ニコニコ大百科

>>180
同盟では生きている人の二階級以上の特進は認められない
逆に言えば帝国では禁止されていなかったとも読めるので
元帥クラスが人事部にでも声をかければ割と簡単に二階級特進ができるのかもしれない


ラインハルトがオーベルシュタインを総参謀の地位につけるためにいろいろやったと考えられるね
基本、階級でつける役職が決まるから、特定の役職に就くためには、階級が必要になってくるわけで

>>176
大勢は決してて（ラインハルトは用済み）、でもとどめを刺すには決定打にかける（3か月はかかる）状況で、武力がないからラインハルト謀殺のための行動一切起こせないってなら、じゃあなんでリヒテンラーデ公はこんな危険人物を番犬に選んだのさって話になるぞ

>>181
キルヒアイスなんかも、大佐→少将（元帥府開設時）→中将（カストロプ動乱鎮圧時）→上級大将（1巻終了時）と飛び級しまくりだからな。
オーベルシュタインは現場指揮には向かないだろうから、逆説的に高い地位にしないといけなかったんだろう。

オーベルシュタインの役割は「あの」オーベルシュタインとして、苛烈な性格のラインハルトに向けられるかもしれない憎悪などを自分に集中させて、皇帝に対する絶対の忠誠心を揺るがぬものにする、というものではなかろうか。
オーベルシュタインのしてきたことは他の人でもできたかもしれないけど、ここまで一貫して嫌われ役と皇帝に対する諫言役をできたのはあのオーベルシュタインでないとできなかったような気がする。

>>179
「反論をされるなら、もう少し具体的にされてはいかがかな？貴殿の意見は中傷的というより単なる想像でしかなく、何の意味も見出せんな」とオーベルシュタインだったら君に言うだろうねｗ

というか同盟側主役でこの人が悪く描かれてる二次創作は時々見かけるけど、この人の能力に疑問符を付けたり無能扱いしてる二次創作なんてある？あったら、むしろどんな感じに描かれてるか読んでみたいんだけど。

>>182
君は本当に原作を読んだの？読んでないなら読むことを薦める。忘れてるなら、以下の通りだ

まずリヒテンラーデにとって最も重要なのは自身の権力の維持で、そのために競争相手であるブラウンシュヴァイクやリッテンハイムと組むという選択肢はあり得なかった。他の選択肢も多くなく、結果として最も簡単で効果的であるラインハルト(軍事力)という手段を選ぶしかなかった。

それでもラインハルトのことは当初から危険視していたので、リップシュタット戦役“終結後”に残った貴族たちの協力を得てなんとかしようとしていた。だけど、その動きや思惑も全てラインハルトに筒抜けで意味のないものだった。

以上が原作での経緯。

そもそも身も蓋もないことを言えば、『三か月』『１０００万人』というのもオーベルシュタインが自身の進言を正当化するために出した試算であって、それが実際にそうなるという保証も無いし。

>>184
やだよ。なんで、俺がお前なんかのために労を折らなきゃならないんだよ。有名どころじゃひどい扱いされてるから自分で探せば？
正直、読んでいて同じぐらい不快になるから、そっちから見たら拍手喝采なんじゃないかい？

>>186
ある？と聞いただけで君なんかに教えてくれだなんて頼んでないし。第一、オーベルシュタインが酷い扱いされてることに何故私が拍手喝采せねばならないのか意味が分からない。私はむしろ田中さんがオーベルシュタインに対して雑な描き方しかしてないから、もっときちんと書いて欲しかったという意見の持ち主なのに。

