ニコニコ大百科

>>119
　旧作が『蘇った死者』なら、リメイク版は『代償を払い生き延びた生者』だね。一応対外的には生存している扱いではあるみたいだし。
　

そういえばプラメモのアイラって
・無駄に多機能・ポンコツ・無駄に危なっかしい
まさか…

旧一作目で家族描写薄いとかよく聞くけど、個人的には売りに出された自宅を巡るなかで映されている散乱した枯れた花、故意に割ったかのような陶器の数々に、極めつけにロボコップが手に取った燃えた後の集合写真で、マーフィーの死を聞かされた後の妻(息子も)の惨状は容易く想像つくと思うんだけどな…

ロボコップのテーマと言えばやはり1（と3）だけど、2も聞きなおしてみると結構良く出来てる故にもったいないよな。
ドラマ版で使えばよかったとマジで思う。

リメイク版も含めて、一番いいなと思ったのはザ・シリーズなんだよな
資本主義社会への強烈なブラックすぎる皮肉と、行き詰った社会に一警官としてボロコップみたいな弱さを抱えなが立ち向かう姿はマジでヒーローだったし。何より、ロボコップ以上にマーフィーとして描かれているのがよかった。
家族も出てくるんだけど、接触できて隣にいるのに名乗れない悲しさが伝わってくるし。決して、バイオレンス描写がロボコップの肝ではないと思う。

リブート版は家族を取り戻したりマーフィーが意思で機械の制御を破ったりかなり対照的だったね　

それにしても冒頭の中東でエドがアッラーアクバル言いながら巡回してるシーンは最高

>>1126
実際ああいう事が技術的に可能になった場合、世間は本人をどう見るだろうか？当然作中でもちゃんと生存している一個人としての扱いではあったけど。

個人的に新作を一言で表すなら「惜しい」作品だなぁ。
ロボット警察官というテーマを扱った別個の作品としてみた場合でも
新作の方は他の人が言うように舞台を現実の情勢にすり合わせてある点といい
あえて義体をとった姿を醜く描いたり、マーフィーの家族の件や自力でプログラムを破ったり、
丁寧に作られているなって感じる部分はおおいにあった。

比べて、旧作の方はアクは強いがその分押さえるべき所はしっかりしてる。
新作ではマシンガンとテーザー銃に取って代わられた象徴ともいえる愛銃のオート９の存在や
極悪非道の犯罪者に強烈なブラックジョークといい
良い意味での悪ふざけが感じられるんだよな。

ケレン味があるっていうんだろうか、表現したい部分が根本から違うって言われたらそれまでだけど
せっかく機械の体になったのだから、もっと良い意味での頭の悪さを見せつけてほしい。 って思った。

現実のデトロイトがロボコップのデトロイトに近づいてて草
映画は発展、現実は衰退だけど、治安の悪さという点は一緒
「早くロボコップ作れ」とかアメリカでネタにされてたりするんだろうか？

ぐろいネタですまんが、Wikiあたりだとマーフィーは頭部骨格の一部と脳、消化器官が流用された～みたいに、身体の一部のみ流用してる感じの記述が見受けられるが、1作目冒頭で左腕切断の件でもめてたシーンがあったことを考えると、実際にはリブート版みたいに上半身（とはいってもあれもほぼ脊椎と心肺のみだったが）に機器を装着していった状態なのかね？

3に出てくる日本人たちは強くてかっこいいと思ったけど
オートモのやられ方適当

>>130
んー、個人的には逆に機械の器にマーフィーの生体部分を
組み合わせたって所かも。法的には死んだ人間のパーツを
組み合わせたわけで、立ち位置としてはアレックス・マーフィー
ではなく、あくまでオムニ社の試作品程度なんだろう。

実際は一挙手一投足がマーフィーのそれであり、パーソナリティも
多少人間味薄れているとはいえ、マーフィーそのものだから、
オムニの連中以外の第三者はマーフィーとみなしている。

結局、第三者の見方次第でどう捉えるかが変わるんだよねぇ

ロボコップというよりロボコップに改造されたマーフィーという前例ができた以上、あの世界では今後負傷警察官の職務復帰プログラムにロボコップ化っていう選択肢は出てくるんだろうな。
おそらくマーフィーの体は最も成功したロボコップとして今後もアップデートや近代化改修も施されていくだろうけど、技術が進むにつれて攻殻機動隊の義体みたいに寄った体の乗り換えもするんだろうなぁ。

