ニコニコ大百科

　マクギリスにとってバエルは世界を変えるための道具でしかないよ。
「バエルを持つ私に逆らうか」
「バエルのもとへ集え！」
「バエルを持つ私は、そのような些末事で断罪される身ではない」
　バエル関連のセリフは全部相手に向けて威光を振りかざすためのものなんだよね。

　だから47話でバエルに威光が残ってないことを知ってからはアグニカやバエルといった言葉は一度も口にしていない。

マクギリスがイズナリオをはめた、ファリド家乗っ取りだけなら
ギャラルホルンはどうなってたんだろうね。
ラスタルも黙認してる以上、ギャラルホルンの傷は浅かったとは思うけど。

>>3362
マッキー「はー何か燃え尽きたわ。もうアルミリアと末永く幸せならそれでええわ。」
ラスタル「最近なんか覇気がないなぁ。まあガエリオの件もあるししばらく監視はするか。」
ガエリオ「見極める！」
～2期～
マッキー「家庭もあるしもうバエルだのアグニカだの子供みたいな事は言ってられないな！仕事仕事！」
ラスタル「もう特に問題はなさそうだな。それよりイオクが先行き不安だ…」
ガエリオ「見極める！」
※地球支部とMA問題も回避できて鉄華団当面は安泰。

～それから長い時が過ぎ～
マッキー「子供たちも元気に育ってるしもっと頑張らないとな！」
ラスタル「組織のこれからの為にもマクギリスと仲良くして、イオクはどうにか理由つけて処分しよう。もうダメだこいつ。」
ガエリオ「見極める！」

～それからまた時が流れ～
マッキー「死を前に振り返ってみれば幸せな人生だった！」
ラスタル「へんじがないただのしかばねのようだ」
ガエリオ「み、見極め…フガフガ。」

マクギリスは、鉄華団と接触し、カルタやガエリオを殺した時点でもう引き下がれなくなってる
（革命から引き下がる＝自分の罪から逃げる）
　だから2期で革命をやらないというのは絶対にあり得ないよ。というか終盤引き下がれなかったのもこれが原因だし…
　鉄華団と手を組むことなく、ガエリオやカルタと戦う道を選んでたら幸福なままだったかもね。

叩けばホコリのでる親父とはいえ、正攻法で引きづり下すのも、バレない様に暗殺するのも大変だろうしね。

二期後半で急に馬鹿になったって語られかたされること多いけどわりと同意できない
一期の時点で「鉄華団が時代を変える強者としてふさわしいか」を試すためだけに同じガンダム持ちの民間組織ぶつけたりしてるし
なによりMA編の災禍はこいつのバエル脳が引き起こしたと言っても過言ではない（責任の追求とかそういう意味ではなく、因果関係としてね）

ハシュマル発掘したことを受けてのマクギリスの火星入りについてオルガも「え？くんの？」みたいな反応だったし
石動も「視察本当に必要ある？」みたいなスッキリしない感じだったし、
ラスタル陣営も「なんでわざわざ火星くんだりまで……」「七星勲章じゃね？」「なるほどそうか！」っていう盛大な誤解をかましてる

言ってしまうとマクギリスが火星に来た理由って「MAを生で見たいから」でしかなかった
そのマクギリスの本当の気持ちを誰も理解してなかったから周りの人間全員の頭にクエスチョンマークが浮かんでいた
もちろんマクギリスの真意が理解できないことと、見当違いの「七星勲章」って誤解でカチコミかけてくることは別問題だが、
マクギリスがバエル脳に浸りきったアホって布石は十分であり「急に」ってことはない

冷静に考えりゃカルタやガエリオ切り捨ての時点で
合理的とは言えないよ。
友を切り捨てたことを後悔して精神的に不安定になるデメリットも考えてなかったんかとしか思えない。

>>3367
　マクギリスも人間だぞ。人間がいつでも合理的に完璧に動けると思うのが間違いだわ。

>>3366
　マッキーは閑職とはいえ艦隊の司令だし、身分ある人がわざわざ来てくれるってなれば驚くのも無理ないと思うが。
　あとマッキーはバエル脳じゃないんだよなあ…バエルはラスタルより立場を上回るための最終手段でしかない。
　本当にバエル脳だとしたら急にバエルという言葉を口にしなくなったことと、バエル関連のセリフが全て他人を動かすためのものになっているのに説明がつかないし。
　本当に威光を振りかざしたいだけの人間なら、鉄華団の脱出の選択を認めることなんてできない。

