ニコニコ大百科

とうとうというか、4部が三池で実写化するけど、実写化するなら荒木作品を映像化するなら
バオーの方がいいと思うんだわさ。OVAは端折ってるけどいい感じに中だるみのない
テンポになってスミレと育郎の繋がりもギリ描けてた寡作だった。原作が90分くらいで
纏めるのにちょうどいいしCGスタンドより特撮のが原作層取り込めるんじゃまいか。
バイオレンスシーン再現が全年齢じゃ無理か

この漫画けっこう評価高いけど、いうほど面白いか？　と思う
スミレが育郎を信頼する裏付けが解説だけでないに等しいし、育郎の表情が絵で表現できてないからセリフありきの漫画になってるし
ジョジョでようやく荒木の才能が昇華されたけど、ジョジョのおまけで評価されてる感は否めんわ
なぜか単行本の後書きが寺沢武一に夢枕獏と大物だし、後者からは「続きが描かれるべき」とまで言われてるからそこはすごいと思うけど

>>151
バオーは三陸鉄道が通る岩手が舞台だし、実写なら現地でやってくれると地元民的には嬉しい
問題は三鉄は『ディーゼル車』だから、電車の感電シーンをどうするかとという事か
ちなみに荒木は三鉄がディーゼルであることを見て知っていて、物語の展開上あえて電車に変更したみたいだけど、連載中に読者から三鉄は電化してないと突っ込みが入ったそうだ

俺は実写化よりもTVアニメ化して欲しいな
来年のジョジョ30周年記念あたりで
スミレちゃんのCVはくぎゅがいいと思います

セル画アニメで省略無しのバオーが見たかった・・・

ジャンプはドルド中佐が登場するあたりから読みだして
魔人ブウの生まれ変わりと闘うあたりで買うのやめたな…

>>152
ジョジョのおまけどころか、「ジョジョ（３部以降）を遥かに上回る傑作」「ここが荒木の頂点」と評する人もいる

絵が未熟で（というか荒木は絵も凄いが、絵が魅力の中心ではない）台詞回しや勢いに頼っているだけ、それらが際立っている
王道のプロットに対して、細部ギミックの斬新さと、それとプロットとの間のバランス

ただ、ギミックやバランスのとり方については、今となっては能力バトル物には当然になってるから、今の読者には突出してるようには見えないと思う
なので現在の目で当時ほどの魅力を感じない読者がいるのももっともだろうけど、少年漫画の重要なポイントとしても検証する価値はある

この頃の荒木って永井豪とかの影響もやっぱりあったんだろうかね
よく言われるけど、ウォーケンは何回見直してもバイオレンスジャックに見える

いつも技名が思い出せなくてイライラする(バオーのせいではない)

この作品を「仮面ライダーっぽい」と言う人がいるけど、もしこの作品が本当に仮面ライダーだったら、仮面ライダーとして破綻してるでしょ。なにしろ主人公が普通の生身の人間殺しまくってるんだから。他の作品では普通に許されてることでも、仮面ライダーでは許されないってことはあると思うよ。

>>160 シン「」アマゾンズ「」

>>157
独自色を前面に打ち出すよりある程度何かの影響を受け入れた方が魅力的だよな荒木に限らず
独自色の強くなる5部以降より4部までの方が好きっつーか自分には馴染みやすいかな
雑誌の表紙なんかだと今の方が映えるのも事実だろうけど

>>158
有っただろうね。あと、人物の顔立ちは白土三平の影響がある事は
本人も認めてる。魔少年ビーティーだとよくわかる。

OVAは面白かったけど漫画はいまいちだったな
ビューティーと比べるとテンポも悪いし展開もいまいち

個人的にドレスの生物兵器の内バオーとマーチンは汎用性ありそうだし、液グモは他の生物兵器脱走時の始末用だとしても、アロマ・バッドは本来何に使うつもりで製造したのかが気になる。
匂いをまき散らすって普通の軍隊だと軍用犬ぐらいにしか効果ないのでは？（毒ガス兵器用かとも思ったがあのサイズでは毒ガス弾の方がまだ有効だろうし）

>>164
そら作者のストーリーもんデビュー作なんだからある程度はしょうがないだろうよ…

>>165
バオー原虫に寄生され、武装現象に代表される特殊能力や種族を超越した身体能力が発現した生物は、極めて特異かつ優秀な感覚能力をも有している。
ワンちゃんに関しては不明だが、育郎（人間）と違って犬類としての感覚器が流用されたかも知れない。
そんな存在を、投入先に限らず覚醒状態のまま管理下に置くには、アロマ・バットの様な代物が有効かも知れない。
何と言っても、原虫ごと被寄生者が逃亡しただけで『核爆発させることと同じ』であり、成虫となって繁殖能力を有した原虫が被寄生者の頭蓋を食い破って世界に拡散すると人類が滅亡してしまう！のだから、バットの有効性は極大だと言えるだろう。
ドルド中佐が投入して撃破された際に、全滅していないと良いのだが…

