ニコニコ大百科

>>177
史実を元に第二次世界大戦を描いた米映画で悪役の日本軍が大柄なマッチョ揃い
だったやつを思い出した、敵役が小柄なヒョロヒョロだったら脅威感が無いし
弱い敵をいたぶってるように見えるからしょうがないかもしれないが…

リアルが「プロ入り二年目の中学生が現名人、現役最強、元タイトルホルダーに連続で勝ってトーナメント優勝」なんてリアリティ無いこと起こしてる恐怖

これからはそれが新たなリアルになるから大丈夫だ


……まあ代わりに、「オリジナリティがない。フィクションなのにはったりが足りない」って言われるだろうけど。

リアルとリアリティは違うって話を思い出したな、藤井聡太なんかも実例が出てきたから
リアルなんだけど藤井聡太を知らない人からしたらリアルではないんだろう
現実的なのがリアル、万人がリアルだと思う描写がリアリティ
最新科学の兵器なんてミリオタでもなきゃ知らないからベトナム戦争あたりの
軍事描写が一番リアリティがある描写って感じで

戦争物作品なんて見てても今の日本に生まれて住んでたら（他の国に住んでたって）実感は薄いし現実的な意味でのリアルなんてわからんしね
万人がリアルだと思う描写がリアリティではあるだろうけど結局万人がどう思うかなんて証明は早々難しいし
自分がリアルだと思ったらリアリティがあると自分がリアルだと思わなかったらリアリティがないが一番シンプルだし実際そうで良いんじゃないかね
リアリティがないとかあるとか言っても意味がない言葉になるが

リアルリアリティ！

リアルとはリアルどうしで裏付けられるもので、あれは現実だからこれも現実という形でしか規定できない。
夢とリアルの違いもそれで、明晰夢では夢と現実が本当に区別困難になるが、
そんな究極的なレベルでは、リアルはリアルと地続きであることでしか夢と区別できないのだ。

一方、リアリティ(現実味、現実感)は、知識、印象、信念、説得力で規定されるもので、
登場する物事がよく見知っているものでその印象通りであること、
用いられる形式や説明が人々の考え方や価値観に沿っていて説得力もあること、それがリアリティ。

自分のオタク知識と違う描写をすると作品をこき下ろすなんちゃら警察がよく湧くけど、リアリティが作品を書く助けではなく縛りになるようなら、リアリティが引っ込むべきだと思う

リアルさと説得力は違う
現実ではありえない展開だとしても、至高を放棄してフィクションだからですませず、説得力を持たせることは作品を作る上で必要なことだと思う
ブレスオブザワイルドの色々読んでそういう考えがはっきりした

説得力を持たせるリアリティを作れる資格取らないと創作できないって法律できたらどうなるんだろう？

そもそも説得力があるかどうかをどう判断するかじゃないかね、物語での説得力って数字やら形としてはっきりとあるなしを測れるものなのだろうか
フィクションだからで済ませないのも良いとは思うが、フィクションだからで開き直るのもそれはそれで良いとは思うけどな
なぜ勝てるか？主人公だからさ！！とかハハハアニメだからねぇみたいなノリ大好き

何にリアリティ感じるかは人それぞれで様々だからなあ。

特に今はリアリティ細分化の時代だと思うんだよね。
感性の多様化というより、互いに分断された断片が乱立して肥大してるみたいな。

「人それぞれで様々」な理由は、>>187の「知識、印象、信念、説得力で規定される」こと。
ここでの説得力は論理的説得力とプレゼン術みたいなものなので割と普遍的だけど、
知識、印象、信念は文化や文脈で著しく異なる。

>>188>>189が言ってるのはリアルで、>>187を言い換えた内容。

俺も「説得力」という言葉が悪かった。弁論術やプレゼンを想定してたけど、
>>191は全然違う言葉遣いになってるんだよなあ。今後は「プレゼン力」と呼ぶことにする。

言葉遣いで混乱や誤解が起きてるので改めて整理。

リアル(現実)とはリアルどうしで裏付けられるもの、繋がってるもの。
あれらがリアルだからそれらと繋がってるこれもリアルだろう、という発想の概念。
これは夢か現実か判定する状況を考えれば分かるよね。
他のリアルとの整合性・連続性によって再帰的に定義されるのがリアルと言っても同じ。
(この言い方は伝わる人にはすごく伝わると思う)