>>3368
驚くのに無理があるって言ったつもりはないし、むしろその逆を言ってるんだが
極端な例だが、セブンスターズの誰かを引っ張り出さなければ解決できないような問題が起こったときにマクギリスが「では私が赴こう」と言っても驚きゃせんだろ
驚くってことは、「わざわざ」来ることが意外だと思ってることであり、その「わざわざ」の理由が誰もわからなかったのが作中の出来事

ラスタルを上回る手段じゃなくて力を得るという目的そのものだよ
ラスタルを上回るという「目的」がありバエルがその手段だとしたら、
ラスタルと初対面のときにバエルが欲しいと言ったりイズナリオにカマ掘られつつアグニカの書物に傾倒することと辻褄が合わない

念願のバエルを手に入れてアグニカになりきってるからアグニカトークは鳴りを潜めただけで、
今度はそのすんばらしい自分を認めてもらおうという馴れ馴れしい同調行動が出てきてる
手痛い惨敗でやる気なくしてるオルガにやたら余裕綽々な態度で「もっと戦えるよじゃんじゃん戦お？」って言っては反感を買ってるし、
鉄華団は自分と違うと理解したら、未練がましく今度は部下たちに偽りの理想をかなぐり捨てて力による栄達を仄めかすがものすごい温度差で「なに言ってんだコイツ」って顔される

バエルの威光が通じないとわかった今度は「見せつける」って路線にシフトしてるのがすべて
お前さんがバエル脳って言葉をどう受け取ってるかまでは知らんからお前がこれをバエル脳じゃないと言うならそれはそれでいいけど、
バエルは「ラスタルを屈服させる手段」ではないというのは作中の事実

>>3369
　マッキーがバエル強奪したのは世界を変えるため、ラスタルより立場を上回るためなのは間違いないよ。本人もラスタルを上回る必要があると言っているし。
　バエルの威光が通じないとわかった今度は「見せつける」って路線にシフトしてるのがすべてといったけど、
　バエルの力を見せつけるのが目的ならアグニカトークが潜めたことやバエルを失ってでも最期まで戦おうとしたことへの説明がつかないし、今の自分に自信を持てない上司が過去の武勇伝を自慢するのと同じように、力を示すためになおさら威光を振りかざすはず＝急にアグニカやバエルの名前を出さなくなったことと矛盾してる。
　
　ラスタルやイオクと比べて政治的立場や後ろ盾が弱いマッキーにとってバエルは逆転の切り札だった。しかしどれだけ力を示せるのか未知数な上、バエル強奪は現体制への反逆を意味する。つまり手に入れれば後戻りできなくなるからバエル入手はあくまでも最終手段にしか過ぎなかった。
（起動時の「もう休暇は十分に楽しんだだろう。さあ、目覚めのときだ」ってセリフは自分が後戻りはできないことを意味）
　だから立場を上回るために艦隊の範囲を火星まで伸ばそうとしていたり、ラスタルの影響が届きにくい火星とのコネを作り後ろ盾や立場を築こうととしていたんだよね。
　だけどヴィダールとの接触でラスタルに動きを掴まれていることに気がついたため、潰される前にバエル強奪に踏み切らざるを得なくなった。（ミカの活躍で未知数から確信に変わったというのもあるけど）だからバエルは革命のための道具でしかない。

　あと終盤の謎の余裕は心が折れないようにするための強がりだよ。
　そしてオルガに戦うべきといったのは、鉄華団は自分と同じく状況を変えるために戦い続けていたのを見てたからなんだよね。
　でもオルガは、自分たちが状況を変えるためではなく仲間を守るために戦っていたことを思い出したから乗り気じゃなくなっていた。
　世界を変えるために戦うマッキーと今を守るために戦う鉄華団。彼らが自分とは違う理由で戦っていることを知ったから、大勢は決したと思い、彼らと決別して単独でアリアンロッド艦隊に挑むことを決めた。
　そしてここから先は革命ではなく私闘であるとわかっていたから、ここまでついてきてくれた兵士とトドにお礼を言い、彼らを追い出した。