物凄い重たいって描写やモブの発言を見かけるけど車は普通に乗れるんだねｗ
重量制限で動か無さそうだけど

リメイク・ロボコップ見直したけどやっぱり良いわ。より人間的で。
バイザーを上げた素顔も、元ロボコップはなんか悲しくなる顔してるが、こっちはなんだか愛嬌有る眼をしてて素敵。
いい俳優を選んだよ。

リメイク版で見せたあの意地のワンショット、最後の決め手は生身で残ってくれた、右手に込められた想いだとか。

新作は純粋に旧作の続編になるみたいね。

2014年版は、曲がりなりにも妻と息子のもとに帰還できたアレックスなんだし、あのまま完結させてほしいと思う。

何はともあれ旧作の続編がマジで楽しみ

新作を作る監督が、オリジナルのマーフィー役の現在御年７０歳のおじいさんにラブコール

さーて、お爺さんコップになるのか？
ワクワクすっぞ　

>>128
ほんとそれな。
2014年版は、真面目な人が真面目に、2010年代に合わせてロボコップをリメイクした感じがする。結果としてすごい平凡なヒーローものになってしまった。

たとえばロボコップの俊敏な動きとか目の付け所はよかったと思うんだよね。
現代の感覚だと人間より機械の方がずっと俊敏だから。
でも初代のアクションと2014のアクションどっが魅力的かと言うとやっぱ初代なんだよな。

あの拳銃くるくるとか、ぎこちなさ含めて味のあるアクションとか、そういうなんというか可愛げみたいなものがなくなってしまった。
他にも悪党の下品なヒャッハーっぷりとかゴア描写&ブラックユーモアとかね。
社長の「オマエはクビだ！」からのThank Youズドンみたいな気の利いた展開もないし。

新しい方は初代の悪趣味な展開が存在しないので普通な作品になってる

リメイク版は旧作のマーフィーが少しずつ取り戻していった人間性を、今度は逆に少しずつ奪っていくってアプローチは上手くやってたんだよ
ただ結果としてロボコップを作る過程が長かったり、オムニコープに比重が置かれちゃってて全体として堅苦しい作りになった感は否めないのは残念だった

モートンのファーストネームはロバートじゃなくてボブ、ボブ・モートンだぞ。ウィキペディアでもなぜかロバート・モートンになってた。編集者の方記事の修正お願いします。

>>143
ボブはロバートの愛称だダカタレ。修正お願いしますとかアホかよ

>>144
あ、そうだったのかw てっきりボブ・モートンまでロバート・モートンになっててED209並みの失態をやらかしてしまうところだったよ(大汗)

>>145
間違えた、リチャード・ジョーンズだった。誤作動なんてレベルじゃないな(大汗)

リメイクは何かと酷評されてるけど
正直旧シリーズも『１』以外はクソじゃないか？
『２』は投げっぱなしENDで意味不明だし
『３』に至っては安っぽい子供騙し
俺に言わせりゃ『２』『３』よりリメイクの方がマシだし
旧シリーズの新作と言われても正直期待できない

確かに３は擁護不能なほどヒドかったな
でも２はまあ楽しめたよ

リメイク版よりは２と３の方がまだマシ。

ロボコップシリーズの肝は資本主義社会への皮肉とアンチテーゼとか、あの時代のジャパンバッシングの空気（日本車によって追い詰められて荒廃していくデトロイトの市民生活と産業）
利益至上主義の企業経済が極端に行きすぎて社会や市民生活を侵食した結果、人権や人命が驚くほど軽視されていくディストピア（人の命は金より安い、企業と人間なら企業が力を持つ）、という未来予想図で成り立ってる世界観だから
そういう社会風刺要素、ブラックユーモア要素を抜いちゃったらロボコップじゃないんだよな

それとターミネーターもだけど、現代はロボットが進化して生物的でなめらかな動きになってきてると言っても、やっぱり観客に『機械の役』だと納得させるには
記号的でもわざとらしいほど分かりやすい『機械っぽい動き』を役者にパントマイムでやらすのが重要
それがないと、結局ただの着ぐるみ着た人間にしか見えない
役者は実際にただの生身の人間だからね

リメイクロボコップのダメだった点はやっぱり、ロボコップがアイアンマンやバットマンみたいなスーツを着た人間のヒーローにしか見えなくて
多くの観客にとってサイボーグに感じられなかったことだと思う