ニコニコ大百科

>>265
専門じゃないけれど・・・

簡単に書くと、
電子（正確には電位差ってか電圧）も光子も速度は秒速約30万キロで同じだけれど、
電子ってか電流は磁界を発生させ、それが隣の電線（データ通信用）へノイズとして乗るというのと、
光子への影響は基本的に重力だけだから並列線で送った情報にずれが生じない

デジタル回路は、０と１を通信してるっていうけれど、
実際には電圧がかなり低い状態を０、かなり高い状態を１、その中間は個体差で0となるか1となるか不確かなので使わないでねって状態、
通電できない状態（ハイインピーダンス：ようは線が切れてるとかそういうレベル）の4つの状態がある
で、デジタル回路で使うのは主に０か１の状態
不確かなのは当然使えないとして、
０でも１でも通電状態であるから受ける側の素子が判断できるので、
ハイインピーダンスは受ける側の素子が０とも１とも分からないので使えない
（ただ、回路としては別ルートでの電流を作れるので利用はされてる）

電子回路では電子を受けるかどうかではなくて、電圧が高いか低いかでみてるから、
発信側の素子から受信側の素子へ伝達される時間は電子の移動速度ではなく、電位差の伝達速度、つまりエネルギーの伝達速度であるから質量を持たない為、
光子と同じ秒速30万キロになる
かなり高速だけれど、
1GHzで動く世界となると１クロックでの移動距離が30万km／G（１０の３×３乗）クロック＝300mm/1クロック
そうそうずれはしないはずだけど、電圧が変化するのにかかる時間を考えるとかなりカツカツになると思うので、
PCのマザーボードなんかは配線の長さが同じになるように設計しているためにクネクネとまがった通信線が頻繁に見える

長いので続く

続き

以下僕の認識・理解に基づく推論
多分電子の移動速度となると、
原子・分子（イオンかもしれないけれど）に捕まって電位差による力の影響でまた弾きだされて次の原子・分子に捕まるまで移動ってのを繰り返しているはずだから、
電位差の変化が伝わるよりは遅くなるはず

なので伝達速度よりも発信側が電圧を変化させるのにかかる時間や受信側が感知するのにかかる時間、
受信してから次へ発信するまでにかかる時間
上記の遅延時間の方が影響が大きい
また、クロックを動作タイミングとしているけれど、これは1クロックの間に電位差の変化・伝達・受信／送信等の遅延を済ませてねって時間なので、
処理性能はこのクロックを小さく（＝動作クロックを速く）すると上がる

電子から光に変えるとノイズ対策のためのいくつかの無駄が省ける
また電位差の変化が不要になり、電位差の伝達がそのまま電子の発信へ置き換わる為時間も短縮されると思う

あとは電子だとゲートの変化（≒電位差の変化・受信／送信の遅延）時間が微細化で早くなるも、
素子の構造は分子の大きさという壁があるからもう少し（といっても10年とか20年だったかな？）で限界が来るらしい
これを電子にしたところで、
発光素子と受光素子の遅延は0では無い為、電子から光子に変えたら遅延時間が０になるってわけでもないと思う

と、かなり長くなったし文章もまとまってないけれど、そういうあたりのお話かと思うので、
だらだらっと書いてみた

結局、一番のネックはそれぞれがばらばらのタイミングで好き勝手に動いてると処理ができないために、
関係部分だけは同じタイミングで動かす必要から動作クロックが必要になるのと、
その1クロックの間に遅延関係が必ず終わってる余裕を持たせる必要があるということがコンピューターの速度限界なんだと思う

にしてもチアキちゃんかわいいよ

いろいろボトルネックはあるんだけど、例えばCPU。
結論から言うと今のとこ予想されるクロック数限界は100GHzいかない。
CPUって足がいっぱいついてるけど、その足の右端と左端が同時に信号処理できないと役に立たんのよね。
例えば、1cm×1cmの石があるとする。この時右端と左端が同期するには1クロックで最低でも1cm進まなきゃダメ。
情報が進む速度限界を3×10^8m/sec(光速度)とおくと、周波数限界λは
(3×10^8)/λ＞(1×10^-2)
　　　　　　　λ＜3×10^10=30[GHz]
他の要素全部無視してもこのくらいになっちゃうわけ。つまり1cm四方の石はどうやっても30GHz以上にはならない。
石を小さくすれば早くできるけど、小さくしすぎるとトンネル効果で電子が漏れちゃうので小型化にも限界がある。
並列化しても同期とるから一万個以上のオーダーはきつい。
この世界だと星系規模のセンシングするんだし、ハード的にはもう限界行ってるから普通に横並びでお値段相応なんでしょう。

>>265
量子コンピュータのことだね。
光子を使った光子コンピュータも量子コンピュータの1種。
電子素子をどんどん小型化していっても、いずれ物理的な限界がきてしまうと結構昔から考えられてきていて、その次の段階の次世代のコンピュータのこと。
まだまだ実現はされていないけど、作中の時代なら実現されててもおかしくはないかな？

量子力学的な重ね合わせを使って、今のコンピュータでは成し得ない超並列処理が可能になると言われてる。
量子コンピュータはまだ実現されていないけど研究が進められていて、ハードウェアは光集積回路等を用いるらしい。
ただ、量子コンピュータ自体は実現も出来ていないけど、それを利用したアルゴリズムは既にいくつもあって、それを量子コンピュータで使うと現代のスパコンでも数千年掛かる処理を数十秒で行えるとか。