　じゃあなんのためにマッキーは戦ってたの？っていうと、
「我々は立ち止まるわけにはいかないのだ。散っていった同胞たちの思いを背負い前へと進む。彼らの死を無駄にしないためにも」
　自分のエゴの犠牲になったカルタやガエリオやアインの死を無駄にしないためと、ガエリオとの約束でもあるアルミリアを幸せにすること。そのための世界を作るためなんだよね。

　初めはマッキーも力こそが全てだと思っていた（ラスタルにバエルといったのも怒りをぶつけるための力が欲しいと思っていたから）
　しかし、アグニカの思想を実現するカルタ・イシューとの出会いで、対等に接することの優しさを知って、彼女を尊敬するようになったことで大きく変わっていったんだよね。
・2期でシュヴァルベではなくグレイズ・リッターに乗り込んだこと。
・鉄華団やアルミリアと対等に接したこと。
・火星の王＝自分は地球、鉄華団には火星の統治と利益を対等に分配することの確約。
・作るのに手間がかかる食べ物チョコレートを相手に渡す。
・相手があだ名で呼んだり失礼な態度をとっても気にかけない。
・２３話と４９話のカルタとマッキーのセリフが対比になっている
といった一連の描写からもカルタとアグニカの思想の影響が大きさが伺える。
　優しさと幸せを持っていたからこそ、マッキーは怒りと優しさの中で苦悩し続けた。
　「友情、愛情、信頼……そんななまぬるい感情は私には残念ながら届かない」ってセリフも目を伏せて言っている＝嘘なんだよね
　でも見えないフリをしてるだけでちゃんと見えてる。大事に思っていたんだよね。だから殺せなかった。手間がかかるにも関わらずカルタの運命を鉄華団に委ねさせ、ガエリオも殺し損ねてる。つまり2人とも自分の手で直接殺せてない。
　ガエリオの遺体確認しなかったことにもよくツッコミが入れられるけど、変わり果てた友人の姿を見ることができなかったと考えれば説明がつく。
　アグニカの思想やカルタを本気で信じ、実行するほどの純粋さと優しさを持っていたマッキーなら十分にありえる。
　止まることは自分の罪や犠牲にしてきたものを無駄にすることになると思っていたからこそ2期で革命のために躍起になっていたり、劣勢でも止まれなかったんだろうな。

　マッキーは優しすぎる。だから革命も失敗したんだろうなと思う…でも怒りだけで生きて革命を成功したとしても彼の幸せはなかっただろうな。

>>3370
いやあ、ありゃ死にに行ってるようなもんだろ
もう引っ込みつかないから最後まで体動かしてないと気が済まなかったんだよ

なんで「バエルの威光を見せつける」って言い方に固執してるのかよくわからんが、変に曲解しないで言葉通りに受け取ってもらえるとありがたい
バエルを得るということはマクギリスが求めた「力を得ること」そのものなんだよ
「バエルの威光」ってのはその副産物の一つに過ぎない
バエル脳の本質は「力ですべてを解決できるし凡人は力の前にひれ伏すしかない」っていう、
虐げられて屈服して変態親父にケツ掘られてたマクギリスの人生の裏返しなんだよ

その思想の前にはむしろ「ラスタルを打倒する」ことこそ手段でしかない
圧倒的なパワーで世界王者をKOすることが肝心なのであって、ラスタルはたまたまその位置にいたおっさんってだけ

後半部分はまともに本編見てるとは思えんな
鉄華団は最初からおまんまのために戦ってるのであって、マクギリスが勝手に「時代の風」を感じたり「革命の乙女を守護する英雄」みたいな思い込みを当てはめてるだけの独りよがりだったじゃん
その押し付けにうんざりしたオルガがひたすら戦いを強いるマクギリスに「誰が本当の敵かわからなくなってきたな」と毒を吐いてるわけで

