ニコニコ大百科

さて、スーパーキャビテーションに自信ニキも疑問を抱いてくれたわけだし、改めて原理と疑問点を述べておこうか
多少なりとも知っている人には当たり前のことだが、それすら知らずに語ったと取られるのは心外だ

まず現在実用化されているのは大別して二つ。プロペラに限定的に使用するものと、魚雷に全面的に使うもの
前者は水上で限定的に効果を得る。後者は水中でほぼ水と接触しないことで最大限の効果を得る

マンハッタンの極微小気泡式水中抵抗減衰システムは、名称と速度から原理的には後者の方が近そうだ
まずここで疑問点その一。水上物体が水とほぼ接触しないほどの気泡を発生させる場合、それは浮遊するのと比べて如何ほどの差があるのか
「エアクッションや静電気式のフロートではない」「巨影自体は海を割っている」などの表現から、どうしてもマンハッタンを浮かせたくないというかまちーの想いは伝わるが、巨体と海の間にそこまでの気泡を作れるのなら浮いた方が自然ではなかろうか

疑問点その一をさておき、マンハッタンは極微小気泡式水中抵抗減衰システムによって気泡によって水と接触しない状態を作り出すことで水中ではなく大気中の抵抗力で進み、速度の低下を抑えていると仮定しよう

スーパーキャビテーションで水中を航行する場合に最大の難問となるのは、気泡の発生、初動、大きさ、形状、圧力、舵取りといった面々を押しのけて、推力を如何に得るか、という点だ
なにしろ「水と接触しない」ことが利点なのだから、水に干渉する手段は取れない
よって実用化されている魚雷はロケットエンジンで飛ぶことになるわけだ
そして本編中では一切推進方法に触れられないマンハッタンだが、解説ページではなんと「高圧水流推進」とある
これを素直に字面と現実から解釈すると、取り込んだ水を後方に高圧で噴出することで推進力を得るのだろう

これが疑問点その二。水と接触しないことが肝のスーパーキャビテーションで水を取り込むとは如何に？
水と接触した時点でスーパーキャビテーションで無きものとしていた水の抵抗をもろに受けてしまうことになる

疑問点その二はかなり深刻で、解説ページの、

仕様…高圧水流推進＋極微小気泡式水中抵抗減衰システム

上記の一文は完全に矛盾している。もうどうしようもない……というわけでは実はない
ハッタリでもいいから、なんらかしらの理屈をこじつけれれば少し不思議ぐらいには十分持っていける
幸いにしてマンハッタンの仕様の前者は本編スルー、後者もキャラの推測でしか語られていないわけだしね

この場合、同じくあまりにオーバーテクノロジーで説明のなかった、瞬時に常温コールドスリープさせる耐衝撃ゲルと同種の技術、可能ならば植物由来で理屈付けできると満点だな
規模が大きくなるに従って、動物、虫、植物が技術的に優位である、というマンハッタンの思想にも適う

しかし、こういう用法で使われたスーパーキャビテーションで何も疑問に思わない人が居るのが不思議だわ

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なんだ、やっぱりこっちの勘違いじゃないか！（猛省）

いやぁ、>>3104で
＞巨大航空機がどうとか言ってたのはイキり芸だったんすねぇ～俺がお前の立場だったら死ぬほど恥ずかしいわ
とまるで当人がいるように話してるものだから、こっちを勘定に入れてるかと取り違えてしまったよ
すまなかった

そりゃ、あれだけ過去レス読んだと喧伝しておいて間違ってるとかあり得なかったよな

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過去スレ…？　レスやログではなく…？
という野暮なツッコミをさて置いても、
＞悪い方悪い方に考える過去スレのお二人さんと同じ事しかしてないのな
ここは素直に疑問よな。そこまで言うなら過去スレから具体例を持ってくるべきでは？
スーパーキャビテーションを魔法の呪文か何かだと間違って理解することが良い方らしいのは分かったが

＞柳田の空想科学読本見てる感じだわ
ここは素直に称賛と受け取ろう。まさか素人の駄文乱文が売り物レベルと評価してもらえるとは望外の極み
付け加えれば、どうやら無視する方針を転換したのも良いことやね。話せば分かる。大事なことよ

ところでホモも兄貴と一緒でスーパーキャビテーションを良い方に考えるタイプ？
ならどういう風に考えるべきなのか、通訳をお願いしたいのぅ

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えぇ…（困惑）
＞完全飛行化オブジェクトが絵空事だったって方が入っちゃう入っちゃう入っちゃう～ぁ～
あのポンコツはしゃーないとはいえ、飛行という方向性そのものを笑いものにする程度には科学に自信ニキなのに…
＞高速移動する為のスーパーキャビテーションで何か疑問に思う人が居るのが不思議だが
こっちもたいがい絵空事だと思うんですがそれは

