしん
2009/11/01(日) 17:00:16 ID: DLs5Ya8H2g
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ななしのよっしん
2009/11/01(日) 17:07:51 ID: kEzn/LFp3H
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煽るほどのことか?
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幻葉
2009/11/05(木) 08:23:41 ID: 2mUt+y4usW
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ななしのよっしん
2009/11/07(土) 17:49:48 ID: DLs5Ya8H2g
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