マクギリスのアグニカトークは鉄華団への賛美とセットになってて、マクギリスは鉄華団にアグニカ・カイエルの気風を感じていた
その自分がバエルを手に入れてアグニカの再来みたいに思い込んだから鉄華団の仲間入りができたと思ってウッキウキだったんだよ
その結果、鉄華団当人を前にして「私の知る鉄華団とは～」みたいなアホなこと言い出したからオルガに距離置かれて、未練がましくダメ元で三日月にコナかけるけど当然のように拒否されて
自分は鉄華団にはなれないと悟るけど、しつこいくらいに諦めの悪いマクギリスは
最後に部下たちに向かって鉄華団流のアゲアゲトークかましておシラケムードになったことで自分が本当に孤独だったと思い知るって流れ
心が折れるなんてとんでもない
その孤独を受け入れることでマクギリスは心置きなくバエルブンドドできる環境を手に入れたんだよ

そもそもお前さんはジジイどもにバエルの威光が通じなくなったらもう言わなくなたって言ってるけど、そりゃ嘘だぞ
性懲りもなく新江に「バエルを持つ私に逆らうのか？」って言い出してる

>>3711
ちょっと都合良すぎかな

そもそもマクギリスにとっての「散っていった同胞」ってのはどう考えてもギリギリ石動ら革命軍しかいない
アインやカルタはただの踏み台でしかないバリバリの旧来のギャラホ脳だし、
ギャラルホルンの革命を夢見ていたけど踏み台にしたガエリオはがっつり生きてることをマクギリスは知っている
ほんで「散っていった同胞」の期待を裏切りたくないなら、彼らの高邁な理想を下劣な欲望に置き換える別れの言葉
はありえない

要するにそのセリフは完全なデタラメだよ
マクギリスは立て板に水を流すようにそういう綺麗事を吐ける男だってのはさんざん描写されてきただろ

物凄い早口で言ってそう

バエルは単にギャラホの法律でトップの証とされてるもので
本来ジジイどももラスタルも本来ならひれ伏さなければならないが
「ラスタルは法に逆らってこれを討伐」しに行っただけで
ジジイどもはバエルに面と向かって逆らえんから日和ってた
そういう意味でマクギリスにとっても起死回生の切り札という認識だと思うぞ
バエルに固執する理由もないし
別にバエル乗ってヒャッハーしたいだなんて一言も言ってないしそんな行動もとってない

最終戦はどう見てもそういう言動しか取ってないと思うけどな
俺一人でラスタルの首を獲れば世界は変わるだの純粋な力の輝きに周りは圧倒されてるだの

>>3374
どちらかというと、ラスタルはガエリオの告発を使って「お前に正当性はあるのか？」
とやってるので、ただ破ってるわけではないとは思う。

スパロボでアグニカ・カイエルの遺伝子から作られたコーディネイターなんてオリ設定が付きそう

　いや新江に「バエルを持つ私に逆らうか」って言ってからはバエルともアグニカとも言ってないじゃん？
　マッキーが鉄華団にアグニカを重ねたのは、状況を変えるために立ち上がった彼らに、世界を変えるために戦ったアグニカ・カイエルの姿を見たから。
　あれだけ説得していたにも関わらず、決別は割とあっさりなのは彼らが違う理由で戦っていることに気がついため。
もちろん未練が残っていないわけではないけどね。
だから気がつきながらもダメ元でミカに尋ねてる。
「ああ、わかっている」ってセリフには君たちがこないことも分かってはいるけど聞かずにはいられなかったって意味が込められてるよ。

てか>>3372こそ本当に本編を見ているのか？
　オルガは当初はこれ以上仲間を無駄死にさせない、今いる仲間を守るため、生き続けるために立ち上がったにしかすぎないしそのことは散々描写されてるよ。「オルガが言ってた。死んだヤツには死んだ後でいつでも会えるんだから、今生きてるヤツが死なないように精一杯出来ることをやれって」ってミカのセリフからも読み取れる。
　しかし護送任務を続ける中で次第になんの為に進むのか見失いはじめ、ビスケットの死と、引き下がれないミカに炊きつけられたことをきっかけに、仲間の死を無駄にしないための戦いに変わっていった。そのこともちゃんと描写されてる。
　しかし、革命の加担で戦いに疑問に持ち始め、シノの死と、ミカとの会話で本来の目的を取り戻し、もう戦う理由を迷わないことを決め、守るための戦いに切りかえてる。

>>3373
「栄誉栄達は思いのままだぞ」は彼らを追い出すための方便だよ。
そのセリフの前に「ここまでよく私についてきてくれた」って言ってる。つまりここからはついてこなくていいって意味がある。