>>3121-3123がイキり芸で間違えがあるなら指摘して、どうぞ
多分それが一番早いと思います

うーむ、問題はここか
＞マンハッタンは情報同盟の虎の子なんで技術的に難しい部分も実用化出来てると思ってまｽｩｩｩ・・・（syamu）
「技術的に難しい」ここがそもそも取り違えてるなぁ
ちゃんと読むか、ググってもらえれば理解できると思うんだけど、技術的に、じゃなくて原理的に「高圧水流推進＋極微小気泡式水中抵抗減衰システム」が両立し得ないのが問題なのよね
現在の延長線上には成立しないので、架空のネタをこじつけて解決しないといけない
でも、裏を返せば近未来モノとしてはこの上なく面白く出来る部分なわけよ
だからこそ、こっちも完全否定するのではなく、説明できるといいね、で結んだわけで

そも、方向性の否定は誰にとってもつまらない
例えばこの先、信心組織のイキリ飛行オブジェクト以外、一切の飛行オブジェクトが存在しないってどうよ？
不自然だし、つまらないでしょ？
マンハッタンの仕様の方向性そのものの否定をしないはこういう考えがあってのことなのです
イキり芸はともかく、方向性そのものを否定はやっぱりどうかと思うなぁ…

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その認識がよく分からんのよね

情報同盟を相手に、資本企業を介して虚偽の情報でマティーニシリーズに大きな乱れを生じさせ、最終兵器まで引きずり出したのは心を冠するに恥じない功績
しょうもないポンコツ飛行オブジェクトを始め、明らかに無駄とも思える研究、製造をしても一向に衰えない国力

そして何より、オブジェクトよりも危険とされる超人である猛将、策士の類いを重要視してるというのは大きい
今回のように対人なら圧倒的に優位だし、エリートに合わせて機体を製造することも出来る

言うほど馬鹿に出来ないというか、今回で一番株を上げたのは信心組織じゃないの？
そもそもの勝利条件が自勢力が壊滅しても達成できるんだからハードルも最も低い

で、>>3121-3123の「悪い方悪い方」って具体的にどこよ？
あとどこが未読勢２人と一緒なのさ？

＞高速移動する為のスーパーキャビテーションで何か疑問に思う人が居るのが不思議だが

そもそもこんな程度の認識の人が証明とか言っても正直…
「スーパーキャビテーション！」って唱えれば地上や空中、真空中でも移動速度が上がりそう
よっぽど信仰心で物事考えてるわけで、既に信心組織の一員なのでは？

そういや、いつの間にかプレ垢規制消えてるな

DVD特典小説で零崎一賊が可愛く見えるレベルのとんでもない殺人鬼が登場したぞwwwwwwww
ブラックかまちー大爆発wwww

・小学校時代うさぎを虐待。
・同時代同級生との間に障害事件。
・同時代同級生数人と先生の家に放火。
・新米の軍人で軍から逃走したやつを密かに殺す。
・仲良くしてた軍人さんも密かに殺す。
・オブジェクトでの戦争中にあらぬところに砲撃、証拠の死体を処理(※何度も)
・修道院の地下空間を発見、歓喜しながら拷問と殺人に勤しむ。
・自分の罪を懺悔してるカウンセラーを「余計なことしやがって」と襲撃し殺す。
・安全国で自分側近の仲のいい軍人を殺したスクルドちゃんを追求しようとしたジャーナリストも殺す。
・日常的に敵オブジェクトの白旗を無視して虐殺
・正統王国の白旗装置を影でこっそり破壊。フローレイティアさん曰くこれで１００人以上死亡。
・全員死に物狂いだった昆虫パニックのさなか、こっそり昆虫に紛れて自分も殺しを堪能。
・信心組織の捕虜にされたお気に入りのクウェンサーを、命を懸けてわざわざ助け出して殺そうとする。
・実は正統王国の捕虜になったことすら計算通りで、自分を縛ってる信心組織から脱出して正統王国の安全国で殺しまくることだったことが判明。
・トリニティスタイルが３人のエリートを使用するオブジェクトであるのは、機体の機能とは別に「他の二人でスクルドちゃんが暴走しすぎないよう抑える目的」もある。
・情報同盟に戻ったのちのオブジェクト戦で、当然のごとくクウェンサー側の兵士をレーザーでかっ消す。
・オブジェクトから妹と姉を強制的に排出、空中でレーザーで仕留めようと画策。
・姉と妹を排出したのちとっとベイビーマグナムを倒して安全国でヒャッハーする計画を暴露。
・オブジェクトが破壊されたのち、なんとそこで終わらず脱出して民間集落に攻め込む。
・オブジェクト脱出後川で溺れている(と見えるだけ）なところを助けてもらい、その家の子供を殺害しかける。
・他多数

>>3135
相変わらず適当にグロいことかけばかっけえと思ってることがわかるしょうもないもの書いてるんだな

>>3136
幸か不幸か、ヘヴィーオブジェクトを追ってる人間の大多数は知らないからセーフ
特典小説のキャラが本編に登場した巻発売当時、かまちースレで張ってたけど特に動きがない禁書に押される程度にしか話題になってなかった上に、特典小説まで読んでる熱心な人がいなかったなので誰も詳細分かってなかったよ
ここでだいぶ熱心に語ってくれたファン２人も知らなかったみたいだし

(張ってたんだ.............)