詳しくは「量子コンピュータ」でぐーぐる先生に聞いてみてくださいな。

>>263
演習の敵役と物資輸送か。そこだけ見れば現代のPMC(民間軍事会社)と変わらんな。
もっとも軍艦持ってるPMCはいないだろうがｗ

なにこのスレこわい

科学の話はいいからモーパイの話をしろよ

だまされた・・・
なにこれ、むっちゃ面白いじゃないですか

これ、10年に1度の名作になりそうだな

Master and Commanderっていう映画で、敵役でフランスの私掠船「アケロン号」が出てくるね。
主人公たちのイギリス海軍の軍艦「サプライズ号」よりも大きくて装備も良くて船員も多いっていう。
やっぱり私掠船（合法海賊）って儲かるのかね。

すんげーーーーーーーー細かいけど。
弁天丸が旋回する時の細かい逆噴射やらを繰り返してるのが感動した。
丁寧過ぎる。

オデット二世がどうやって航行してるのか分からなかったから調べてみたら、この技術既に実証されてるのか。しかもJAXAで。
でもこれ、太陽を背にしてるなら分かるけど、太陽の方向に進んだり横腹向けてる時はどうやって進むんだろう？

>>282
宇宙船の軌道はふつう太陽を中心に円を描くものだから、加速すれば円が大きくなって太陽から遠ざかり、減速すれば円が小さくなって太陽に近づくっていう感じに航行するんだと思う。
地上みたいに目標にむけて一直線っていう直感的な移動は宇宙ではできないんだよね

細かい理屈が気になる人はしょうがないけど
100年200年くらいのハードの世代差よりも、それを動かすソフトと使う人のウデの方がはるかに比重が大きいってだけ覚えてれば笹本世界の電子戦は大筋で大体理解できると思うが

一方で当代最高のハードを一番性格が悪くて一番腕の立つ人が使うと、銀河の半分と戦争が出来るくらいのことになるけども

誰かタウ星に聖地巡礼に行ってくれないかな

>>282
見る限りソーラーセイルはかなり自在に動かせるみたいだから、実際の帆船が向かい風で風上にのぼるのと同じようにセイルを斜め横方向に立ててジグザグに進んで斜め後ろから太陽光を受けて進むんじゃない？

>>281
それOPのことかな？俺もそれ目に止まってすっごいカッコイイと思った！
描写が超細かくて見てて飽きないｗOPは歌面白いがｗｗ映像が凄くてどうすても飛ばすない

>>284
チィ姉ちゃん！

えーと、同じ作者の前作であるARIEL（エリアル）シーズも読んでおくとモーレツ（ミニスカ）の宇宙感や技術なんかがわかって楽しめます。
同作品は最初は地球人マッドサイエンティストのしょーもない話だけど中盤以降はほとんど銀河帝国の宇宙人サイド視点

>>284
チィ姉ちゃんのことかー！

えーと、この作者の前の作品ARIEL読んでいると同じ背景設定なのでいろいろ楽しいですよ。
という原作信者からの非ステルスなマでした。

相手に気づかれずに電子戦を仕掛ければ相手の生殺与奪権すら得るのは分かったけど
コンピュータの電源を落としたら勝ち負けチャラになる電子戦に意味があるのか疑問
捕獲するにも近づかなきゃならないだろうし、電源切っても攻撃は出来るなら近づけないだろう
今後も電子戦があるならコメントに「電源切れよ」が大量に流れるのか

>>290
そりゃ、相手側に武装が無いと思い込んだためにやった奥の手じゃないの？
まともな武装船相手にやったら自殺行為でしょ。

弁天丸やバルバルーサのように他の武装もある相手に、電子戦で負けそうになったから各種管制を掌るコンピュータ落としましたなんて、むしろ「何故落としたし」だよな。
そんな理由で「電源切れよｗｗｗ」なんてコメが大量に流れるとかありえ…るか、ニコ動だもんなｗ

なんていうか見ててこんなにワクワクした気分になるSFアニメはヒロイック・エイジ以来だｗ

>>290
航行中の宇宙船のコンピューターを切るというのは、自殺行為。
空調も含めて全て手動でやらないといけないし、当然色々な航法機器も使えないし、複雑な計算と調整が必要な超光速跳躍もできない。
実際、ライトニング11も、コンピューターを切っていたがために、弁天丸とバルバロッサの接近に気付かず、逃げ遅れて降伏する羽目になってるし。

>>286
実際の帆船が風上に向かって斜めに航行できるのは揚力によるものだから、光圧力を推進力にしている太陽帆とはまったく別の話だぞ

うーむ
つまり、拙い頭と絵で表現するなら
こうやってるって事だろうか
出発時だけ何か別の推力噴射してましたっけ
記事内参照用URL :

解説ありがとう、SFはあまり読まないから疑問に答えてもらえるのは助かる。
この世界観だと公認の海賊船だから逮捕なんかはそんなに痛手じゃないのか？
あと海賊船同士の戦いでも殺人や撃墜は禁止な感じかな？

その辺が分からない身としては電子戦に負けて空調いじられて窒息死されるくらいならコンピュータの電源切って、目視や手動でも攻撃して相手を撃ち落とすってこともあるんじゃないかなと思ったんだけど

砂の赤星って火星的なもんだろ
それをかすめて戻ってくるのが女子高生の「練習航海」、しかも太陽帆船なんだからあの世界パネェなｗ

さっき見たが6話が面白過ぎてやばいｗ
そして次回の艦隊戦が激熱な展開になりそうでさらにやばいｗ

まあ一番よかったのは茉莉香が台本読み上げ中にむせてたのが可愛かったことだけどな！

面白いな、ストーリーだけじゃなくて細かな表現でここまで引きつける作品って久々に見た気がする。