　1期でガエリオに裏切り者がいることを教えたり、正体を明かし、怒りをぶつけさせるといった行動は、許せないことをやってる自分を叱って欲しいって意味がある。つまり自分の行いを許すことができてないんだよね。
　だからマッキーにとってカルタやガエリオは踏み台ではない。
というか踏み台でないにも関わらず踏み台にしてしまったからこそ2期の引き下がれないにつながってるんだよね。

カルタのことは本当に尊敬してるよ。シュヴァルベではなく量産機にカスタムしただけのグレイズリッターにのり続けた理由と、カルタのことを問われた時に苦しみを堪えるような表情を浮かべたことの説明がつかん。
　先入観でキャラを決めつけるのは、ガエリオがマッキーと石動の信頼関係を「手駒としてだろうが！」と決めつけ否定したのとなんも変わらんぞ。

最後の戦闘でマッキーは窮地に活路を見いだしてるしマッキーが本気なのは間違いないよ。
世界を変えるためにここまでやってきたのに今さら引き返すことなんてできないしね。（生きるための戦いを選択した鉄華団との対比）
「ギャラルホルンを追われた俺が～」
のセリフからアグニカの思想を捨ててないことは明らかだし、
家の生まれの人間ではない自分が艦隊の司令を一人で葬ることで、アグニカの思想を世界に知らしめるって目的もあるし、圧倒的不利なことも自覚してるからやけくそではない。
ラスタルではなくガエリオに標的を変えたのも、『自分に対抗できるのは同じく個人の力を高めた人間だけ』
という事実を作り出せば自分の正しさをさらに証明できるからなんだよね。
「みろ！純粋な力のみが輝きを放つ舞台に奴等は圧倒されている！お前が力を見せることで、俺の正しさはさらに証明される！」ってセリフはそういう意味。

　（ラスタルの命令で兵士たちは止まってるけど、ガエリオ来るまで手も足も出てなかった紛れもない事実だからこの理屈はあながち間違ってはいない）

最終戦こそまさにマクギリスの気持ちが現れてるやん
バエルではなく「己の力」で世界を変えようとして
純粋な力に人は魅せられ圧倒されると
自分に力がないから奴隷のように扱われて力がないから自由もない
力さえあれば何者にも束縛されず、愛する妻も守れると
ようは徹頭徹尾己の力のみを信じる力こそパワーな男だろ

>>3380
相手に勝つために戦力を整える。力を欲するっていうのは当たり前のことだと思うが。友情や愛情を裏切れないなら尚更ね。
　確かに終盤は怒りに委ねていた部分もあるけど、アグニカの思想は捨てていないし、最後まで世界を変えるために手を尽くしたって点では最後まで一貫してる。
　それに終盤のあの状況でマッキーが世界を変えるという目的を達成するにはラスタルを討つ以外の手がないのも事実なわけで。
　ラスタルもそれがわかっていたからやつは必ずくる（一人で来るとは思ってない）と言った。

　それに本当に力に溺れているような男なら、相手と対等に接し続けてきたこと、しんがりを務める石動をわざわざ助けにきたことや、火星支部や鉄華団を力ずくで従わせなかったのもおかしいし、アルミリアをかばう行動も、ガエリオとの約束を守り続けていたこととも矛盾するよ。

　マッキーの優しさを認めたくないのはわかるけど、ちゃんと心情を汲み取った上で発言してくれ。適当に罵倒するだけならイオクにでもできるぞ。

>>3378
火星の現地民にバエルの威光を示したって仕方ないだろ
そいつらはバエルにひれ伏すべきギャラルホルンじゃないんだから
君はなにを言っているんだ

バエルを手に入れたら全ギャラルホルンに威光を示し、ジジイ連中に威光を示し、革命軍にも「バエルのもとに集え！」って威光を示し、逃げた先での火星でもバエルの威光を示してる
ずっと示しっぱなしじゃん
もう他に示す相手がいなくなったことを指して「急にバエルのことを口にしなくなった」って言われても困る

革命軍を追い出すための方便ってのも苦しすぎる
「私一人で十分だ」ってなんの方便にもなってないじゃん
残ったトドに「これでいいんですかね？」って聞かれたときにも「孤独で自由な王者力を見せつけたるわ」って同じこと答えとるわな

