ニコニコ大百科

地味に好きなスタンド

俺はブチャラティのように高潔な精神ではないから兄貴の復讐を優先したペッシをゲスとは思わない

たとえそれが自分達から殺しにかかって返り討ちにされた逆恨みであっても
動機が仲間を失った悲しみな事には変わりないからね

本人は勘が悪いって言うがむしろよく気がつく方だよな
亀もそうだしブチャラティがいないことにも気づいた
兄貴は決断力あるしビビリのペッシのやる気を上手く引き出してたけどイケイケすぎる部分あるからペッシとはいいコンビだった

ペッシ好きだからゲス野郎とか言われてむかつくわ～～

プロシュートの言ったことを守らなかったから下種野郎って…
ブチャラティはそんなつもりで言ったんじゃないだろ

ぶ

ASBのCVだったふくまつ進紗のことも書いて欲しい。

プッチがゲスじゃないという事を言葉で上手く反論は出来ないが、でもそれこそ言葉でなく心でプッチは最高の奴だと感じたんだよな
だからゲス野郎と一蹴されると心に悲しみを覚えるんだよなぁ

ペッシだった
ごめんよぉ兄貴〜

ブチャさんからゲスって言われてるけどそうでもない気がする。暗殺チームである以上、敵を殺そうとするの輪当然だし。死ぬぎりぎりまで相手に一矢報いようとしたのは立派じゃない？本人の心理状態はさておき

もともとグレイトフルデッド戦は
ブチャvsプロシュート戦→ジョルノvsペッシ戦っていう予定だったんじゃないかなぁ
最期にヤケクソの道連れを選ぼうとしたペッシを
ストーリー上一貫して「道連れ覚悟の特攻」を否定し続けたジョルノが
否定するんだったらそこそこ自然な流れなわけで

あそこらへんだけブチャのセリフにしてはなんか浮いてる気がする。

こいつは誇りを捨ててまで、何が何でも兄貴のため生きようとした…ボスの娘を手に入れようとした。何十年生きたか知らねえが、こいつはこいつなりに必死に生きたんだな…善悪抜きにして…。こいつの生命にだけは敬意を払うぜ！

単にそういう後に続くメンバーのためとかっていう託すための行為じゃなく文字通り目の前にいるブチャラティの不利益になるだろうという下衆な目的の元での行動だからじゃないの？過程が同じでも目的が違うだけで意味合いは大きく変わるじゃん

少なくともプロシュートの望むマンモーニからの脱却、成長じゃあなかったな。プロシュートは躊躇わない、私情やビビったりでパ二ック起こして本来の目的を見失わないことを重んじて、自分の命すら等価に扱うブチャラティを敬意を示してたし。

一応、人質はブチャラティ達の排除とボスの娘の確保と結果的にメンバーの為にはなってるが。あれはあの状況だからであって、そのゲスい性根のまま成長してもどっかでミスを起こすのがオチなんだろう。

下衆という単語を軽々しく使いすぎなんだよな、結局のとこ
「ブチャの心に絶望を残すため」→ブチャを精神的に痛めつけようとするのは憎い「仇敵」に対して当然の行動。兄貴の望む成長ができてないが、悪役としてはまず下衆呼ばわりされるような行為じゃない

下衆ってのは全く無関係の弱者を、快楽や自分の身かわいさで傷つける輩を指していうもんだ。チョコラータや吐き気を催す邪悪勢のような。
その点グレイトフルデッドの犠牲はあくまで任務上の犠牲だし、亀内のメンバーははなから殺し合う予定の敵（確保対象のトリッシュはもちろん亀から取り出し済み）な上、無論ペッシに命乞いをする気などないので人質という表現は大間違い。
みんなが違和感を感じるのはそこだろう

むしろ共感しうるような人間臭い心の弱さ、心の闇が感じられたからこそ、ペッシを気に入る読者が少なくないという状態になった

俺もペッシのことは好きだが、だからこそ最期のシーンはゲスだなと思った。
前にもいろいろ書かれてはいるけど、結局目的が嫌がらせってのがゲスっていうか矮小っていうか。
復讐ではあるし、組織の有利につながる事ではあるけど動機と感情がゲスだった。少なくとも覚醒時のソレじゃあなかったと思う。

あー、ずっと引っかかってたことの正体がわかった。ペッシがゲスなのに異論はないが、
「あの場面で」ブチャラティがそれを言い出したことに違和感を感じてたんだ

暗殺チームはどうあがいたって悪党なわけで「自分たちがのし上がる」
「仲間のための犠牲をいとわない」以上の志なんて初めから一貫して存在しない
そういう奴らが無関係な乗客を殺すのを（仕方ないと思ってるのか知らないが）流せる一方で
個人的な憎悪が動機に加わることを「堕ちた」なんて事新しげに言うのはブチャラティの都合でしかない

