ニコニコ大百科

魔王軍は六大団長をみても
ヒュンケル：元人間。アバンの弟子であり裏切る恐れあり
ザボエラ：味方からも信用できないといわれる人望のなさ
フレイザード：忠義心はあるが、経験不足
バラン：竜の騎士というある意味ヒュンケル以上に敵になる恐れのある危うい存在
クロコダイン：闘う理由が武人すぎてバーンと価値観があわない

どいつもこいつも信用に欠け、バーンにとって絶対的に信頼できるのがミストバーンしかいない。そういう意味で魔軍司令時代の残虐ハドラーは貴重な部下だったんだろうな

いやまあ、別に「信頼」とかそんなもん割とどうでもいい御方ですから…
自身の切り札を預けていたミストくらいしか「信頼」で結ばれた関係性は無く
基本的に忠誠は弱者を従える強者という構図で確保してる訳で。「神々の過ちを償う」というのも軍団のイデオロギーになりうるネタだけどボスの個人的動機にしかしておらず、軍団の中でもそれを知るのはミストバーンとキルバーンくらいだし

ミストバーンに「魔王軍など所詮お遊び」と言われているぐらいだしハドラー以下六大団長は
若いころの肉体を守るミストバーン除いて捨て駒にすぎなかったんでしょ。
そのミストバーンも自分がピンチになると肉体を返すよう要求して結果として死んでるし。
仮に地上消滅を知ったらザボエラとミストバーン、フレイザード以外は反旗翻しそうだし、
バーンとしては魔王軍はどうでもよかったんだろう

ハドラーは確かに地上欲しがってたけど説得不能ってほどじゃないだろうし、ヒュンケルも（その時点まで魔王軍にいたのなら）あえて反旗を翻すってこともないんじゃないかなぁ……
まあバランだけはどうしようもないが、逆に言えばバランとの対決を先延ばしし、あわよくば途中で誰かが倒してくれるのを待つのが、魔王軍の隠れた目的だったといえるかも。栄光云々は置いといて。
バランいなくなった途端に、堂々と空爆始めたわけだし。

魔王ハドラーって、地上出身の魔族？ あるいは、魔界出身だとしてもバーンやヴェルザーの勢力外に住んでたのか？ 魔界の勢力争いやバーンの実力を知ってたら、迂闊に魔王とか名乗れない気がするんだが。
あるいは、魔界じゃバーンやヴェルザーに敵わないから、地上に出て一旗あげてやるぜってタイプだったのか？
ここらへん、なんか説明あったっけ？

>>185
その辺曖昧だけどハドラーはバーンについてあまり詳しく知らなかったし
魔王として地上世界の支配を目論んでいる時代も
魔界で冥竜王ヴェルザーが地上侵攻を行おうとしていたことも気づいてなかったみたいだし
どうも魔界の事情に疎い所あるよね
そう考えると地上生まれの魔族なのかも・・・

竜の騎士については知ってたみたいだし、地上に拠点を持ち代々地上侵略を生業とする一族の末裔とか今考えてみた。
魔族の尖兵というか地上侵略の司令塔で竜の騎士ともよく衝突するんだけど、魔界側が統一されていないので半ば独立しちゃってて、地上に限っては王を名乗れるみたいな。

>>185
まぁ幽白の魔界みたいに広大な場所だったら、雷禪や躯のように、大魔王バーンや冥竜王ヴェルザーなんて伝説上の存在みたいなもので、各自が勝手に魔王を名乗ったり地上侵攻をやってたりしてもおかしくはない

ザボエラが「魔法の玉」で我ら故郷の魔界のモンスターって言ったりしてる辺り、力のある魔族なら地上と魔界を行き来したりもできそうな気はする
それにラーハルトの母親が魔族なことや、クロコダインやガルダンディーのような獣人族が地上に普通にいることを考えると、地上出身の魔族がいてもおかしくはないな

ハドラー今季も指折られたな

超魔になる前のハドラーの悲惨さ
上司（大魔王）と部下（半数が自分より強い）
に板挟みの中間管理職とか可哀想

信頼できそうだったクロコダインは裏切るしさんざんだったな

でもバランは一応上司であるハドラーの顔を立ててはいたけどね
ダイが自分の息子と知ってすぐダイのところへ行きたいぐらいなのに、
きっちり鬼岩城に戻ってダイと戦いに行く、出撃伺いをしたし