目が悪いのか、頭が悪いのか、どちらなのかは知らんが人の文章くらいきちんと読みたまえ。同じ銀英伝読者として君みたいなのがいると思うと悲しくなる。

ぶっちゃけどっちも見苦しいからもう止めとけ

卿らの討議は日を挟んで行われているというのに、なかなか冷静でいられないようだな

なにせニコニコは目下ナンバー1、（運営までいかないが）管理人的な裁定者がおらず、まとめ役を欠くのでな。


逆に、オーベルシュタイン自身に帰されることが明確な、賛否の余地なく失敗な事例も、ラグプール刑務所暴動への対応くらいか。バーミリオン会戦での助言は成功失敗以前に役に立ってない（ラインハルト自身もはじめから期待してない）し。
んで、明確なオーベルシュタイン自身の功績は、リヒテンラーデ公の逮捕、ルビンスキーの逮捕、航路局データのバックアップ、と……いやまあ最大の功績は軍務省の運営だろうけど、そこまで描写がないから置いといて。あと、最後のが最大の功績とか言われる割に微妙にしょぼく見えるのは、バックアップの重要性が浸透してなかった頃の小説だから仕方ない。
皇帝の影という立場上当然ではあるが、成功にせよ失敗にせよ、評価の難しい事例は大部分ラインハルト自身の功罪じゃね、というところはあるかな。>>168じゃないが、実際にはオーベルシュタイン関係ねぇよ、ってのもあるのかもしれない。

オーベル自身が直接何かをした訳ではないけど、ミスターレンネンを唆してヤン一党を激発させたり、ラングとルビンスキーの動きを察しながら放置してロイエンタールの反乱を誘発したり、ラインハルト回復の情報を流して地球教の残党を誘き寄せたり、良い悪いを置いとくとしても狙い通りローエングラム王朝の敵になりうる可能性がある連中を全員潰すことに成功してるんだよな。

>>190
ラグプール事件の件もオベ的にはフェルナー派遣した時点でことは済んでたからなぁ
まさか刑務所内での誤射まで予想しろというのはちと酷

ラグプール事件は政略の一環じゃないか？
影響力のある共和主義者を拘禁した上で暴動を誘発、鎮圧を理由に抹殺して地球教徒に罪を擦り付ける。
後はラインハルトに事態を収拾してもらうだけ。
ボルテックに対して用いた策を今度は自分自身を使って実行した。
オーベルシュタインならこれくらいはやりそうだ。ｗ

君主の覇業には絶対必要不可欠な、影の部分を一手に担う汚れ役タイプ
本多正信とかあの辺がモチーフなんだろうか

>>193
さすがにそれは買いかぶり過ぎと言うか、例えばムライ死んじゃってたらラインハルトでも収拾し切れなかった可能性もあるんで、「全て計算の上」だとしたら計略に一貫性がなさ過ぎると思う。
名ありで影響力行使してそうなのオリ何とかさんくらいだけど……そんな回りくどく謀殺するほどの人物かなぁ

……まあ、「起きちゃったものは仕方ない」と、事後的に>>193な思考にはしったのはあるかもしれんが。

ただ、そうして買いかぶられるようなイメージがあった人物なのだろうなと

…ヤン暗殺事件の時、救援に行く途中でユリアンがオベの仕業か？と心配してたり

こうやって常に一定の話題を提供し続けることがオーベルシュタインの策かもしれない

リップシュタット後に統帥本部総長代理に任命されてたのは、この記事読んで初めて知った（原作にあったとしたら読み落としていた）。
で、考えたんだけど、もしかしたらこの頃から、統帥本部を名実共に「カイザーの参謀団」に変えようとする意図があった、ってのは穿ちすぎかな。

航路データの件は、あれが完全に消去されてたら、また一から銀河じゅうの航路を再開択しなきゃならなくなる。でもし、辺境の星系が取りこぼされようもんなら、冗談抜きでその星系は文明レベル自体が後退しかねなかった。それを阻止したってのは、人類史スケールでの功績だと思う。スケールでかすぎてピンと来にくいけど。

>>198
穿ちすぎじゃなく常識的じゃないかな
統帥本部ってのは最高司令官に対して助言する組織だよ
帝国軍の最高司令官である皇帝に対して助言する組織である以上
既に帝国の実権を握っていたラインハルトに助言するようになるのは必然な訳

航路データってその航路利用した船のコンピューターにも入ってるんじゃないの？
消されてもあちこちの航路行く船に実質バックアップされてるような気がするが

まあ、もともと航路局長官も「秘密裏に事を処理しようとしたが」「問い合わせが山積したので公表するしかなかった」んで、全く復元不可ってわけじゃないんじゃね？
問い合わせが山積するあたり、必要最小限の航路データを航海の度に請求し、終わったら消すって感じじゃないかと。データ容量の問題か、航路データをフェザーンで独占するという自治領以来の方針故かはわからんが。
断片的なデータをかき集めることはできるけど、消えた年金問題やそれこそオーベルシュタインの全宇宙カルテ突合せ作業みたく、統一した形で復元するには膨大な時間と手間がかかるとか。