一方、リアリティ(現実味、現実感、リアルさ)は、知識、印象、信念、プレゼン力で規定される。
最初の3つは内容の話で、プレゼン力は伝え方・見せ方の話。
よく知っている時代、親しみのある場所、印象的な人物、よくわかる考え方、
わかりやすい説明、伝わりやすい形式、これらにリアリティを感じるということ。

配信アプリのREALITYってのも出たな
REALITYはここにリダイレクトだけど記事分けたほうがいいようになるかも

女子供が大人の男より強くてもリアリティは無くならないけど
そういう作品で「女子供は優先して助けろ」みたいな台詞あると一気にリアリティ無くなる

それはその強い女子供の扱いが一般的なのか例外的なのかで変わらないか？

>>194
大百科は大文字小文字を全く区別しないので、別記事の作成になる
んでここを編集

創作のリアリティと現実のリアリティは違うって事よな、その世界のリアリティがある
二次元キャラを目の大きさをリアルにしてやった！とか言ってるのを見ると違和感が凄い
その絵柄や輪郭に合わせた大きさなのでそこだけ現実基準にすると逆に違和感なわけだ
作り話にこんな事やったら普通死ぬだろ、逮捕されるだろとかいうようなもんだ

なんというかリアリティある作品って見做されるのは、その時代のメイン読者層の考えるリアリティに合致してる作品ってのはあるかも。

子供の時に見てた作品で、今見ればリアルとは思えないものでも、当時はリアリティあると思ってたし。

極論、リアルからは遠くかけ離れた物でも、リアリティがあると思わせることは可能だとは思う。

リアリティ無視を前提とした作品にそれを求められると迷惑だ

>>200
それは「リアリティ無視」の前提が作風や描写によってキッチリ説明できているかにもよるだろうと思う

リアリティが無い→わかる
だから駄目だ駄作だ→？
リアリティが無いんならその作品はリアリティを追求してない作品って事なんだろうしそれは駄目じゃないだろ

架空のリアリティというものは成立する、どんだけ突飛な世界でも
ルールが無いといけない、シュルレアリスムも結局多数派足りえなかった

シュルレアリスムってのがなんなのかは知らんが
多数派ってのがどこのどの人たちの多数派ってのかもわからんけど創作物において多数派である必要はあるのだろうか
商売的な側面ではそうある必要はあるかも知れないが商売的側面でだって全体を見た際の多数派ほどの支持なんてなくても十分な売り上げにはなる
むしろ全体での多数派（日本で言えば国民の半分とかそういう）に売れる作品なんてそうある訳が無いし該当作品は浮かばん
ここまで書いてリアリティ関係ないなと思った、作中のルールで言えば完全に無い作品はちょっと浮かばないし、その作中のルールを隅から隅まで守ってる作品が面白いと感じるとも限らんし
場面場面でルールを逸脱してた方が盛り上がるなんての珍しくないんじゃない

自分で分かってんじゃんリアリティ関係ない話だって。
>>203は架空のリアリティが成立する証拠を挙げただけやぞ。多数派である必要性は関係ねえ。

この間リアリティ議論のときに「何アンパンマンとX-MENのリアリティ一緒にしてんだ」って言ったら
急に「アンパンマン馬鹿にしてんのか！？」ってキレられてすげービビった

作品それぞれのリアリティがあるわけでアンパンマンの方がリアリティの低い世界観
と言っても別に馬鹿にしてるとは言い難いわけだな、リアリティが高ければ面白い
と勘違いしがちな人が居るけどそうではないと

まあ、その言い方だと、アンパンマン見下してる感はあるかな。実際の議論見てないから正確なニュアンスまではわからんが。
実際には「作品それぞれのリアリティがある」、アンパンマンもX-MENも現実には存在してるが作品の世界観崩壊させかねない要素は注意深く取り除かれてるわけで、取捨選択の結果出来上がるリアリティは別って言いたかったんだろうけど。

相手の言葉の定義がこちらと違うことはままあるのでリアリティがないって意見は荒れやすい
きちんと判断理由まで書くと建設的

またの名をオナホ、抜き所