あのときのバランは大人の対応をしているのに
感情的になっているハドラーは可哀想になるぐらい
小物でみみっちい男になっていた

ハドラー自身とクイーンがギラ使いってことを考えてもやっぱダイ大のギラ系は優遇されてるな
ゲームではイオ系に完全に食われちゃってるけど

上司：器は大きいけど強すぎるし何考えてるかわからない。ぶっちゃけ怖い。
部下：明らかに自分より強い奴が１人、自分より権力強い奴が１人、
　　実は自分がトドメを刺した奴の息子が１人、自己保身しかしない奴が１人、
　　生みの親なのに殆ど敬意を払ってくれない奴が１人…安心して仕事任せられるのがおっさんだけじゃねえか！
しかも、色々と面倒な時に何かいきなり出てきた社長直属の部下で、
やっぱり自分より強そうで、しかも執拗におちょくってくる内部処理担当係もおるし。

これはストレスで頭ハゲそうですわｗ　バラン＆ダイと相対した時に、「正直不安で仕方が無かった」と
告白してたけどあれは紛れもない本心だろうな。正直、ハドラー自身が一番信じられんかったと思う。
「何で竜の騎士が俺の部下にいるの？」と上司に問いただしても不思議ではないぞ。

バーン様はもちっとハドラーのプライドを尊重してやれば、黒の核で自爆しろつっても文句言わずにやってくれたかもしれない

>>193
「昔は社長やってたのに、今はこういう中間管理職的な立場です。」
という話だから辛いよな。
アバンに「使い魔に成り下がった」とか言われたら、
痛い所突かれたという気持ちになるわ。

まあバーンにしてみりゃ仕方ない
喋っちゃいけない：司令官としては問題外
ワニ：性格こそ理想の上司像だが頭脳不足な上、自分で戦いたがる性格も管理職に向かない
じじい：ワニの逆
手柄狂：危険人物で到底管理職は任せられない
実はアバンの使徒、実は竜の騎士：ふたりとも復讐に狂っていて他人の管理をしている場合じゃない

あの濃い連中を上司として一応でもまとめられそうなのは、例え序盤の小物くさい性格でもハドラーしかいない

むしろ悪の組織でハドラーみたいな人材がいてくれたこと自体が奇跡

魔界から適当な人材引っ張ってこれんかったんかいとツッコミたくもなるが
地上の魔物への宣伝効果とか考えたらやっぱハドラーがいいんだよなぁ
よそ者たちが「今から魔物たちはバーン様の支配下やで」なんて直接言うより
「あのハドラー様もバーン様の部下やでおまえ等も魔王軍入れや」
の方がやりやすいだろうし。

むしろバーンにとっちゃ魔王軍なんてお遊びの一環だし
魔軍司令なんてハドラーでもバランでもロンベルクでも
誰でも良さそうな適当さを感じる

ただのお遊びだからこそ、手間をかけないで手っ取り早く済ませようと思って、>>198の理由でハドラーが魔軍司令なんだろうな。
バーン的には、実力だけだったらバランやロン・ベルクの方が信用度高そうだし。
>>195の例でなんか納得したけど、ハドラー本人が社長気質だったことがバーン様最大の誤算か。大企業(バーン軍)で中間管理職やってるよりも、社員数人の零細企業(終盤の親衛騎団)でもトップに立ってる時の方が輝いてたし。

いや遊びだから手間かけて魔王軍なんて余興を楽しんでると思うのよ
手取り早くやるならミストバーン一人にやらせれば十分なわけで

バーンがハドラーを選んだのは気まぐれな思いつきとかそんなレベルな気がする

「バーンにとって魔王軍なんてお遊びだった」って台詞は、遊びを楽しんでたって意味ではなく、遊び半分で本腰入れてなかったから魔王軍なんてどうでもよかったって意味だと、俺は解釈してる。
だから、余興は確かだけど、手間をかけてるようには見えないんだよなぁ、俺には。
バーンって、強い奴や個人的に気に入った奴をスカウトするのは好きだけど、自分で軍団の運営とかやる気無さそうに見える。初期の魔王軍の運営を見てると、面倒なところはハドラーに丸投げしつつ、ときどき人事や作戦に口出してる程度じゃない？