同盟も帝国も自国領内の航路データは当然持ってると思うが
フェザーンが独占してたのは全人類の航路データじゃなかろうか
両国とも敵国の情報は欲しいがフェザーンも航路データだけは交易独占のため売らなかったようだし
フェザーン進駐時に同盟の航路データゲットせい！とラインハルトが命じてる

過去に攻め込んだ外延部はまだしも奥の方の詳細は不明だろうからなあ
ただユリアンの言葉によると過去にも捕虜交換に紛れてスパイがおくられた事もあるらしいし、
ミヒャールゼンのスパイの話もあるし、事実かどうかはうさんくさいが兵士の間じゃロボスが帝国の工作員に病気うつされたんじゃね？って話もあった

朧げだが両国の間でそういう情報戦があった事がうかがえる
全部とはいわんまでも活動した惑星に行くまでの航路の情報とか確保して本国に伝えたりはできなかったものなのかな

>>200
執筆当時どう想定してたかは知らないし未来世界のデータ処理方式とか分からないけどあえて現在の基準で考えると。

まずデータ自体がそれ相当にでかいものだったんだと思う。
「緊急用コンピューターの記憶容量は、それほど巨大なものではなく、航路局のデータをインプットしたことによって飽和状態に達した。そのため、これまで保有していたデータの一部を消去しなくてはならなかったほどであるが、」（第10巻第一章Ⅳ）
ってあるから。
例えると、ニコ動の全データみたいな。ローカルに保存してる人もいるだろうけど全動画を集めなおすのは無理なんじゃない？
それこそ主要な航路は集まるかもしれないけど、辺境のデータなんかは集まりにくそう。あと専門色の強すぎるデータとかも。例えば個人の航宙にはあんま関係無いけど大規模な管制には必要なデータとか。軍としてはむしろそっちが必要だ、とか。


>>201
>全く復元不可ってわけじゃないんじゃね？
ああ、その発想は無かったな。てっきり復旧する手段が無いのを何とかごまかそうとしてたんだと思ってた。幼皇帝誘拐時の侍従みたいに、事の発覚の先延ばし。
「秘密のうちに事態を処理しようとした」。この「処理」の意味が、俺は「その場しのぎのごまかし」と思ってたけど、「復旧作業」の意味かもしれないんだね。

>>203
まあ、復元できるといっても、そちらの言う通り主要航路周辺くらいでしょうから、せめて「致命的ではない」って言い訳できる程度には取り繕おうという、時間稼ぎって程度だと思います。
航路利用した船にデータ残ってるとしても、帝国の手先と化した航路局にデータ提出しろと言われてフェザーン商人や旧同盟の企業が素直に協力するか微妙だし、アル・マデッタ星域みたいなゲリラ戦でしか使わないような航路情報はそもそも行ったことある商船がほぼないだろうし。

白髪が多いのはストレスが多いせいだろうか…
アニメだとオシャレな生え方だけど

リーダーには向かない人間だよな。
合理的と判断すれば非情な手をうつことも辞さないから好かれにくい。
憎まれ役としては適しているが。

最初からそれを自覚してるからね。
帝国を滅ぼす志を持っているが自分にその力量はない、だから力量ある人物を補佐したい、って

何はともあれオーベルシュタイン好きだな。
ゴールデンバウム朝に対する憎悪って根源にあるモチベーション以外に私的な感情が全然見えないから、
他のキャラより考察しがいがあるんだよね。

銀TACですごい仮装し始めたしな

この人の葬式どんな感じだったんだろう
遺書に国葬とかやめてねちんまりと適当に埋葬してねみたいに書いてそう

>>209
・ラインハルトと同日に国立墓地っぽいとこの片隅で国葬
・参列者は少ない
・泣いていたのは執事さんたち使用人だけ
みたいな？