ニコニコ大百科

フジキとイラコが凄い顔+モツ出し+血まみれで斬りあってる表紙だったり
最終巻はふんどし姿で抱き合ってる表紙だったりなんで買いにくい表紙にしたんだよｗ

表紙詐欺よりマシじゃないか

>>120
会話を楽しむこともできんコミュ障か
絡むような内容でもないだろ

最後の最後の御前試合で二人とも神域に達し
既に憎しみを超えてお互いに「どす汚れた清廉な絆」とも呼べる境地に辿り着いていたのが良い
お互いに双方を意識している姿はもはや修道とかそんなレベルじゃない
もっとおぞましくも人を惹き付ける何かだ

WOWOWで放送されていたアニメは面白かったんでしょうか？
たまたま原作を手にとって読んでみたらあまりに苛烈で面白くて気になったもんで

漫画『シグルイ』ファンの全員が納得するできかと言えばどうだろうと思うけど、私は面白く観れた。
アニメとしてのクオリティは高かったんじゃないだろうか。絵が墨絵のように渋くて綺麗だった。

>>125
個人的にはアニメも良かったと思います
ただ刹那の動きを止め絵を使って表現を用いているため
そこをアニメとして許せるかどうかというのが人によってはあります
後はキャラデザも……

とはいえ今なら北米版ブルーレイが3,000円程度で買えますので
原作好きなら特に買って損ということはないと思います

>>126-127
なるほどー原作既読であればそれなりに楽しめるんですね！
時間を見つけてまずはBD1巻を視聴しようと思います
どうもありがとう！

>>117
亀レスだが・・・。個人的にはまわりで見ていた役人や記録係に観の目がなくて刀がすっぽ抜けたり、あらぬ間合いで刀を振った様に見えたのだと思った。仇討ちの時の伊良子の晦ましを士以外の町民には理解できなかった様に。
御前試合のシンプルさは、今までの対伊良子戦の全ての攻防が凝縮されていて（それこそ藤木以外の虎眼先生や牛股のも）だからこそ仇討ち戦を直接見てない人たちには解らないのかと思っていた。けど、あの場に居た誰もクソ試合だから勝った方も腹を切れとか言わないし、大納言は伊良子を贔屓にしていて腕前は存分に知ってるはずだしな。
つまり、>>118が正しいと思いますwあとそのインタビュー読みてー

15巻の最後、藤木と三重が手を繋ぐシーン綺麗だね。
更に後の見開きの、伊良子が雪だるまに目を入れるシーンも。
終盤のシグルイはこういう切ない絵が多くて悲しい。

天賦の才があるのに壁に突き当たり、それを越えるために試行錯誤と努力を続ける主人公（藤木）は好感が持てる。
伊良子も好きだけどね。

>>129
そういえば、あのインタビューって単行本に収録されてないんだな、文庫版に収録されることを期待しよう、あのインタビューはシグルイについての話以外にも、エクゾスカル零の構想として強化型外骨格が地獄を旅するというのを考えているとかっていう内容も書いてある。
今でも持ってるから、載せていいなら載せるんだが、駄目だよな。