個人的な妄想としては、バーンが自分以外に凍れる時の秘法を使った奴がいることを察知する→アバンとハドラーのことを知る→アバンのことを要注意人物とマークすると同時に、ハドラーの組織力を見込んでハドラーに軍団を組織させてみようと思いつく…って感じで、
前に書いたことと変わっちゃったけど、そもそも魔王軍という発想自体が、ハドラーの存在前提なんじゃないだろうか。魔界に居た時には、殆ど軍隊と呼べるようなものは作っていなかったことを考えるとさ。

>>200
ハドラーと何度も世界の命運を賭けて戦ってきたアバンにはライバルが
後ろ盾（バーン）を自慢するような男になってしまったのならガッカリだという気持ちもあったかもしれない

最終的に地上全部吹き飛ばす予定だったのに
なんでわざわざ各国と戦ってたんだろう？

うーん、実は軍団長の実力を削ぐのが目的だったとか
行方不明になってるバランの息子の把握とか
凍れる時の秘法なら黒の核にも耐えられるからアバンもやっぱり警戒してたとか

だから余興の見世物だったんだろう
黒の核晶ばらまいてドカンで済むけど
自分の力が圧倒的すぎてどんだけ杜撰なやり方をしようと失敗しないんだし、折角だから軍隊ごっこしてみてもいいか、位のつもりだったんだろ

誤算だったのはその遊びが自分を倒せる人材を育ててしまったこと
いきなり全力かつミストバーン付きならば、デルムリン島時代のダイ程度は問題にすらならず
バランとアバンとハドラーが組んだとしても多少の抵抗にしかならなかったろうし

うーん、でもやっぱり警戒していた説を推したい
作中の言葉を借りるなら無敵と不死身はまったく違うんだよね
タイマンで戦えば確実に勝てる相手とはいえ、不意を突かれてダメージを負ったり絶命することもなくはない、実際老バーンはアバンストラッシュで一度瀕死になってるし
魔力の弱った状態とはいえバーンに勝ちかけたハドラーを、さらに圧倒する竜魔人の存在もあるし
黒のコアという大量破壊兵器もあるし

バランは魔王軍の一員とはいえもとは天地魔界のために戦っている竜の騎士で、「地上に巣食うダニである人間を滅ぼす」というバーンの嘘目的に共感して共闘していたに過ぎない
真の目的を知られたら敵に回るのが確定しているから、実は一番警戒していただろう
バランなら老バーンとはいい勝負するだろうし、解放ミストバーンならバランも倒せるだろうけど解放ミストバーンの正体も気付きそうな様子だったからうかつに見せられないし

バランと比べたら「黙殺してもしかたない小物」であるとはいえ、初期ハドラーやクロコダインも地上消滅に同意しそうにないから割と警戒はしていたんじゃないかな
内心上司の寝首をかくことしか考えてないザボエラ、もとは勇者の弟子であるヒュンケルも手放しで信用はしにくい
バーンから見て裏切りそうにないかわいい部下は、「バーンさま我に勝利と栄光を…」と心中発言したフレイザードくらいか？
フレイザードは自分に手柄を与える者の存在を必要としているし

実は六大団長は敵になりそうな奴をウソの目的で集めて管理していただけだったりしてな

世界に強者が残ってると計画ばれる＆爆弾止められる可能性がある
→できるだけ人間の戦力を削いでおくに越したことはない
→各国を滅ぼす

それか、世界制服が目的だと思わせるためか
チェスでもそうだが最後の一手を悟らせぬようにするものだ、とか言ってたし

実際、ヒャド系の呪文かけられるだけで無力化するしな
かといって、ばれないようにこそこそ爆弾しかけて回ったりしたら、大魔王の沽券にかかわる……

バルトスのことを出来損ないとか言って一蹴した癖に
武人になってからはまんまバルトスみたいになってるんだよなぁ…
ていうか武人になる前もアバンやヒュンケルとかと一騎打ちしてる辺り
もともとそういう気質だったと思われる