そりゃ「詳細は特典小説で！」なんてキャラが急に出てきたら知ってそうなところに張り込むだろ！

まあ出番少ないキャラが時間をおいて出てきたりするよね
マリーディとか シーワックスとか
一巻のラストのエリートがメインで出てくるとは思わなかった

半分モブだけど亡霊達のパワードスーツアイドルが好き
あとこの回でヘイヴィアにとっくに死んだわ！の一言で退場した教官

後書きの感じだと、知らなくても楽しめると言いつつかまちーウッキウキでスクルド出したっぽいけど、正直あまりに知ってる人間が少なすぎた気が…

面倒でツイッター追ってないからそっちは分からんが、特典小説の内容に触れたのそちらのレスで始めて見たぞ
単純に購入者数が少ない、というのもあるだろうけど、時間の流れというのもあるのかねぇ
2017秋のBOX発売で増えるという思惑もあったのかなぁ

アニメでウォーターストライダーの真名がプロメテウスだと発覚した

プロメテウスって人間に制御できない科学の暗喩でもある
この作品で最初に倒すオブジェクトに相応しい機体だったのね

いや、それはどうだろう…

信心組織だから、という万能の理由があるとはいえアメンボにプロメテウスが相応しいとは…

アニメ化に際して後付けでそれっぽい名前にしたであろう、かまちーの機転なんじゃ

ウォーターストライダーは正統王国が勝手につけたコードネームだから問題ナッシング

かまちーの機転といえば最終回の真実の鏡もかまちーのギミックだろうなあ

うーん、そういうのじゃなくてあの外見と性能にプロメテウスっぽさある？
と伝えたかった
日本語、難しい

プロメテウスは寒さに凍える人類を憐れんで火を与えたという伝承と雪原特化性を関連付けたのかもしれんな
信心組織って神話の出来事に因んだネーミングの仕方するから

まあ本来の用途を大きく外れて戦争に使われてしまう訳だが
最終的に神の怒りを買って人間界滅ぼされる事になるんだがその辺を暗示してるのかもしれない

人間には制御できない科学。
オブジェクトの構造的欠陥しかりオブジェクトがもたらした問題しかり色んな意味で制御できてないもんなあ
あの上条さんがこんな狂った世界に居場所がないとか匙を投げるレベルのディストピアなんだぜ

いや、それは流石に穿ち過ぎかのぅ…
こういってはなんだが、かまちーもとい信心組織にそこまで含蓄のある神話に基づいた命名は期待できなかろう

プロメテウスと聞いて連想しやすいのは、
奸智に長けた者、原初の火、神が定めた禁忌、鷲、不死性
という辺りでは？
そしてこれらが格別あのアメンボに当てはまるかというと、まあ、そうねぇ…

神が定めた禁忌＝オブジェクトを生身の人間が破壊することなのでは？

15世紀の戦争は儀式化されていて戦士の意識を緩ませる代わりに必要以上に戦士者を出す事がなかったという

正にこの世界のクリーンな戦争そのものだ
つまりウォーターストライダーを破壊しクリーンな戦争に亀裂を入れることこそが神の定めた禁忌だったんだよ

ここから全てが始まったんだからな

15世紀の諸戦闘もポンポン死人出しまくってるんだよなあ
捕虜も支払い見込みがあるやつ以外は扱いクッソ雑だし、あってもサックリ殺されることもザラ
そもそも15世紀の戦争の数的主力は「戦士」ではないし、戦士と呼べる専業兵士やそれに準ずる要員は直接戦闘より部隊統制が主だったり

もっと言えば戦争するための基礎体力が低く、農兵を抱えていたりして現代的な戦闘単位でやると勝ち負け以前に枯死するという事情が

そういう話をしているんじゃあない
正式名称とか色々なかったし後付け設定しやすい機体だったんじゃないかな
一巻から何年も経ってからのアニメ化だったしな

人間には過ぎた力だったりクリーンな戦争壊しちゃったりイメージ的にはプロメテウスがちょうどよかたんじゃね
信心組織のネーミングって大体こんな感じ