強化型外骨格ではなく強化外骨格でした、失礼。

アニメで最後まで見たいな

藤木が大好きなぶん、ピエロすぎて辛い。
とはいえ、三重様も被害者だし責められんのよなぁ…。

覚悟と悟空道でも読んで元気だそ…。

アニメからこのシグルイを知ったけどアニメの方は説明が少なくて分かりづらかったなぁ
漫画も一緒に読んで色々と納得できた

デコピンの要領で真剣を弾き出すって、実際なら筋力どれくらい要るんだろうな

>>136
アニメはほぼナレーション不在なのがキツすぎる
予算の都合とか極力演出を抑える方針だったんだろうけど…

アニメでもむーざんむざん

飛び飛びにしか読んだことなかったんだけど文庫版が出始めたから集め始めてみた

で思ったんだけど虎眼てさ、えらい破天荒な描写が多いけど制度や体制には楯突こうとしてないんだな

伊良子みたいに何でもかんでも利用してってスタンスがとれなかったあたりのジレンマも精神やっちゃった一因なのかなって思った

>>140
＞制度や体制には楯突こうとしてないんだな
それが全てだよね
読者からしたら狂った倫理観・世界観に見えるけど、虎眼や藤木だけでなくその体制の中で出世を狙う伊良子も、結局は作中の極端な封建制度からは逃れらんないからこその悲劇＆喜劇なわけで
柳生宗矩と土井利勝の掌の上で踊ってる忠長も、忠長に戯れに殺される剣士たちも、みーんな作品を支配する人の命が紙より軽い狂気の体制からは外れられないのが残酷

将軍だろうが無双の剣客だろうが、『武士』はその身分と在り方の呪縛から逃れられないのよね
それは神君家康ですらそうだった。ましてや『武士』に成りたいと只管希う源之助にとっては尚更

そして辿りついたのが、自身の夢・立身出世・流派の名誉、欲しい物全てを手に入れた代わりに、
己の誇りを捨て、好敵手を汚し、三重を死なせ、持っていた物全てを失うと言う無残な結末だった

『善なる者、努力する者が報われない世界が最も残酷』という作者の言葉を正に体現していたよ

伊良子の遮二無二高みを目指す姿勢やプライドの高さは男として憧れるが、虎眼に仕置きされる時に脳裏に巡る動機が全て女だったり双子の侍女と添い寝してるのをみるとやっぱり伊良子氏ねって思ってしまうw眩しすぎたのだ！

谷口ジロー氏の「ナックルウォーズ」に勝るとも劣らないレベルの尻すぼみ。画力のある漫画家の打ち切りマンガ特有の、そこまで読んだ読者の時間を全て無駄にしたかのような雰囲気がある。

親父に勧めたら、虎眼先生のことを「ハンニバル・レクター博士みたい」と評してた。近くのレンタルショップにはハンニバルシリーズ無かったからまだ観てないんだけど、どうなんだろう？

ネタが先行してる感があるけど、茎受けのシーンとかガチの胸熱シーンも多い

一紳士としては考えたくはないが、チャンピオンREDでなければ、中身に見あった知名度を手に入れていただろう

オタク特有の独占欲なのかも知れんが、こういう漫画の知名度はソコソコ高い程度がむしろ良い。「俺はこんなに面白い漫画知ってるんだぜ。作品自体を知らない人、エログロや残酷無惨・バッドエンドが苦手で読めない人、かわいそう！」って思いながら一人悦に浸るのが楽しい。
勘違い＆何様な嗜好ってのは分かってるけどね。

何回かシグルイ読み返したけど
何故三重が自刃したかについては>>80の言説が一番しっくりくるな
身分という差別的なレッテルを覆そうとした伊良子と、あくまで上に仕えて士の本分を果たした藤木。

どっちも正しいように見えてどっちも報われないのが、シグルイなんだよなぁ･･･

余談だが、御前試合で藤木と伊良子が太鼓の響く決闘場に赴くシーンはいつ見ても心臓がバクバクするわ
文字通りの殺し合いっていうヒリついた雰囲気が全身を身震いさせてたまらんね
あと、個人的にガマ剣法の続きが見てみたかったり
屈木頑之助みたいなキモかっこいい剣士って他にいるか？
頭部がデカイっていう短所を武器にして闘う所とかスゴイ好きなんだけど

>>147
独占というか、駿河城御前試合も含めてあんまり人口に膾炙すべき作品ではないと思うな

南條先生いわくテーマの残酷無残は極端から極端に走る人間の修羅図が主眼だけど、
シグルイのどう足掻いたところで個人における血を吐くような体験・刻苦と鮮烈な主義主張も社会や世の趨勢の前には塵芥という内容は、
要するに人が作り出した物語の中で伝える内容すべてが現実に出れば無駄って言ってるようなもんだから、
なんらかの価値観を確立していない人が読むには猛毒過ぎる

一通り読んだけどやっぱり三重様だけは理解不能
約束通り仇を討ったんだから首を刎ねても問題ないだろっていう