ニコニコ大百科

おやっさんの中の人､吉川晃司さんはリアルでもかなりハードボイルドだぞ

ゴルゴ13や1stシリーズのルパン三世なんかはハードボイルドだと思う。
西部警察なんかもハードボイルドになるかな？

ハードボイルドといえば無理は承知で私立探偵だろうやはり。

個人的にハードボイルドは主人公の職業ではなく、
事態を行動によって打破するスタイルや言動の直裁さ、
よりストリートに寄り添った感性に定義を求めたい。

ハードボイルドとダンディは別の概念だが混同されやすい気がする

なんか言葉のイメージでそうなっちゃってるんだろうな
ダンディは男らしいとか、漢ってイメージがあるけど、実際はただのお洒落な男性って意味だし

俺の理解では

ハードボイルド・・・ニヒルなアウトロー（でも根はいい奴）
ダンディ・・・ちょい悪お洒落オヤジ（変態紳士）

ハメットでチャンドラーでヘミングウェイなのがハードボイルド
ルブランでボードレールでポーなのがダンディ

タフでジェントルで私立探偵なのがハードボイルド
変態で芸術家で怪盗なのがダンディ

>>37
いやヘミングウェイ、つうかハメットもだけど、
あの辺の源流ハードボイルドはニヒルとかそういうんじゃなくて
文体の話だと思うよ。

で、ハメットが偉大すぎて文体からいつの間にか
「そういうジャンル」「そういう雰囲気」としての
ハードボイルドと呼ばれるようになった、て流れだと思う。

銀魂は酒屋のオヤジで小銭形では無いんだな･･･ｗｗｗ

冴羽獠はないんですか

翔太朗　入れてあげようよｗｗ

そうか、ハードボイルドは西部劇の後継者なのか。

そういえば「Gメン'75」が関連項目に入ってないな...
オープニングでもちゃんと言及されてるのに...

るろ剣の斎藤一のハードボイルドっぷりは最高

爆風スランプのアルバム名および楽曲名でもある

ちゃんと大藪春彦があって感動した・・・・

ハードボイルド＝渋くてかっこいい漢って思ってるがだいたいそうだよな？

探偵より刑事イメージの方がまっさきに思い浮かんでしまうｗ

ハードボイルドって連呼しすぎて、ハードボイルドがなんなのかわからなくなってきた！　By空知

誰か高城高とヘミングウェイを入れてください

ところで、まさか『ハードボイルド=ヴァイオレンス、セックス、銃、暴力、アスファルト、暗黒社会を大いに含んだ活劇もの』だと思いこんでる人はいないよな？

それも確かにハードボイルドであるけども、それを『本流』だと思っているヤツを自分は許せない。それらはスピレインが生み出した『亜流』で、本来のハードボイルドではない。むしろ、本来の意味から外れ堕落したものだ。

本来のハードボイルドとは、大まかにわけるなら『ミステリー』、それも本格的なものではなく、淡々と描いたものだった。チャンドラーの場合はマーロウの孤独さも含まれてくる。

日本のハードボイルドの始祖である高城高大先生の書いたエッセイによれば『日本のハードボイルドもヘミングウェイから始めるべきだ』と書かれていた。
で、自分はヘミングウェイの初期作品である長編『陽はまた昇る』と『我らの時代』、『男だけの世界』の二つの短編集を読んだ。それで、高城高がそのエッセイで書いてたことを改めて思い出した。
『ヘミングウェイは見たものを精密に、ただし私情を一切含まず淡々と描写している』。

私情を挟まずに淡々と描写すること、短いセンテンスで極力簡潔に文章を綴る。ただし、長くなっても問題ない。リズム感、相手を逃がさぬために追い詰めるような緊迫感、スリル感が損なわれてなければ問題ない。

文学的に見た『ハードボイルド』とはそう言ったものを言うらしい。つまり、都会のネオンもアスファルトも淫靡な女も情熱的な情事もギャングも麻薬も銃も暴力も特別必要な要素じゃあない。

…まぁ、でも正直ここまで書いておいてなんだけども、自分はハードボイルドというジャンルは大藪春彦から入ったし、自称ガンマニアだから拳銃ぶっ放す話も好きだ。自分が一番好きなそれは『烈火の月』だし。

だから、「ハードボイルドってのはこれ！」と断定する気はない。ただ、『ハードボイルド＝拳銃活劇』と勘違いするような人が増えて欲しくないだけ。そう、半年前までそう思い込んでた自分のように…。

思えば惜しいことしたなぁ…高城高全集の一巻目とハメットの『マルタの鷹』をそんな先入観で読んだもんだからそのすばらしさを理解せずに読み終えたもんだから…。

誰かギロロ伍長をいれてくれないか。

>>9
北方三国志からポロロッカして水滸伝とか楊家将とか読んでみたら全部ハードボイルドだった。

マスター、カミュをロックで頼む…

ケンシロウやコブラや冴羽りょうは？

ここまでウォッチメンのロールシャッハの名が無いのは何故なのだろうか

かっこつけないからこそハードボイルドなのに最近映画もアニメも形骸的にハードボイルドを真似た描写ばかりなせいで勘違いしている人が多いと思う。
小説ももちろんだが、４０～６０年代のアメリカ、フランスのノワール映画をもっと見てほしい。

ゲームのJ.B.ハロルドはハードボイルドそのもの

ただしゲームの主人公には向いてない気がするがｗ

>>56
あまり不毛な定義論争をするのもなんなんだが、ノワールとハードボイルドってまた違うジャンルじゃないか？
ジム・トンプスンをハードボイルド作家と呼ぶのは何か違和感がある。

>>58
すまん、近年の表面的な描写とこの言葉の使われ方に怒りを感じて我を忘れていたようだ。
ただ映像ジャンルに関して言えば、ノワール映画は最もハードボイルド作品が多いジャンルではないかな？俺自身はフレンチノワール、例えばメルヴィル監督の作品や『さらば友よ』なんかに見られる「意固地なまでにストイックな男の友情」「一瞬で終わる銃撃シーン」というモチーフにグッとくる。

探偵小説やノワールものにハードボイルドが多いのはよくわかるが
ハードボイルドと聞くとヘミングウェーが一番ぴったり来ると思うんだよなぁ