あくまで自己解釈だってのは先に断わっておくが
ブチャラティのセリフはペッシの成長そのものを否定するわけではなく、本来ゲス野郎でしかないはずのプロシュート兄貴とペッシのコンビに、読者が抱いたのと同様の一種の敬意や感傷を持ってしまったことに対する、いわば自分自身の感情を否定するためだったんじゃなかろうか。
ペッシの最後の行動やその動機如何にかかわらず、無関係の人間を巻き込んで殺しまくり、何も知らないトリッシュをさらって利用しようとしているこの2人組はどう転んでもゲス以外の何者でもない。
でもそれを一瞬忘れさせてしまうほどのものがプロシュート兄貴の覚悟とそれに伴うペッシの成長にはあったということ。

「覚悟とは何か」っていう五部のテーマ的にはわかるんだよな。
兄貴の意思を受け継いで戦う覚醒ペッシは
ジョルノがギアッチョ戦で言った『暗闇の荒野に道を切り開く意思』を持った精神状態で、
最期のペッシは「どうせ死ぬから相手の心に絶望を刻みつけよう」っていう後ろ向きで未来への意思を失くして、
ちょうどディアボロのように意思や過程ではなく結果だけを重視する精神状態。

この二つの精神状態を一人のキャラで対照的に描いて、
「単なるヤケクソと道を切り開く覚悟（黄金の精神）は違うよ」っていうテーマを描写したかったんだろうけど…
やっぱりジョルノが言うならともかくとして、あの場面でブチャラティがそんなこというのは違うと思う
だって黄金の精神についての考え方は、あの時点ではブチャじゃなくてジョルノだけが持ってるはずの思想だもん

個人的にペッシは、ゲスになったからこそ負けたんだ、と思ってる
荒木先生の中では、気高さを持った奴が絶対みたいな(少々言い過ぎかも知れないが)考えがあって
だからこそ覚醒状態の二人では決着がつかないと考えたのではないだろうか？

ブチャラティを絶望させることが最終的に第一になってたからゲスって言われたんじゃないかと思ってたわ
だからゲス野郎って言われたのは当然だし、残念だなあと思った

大事な兄貴を瀕死にした相手に復讐したいというのはそんなにゲスか？とやっぱり疑問に思う
ギャングとしての覚悟が足りてないというならわかるけど
でも少年漫画の主役キャラの王道シチュやってるのが悪役っていうのも皮肉で面白い

仇討ちするだけなら問題なかったが、根暗のひねくれ根性みたいになったのが問題なんだと思う。

正々堂々直接相手をぶん殴って仕返しするのと、ねちねち相手の嫌がらせする形で復讐しようとする人間性の差が、この場合のゲスかゲスじゃないかの差だろう。

ジョジョ五部自体が「結果よりも『結果へと向かう意思』の方が大事」っていう話だから…

わかりにくいけどブチャラティは亀を潰そうとしたペッシの行為そのものをゲスだと言ったわけじゃなくて、
道を切り開くために戦ってたペッシの目から覚悟が消えて、
単に亀を道連れにしてブチャラティに絶望を残そうという追い詰められたヤケクソの精神になったのがゲスだといった

後にギアッチョ戦で追い詰められたミスタがヤケクソの捨て身攻撃をしようとしかけて、
ジョルノの行動によってヤケクソではない「真の覚悟」に目覚めるエピソードがあるけど、
それと対にして読めば分かりやすいと思う

一応言っておくけどブチャラティは行為を見て批判してるんじゃなく
目を見て堕ちたと判断してる訳だからな
直感的なものだろう

>>26
http://web.archive.org/web/2011021252617/http://d.hatena.ne.jp/tyokorata/20110202/1296653234
ふーむ。

結局戦いの最中氷割られた後もペッシは終始老化してないが、これはどういうわけだ？

＞＞86
ふーむ。でも、やっぱり個人的には兄貴はペッシのことを
最期まで最愛の部下って考えてくれたほうがいいかなぁ…なんて。

ペッシをゲスだと簡単に言っちゃう人って原作うろ覚えで語ってる人が多くないか？

トリッシュまで殺そうとしたからゲス！
→トリッシュは直前に逃がしてる

亀を叩き付けようとしたからゲス！
→叩き付けようとしたのは始めからブチャを欺く為の嘘だったとNo.6が言ってる

チームの目的より復讐心を優先したからゲス！
→首を折られた後「俺達の仲間が追跡しやすいように～」という台詞はちゃんとある

昏睡中のジョルノ達を殺そうとしたからゲス！
→「亀の中の奴等を始末しろ」というのは兄貴にも言われてる目的の一つ

漫画内でもゲス扱いだろう。理屈が通ってるからゲスじゃないという訳ではない。「プルシュート兄貴は目的の為だし、一般人巻き込む行動は合理的だし確実で間違ってないからゲスじゃない！」←ゲスです本当にありがとうございました。だし。

もっとも、この場合のゲスかそうじゃないかは、一般人巻き込む悪人かどうかとか、マフィアかどうか（その理屈だとブチャも悪党だし）でもなくて、性根の問題だが。

任務という目的達成を最優先に意識してるブチャラティやプロシュート兄貴と、形としては目的達成に向けての行動になってるが、「ブチャティを絶望させたい」という暗い私情を「仲間や目的のための行動だから！」というもっともらしい後付けで正当化してるように見えるペッシじゃあ、やっぱ差はでるよ。