他は君の妄想キツすぎてなにを言いたいのかようわからん
単に目先のことに言い返すのにこだわってるだけじゃね

マクギリスの内心に友情が残っていようがバエル脳で動いてることの反論になってないし、
鉄華団云々に関しては俺の言ってることなぞってるだけじゃん
鉄華団が自分とは違うと最後まで気づかなかったマクギリスはその過程で脳内鉄華団を当人らに押し付けてウザがられてるんだよ
俺はそう言ったはずだし、言い方違うだけでお前も結局マクギリスと鉄華団の目指すものの違いが決裂の原因だって認めてるやん

>>3381
駄目だこりゃ
とどのつまりは「マッキーはバエル脳なんていう野蛮な男じゃないの！本当は優しいの！！」って妄想垂れ流してるだけじゃん

＞　マッキーの優しさを認めたくないのはわかるけど
こういう言い方してる時点で、自分の妄想する「優しいマクギリス」が認められないことが不満なのは自明だわな

いやまあマクギリスのなかに裏切った友情への負い目や暖かい絆とかの憧憬があったのは否定せんけど
作中ではそこから目を逸らしてバエル道に邁進してたろうに

マッキーが優しいのはよくわかったからその妄想はいったんおいておいて、
マクギリスがバエル脳ではないと称する具体的な根拠を持ってきてくれ

繰り返すが、マッキーの優しさアピールはもう必要ないからね
作中のマクギリスの行動原理はそれじゃないんだから

妄想で補完されまくってて草
鉄血のオルフェンズはこんなんばっかだな

いやそもそもバエル脳の理屈が半分妄想で半分曲解の産物なんだけども・・・

マッキーが優しいのは妄想じゃないんだよなぁ。
ただ世間一般的に言われる聖人君子的な意味ではなく心理学的なものだから理解が難しいのは仕方がない

俺は作中の描写から裏の心理を読み取って言ってるのに頭バエルは一生妄想で叩いてるだけだからまじ不毛だわ。
頭バエルって言ってる奴が頭バエルなのはよくわかったわ。

マッキーはちゃんと見てるからこそ目を反らしたって感じだから
バエル一直線っていうのは完全に違う。

頭バエルなら、1期でガエリオとの友情を否定したときもうつむきながら語ってること、カルタのことを問われ苦痛を堪えるような表情を浮かべた理由、バエルのもとへ集えの時不安を見せたのことの説明ができんぞ。
ちゃんと説明してほら。

>>3382 もう他に示す相手がいなくなったことを指して「急にバエルのことを口にしなくなった」って言われても困る
いや、威光を示すことが目的なら相手がいなくなったからって威光を見せないのは変じゃん？
人間は機械じゃない。威光を示すなら承認欲求こじらせて、理解できてない相手に振りかざして聞かせるような行動に出るはずだが。
孤独を抱えてるオタクが相手に合わせず自分の好きなものを押し付けるのと同じ。

俺がマッキーの優しさについて説明してるのはマッキーがバエルを強奪したのはそれが目的ではなく革命のための手段であることの証明。
その人間の背景が明るみになれば同じ行動でもかなり異なる。
相手に告白というシチュエーションで例えると、普通に告白するのと、ライバルを皆殺しにして告白するのとじゃ同じ絵面になったとしても別物じゃん？

人間は行動の裏には何かしら心理が働いてるものだから、行動だけで考えても理解はできないよ。
心情から行動を描くマリー脚本ならなおさらね。

なんかよく分からんけど、マクギリスが優しいと言うのは確かだろ
鉄華団にしろ幼女嫁にしろ、守ると決めた相手には損得抜きでとことん優しい

ただマクギリスが歪なのは、優しさを向ける基準が自己完結してる点
真にマクギリスのことを思っていたカルタやガエリオを平気で殺し
ロクに意思疎通出来てない鉄華団や、兄殺しで恨みを買った嫁にはひたすら優しくしようとする
損得で動いてるならまだ冷血ってだけで説明が付くけど、
損得上の合理性も無いからかなり歪さを感じる

ガバガバ脚本なのに熱く語っちゃてまぁ
それだけ期待値の高い作品だったてことか