＞また「来訪者」の部分は育朗の台詞「ぼくはおまえらにとって脅威の来訪者となるだろう！」
＞及びウォーケンがバオー（育郎）を迎えた時の台詞「ようこそ来訪者」から来ているものと思われる。

いや当初から「（育郎本人にとっても）未知の来訪するもの」がタイトルの理由で
そのタイトルを逆手にとったのが終盤の、「ドレスにとっての」来訪者、という（育郎とウォーケンの）台詞じゃないの

育郎自身の体なのに、または、ドレスが自分で開発したものなのに
来訪する未知の脅威である、というのが効いてくるタイトル

>>165
後年、荒木氏は「敵組織の目的や収入源など、きちんとした設定を考えていないと話が書けないことに気づいた」と反省材料になった事を語ってる（「荒木飛呂彦の漫画術」より）

だから、ジョジョ以降は取材やキャラ設定に力を入れるようになり、5部のパッショーネもその辺の設定が細かく語られていたりする

評価が高い本作だけど、本作なりに反省点もあったみたい

ウォーケンの超能力の描写もふわっとしたもので
なんでスミレは全然違う能力なのに能力者だと分かるのか
遠距離からバオーの肉体を直接振動させられなくて
トドメ刺すのにわざわざ接近したのはなんでかとか
毛針や電撃防御出来るのにセイバー防御間に合わなかったの何故かとか
いくつも疑問が出るけど

能力者同士では能力の具象化されたビジョンが見える
射程距離や精密動作性などの概念があると設定された
スタンド能力でなら明確に説明できる

>>170
１.「スミレは感応系の超能力を有しているから」。
ウォーケンとは全然違う能力ながら、「強大な超能力者が存在する」という程度の事は分かるだろう。
２.「スクークム族の勇者が、勇者の留めを刺す時の作法だから」。
戦闘中である以上、そういう事をいちいち敵に宣誓する余裕があるとは限らない。
パワーの消耗により、接近して分子分解能力を放った方が効率が良く確実に留めを刺せるかも知れない。
３.「ブレイクダークサンダーフェノメノンは無効化出来ず、ガード一方に追い遣られたから」。
彼の身体強度は絶大な破壊力と釣り合っておらず、リスキニハーデンセイバー・オフがバクチ技たるガード不能技としてヒットしたのだろう。

スタンド能力による明確性は事実だが、抽象的な代物であれば具体的な追加説明が必要になる。
しかも、描写能力により作品世界で通用するリアリティを醸し出さないと、読者に真の説得力を提示出来ない。
読者としては理解し易い方が学科的に考えれば楽だが、どんな描写であれ最後は自分なりの解釈が必要となるだろう。
それはまた、読者に取って拡張性をもたらす楽しみでもある筈だ…

それ全部君と言う読者個人の根拠のない妄想でしかないからね

スミレの予知は断片的で曖昧で弱いと言うのが妄想ではない劇中描写
危機が来るのはわかっても能力や攻撃方法なんて具体的なものは一度も予知出来てない
それまでに敵が姿を見せる前に危機が来るのを予知はしてたが
姿を「見て」それが脅威と知覚するというのはウォーケンが唯一

>>164
OVAは3部OVA程じゃないけど出来いいけど改変も多いからなぁあっちみたいに両改変もあるんだけど

魔老紳士ビーティーとかやってたがこの作品のリブートものとかもやれないものか…

妖怪みたいな外見とエレキみたいな鳴き声で、寄生虫という時限爆弾付きの能力ブーストなんて強烈な個性を放つ設定がホラー好きの荒木先生らしいというか
でも育朗自体は正統派のヒーローで荒木作品としては珍しい

バオーの評価は若い人ほど理解しづらいと思う。

たしかにヒットこそしなかったけど有機的デザインを取り入れたいわゆるバイオヒーローものが少年誌に連載されたこと自体が当時は斬新で、石ノ森章太郎とかガイバーの作者とかインスピレーション受けた業界人が少なくなかったのよ。

ジャンプじゃなくて、もうちょっと年齢層上の雑誌なら
ヒットしてたかもしれんなこれ、時代が早いと言うより
掲載場所が悪かった漫画

アニメ版の第22の男を倒すところの演出が好き
聴いただけで「ギャァーン！」とわかる効果音、無駄にモーションが細かい独特のポージングジャンプ、車に飛び乗る時のスピード感とカメラワーク、どれもがインパクト大