ニコニコ大百科

>>149
エジプトは昔からナイルの賜物とか謂われる位で今もあれだけの人口支える位には農業が盛んだろうけどヌミディア〜モーリタニア辺りは古代ローマの時代も砂漠地帯だったんでは？少なくとも紀元前後にあの辺りが穀倉地帯だったという話は聞いたことないけど
ローマの食糧は寧ろアナトリアで確保していたのでは

アレクサンドロスがシワオアシスへ神託受けに行ったときに苦労した話が伝わってるし、砂漠だったんだろうな。
ローマの穀倉ってのは“都市ローマ”の穀倉であって、シチリアも重要視してる辺り適宜色んなとこから持ってきてたっぽい。
戦略上どこが重要ってよりは、政治に関わる金持ちの富の源泉が専ら昔戦争で奪った土地からの収入だったので維持できるとこは維持するってな感じになってたのではと想像する。収入の大部分は農産ってのは古い本からの受け売り。

確かに「北アフリカ」は砂漠だらけで肥沃な土地とは言い難いけど
「ローマ属州のアフリカ」は地中海沿岸の農耕が可能な土地だけを占めてたから
ローマ皇帝を輩出する程度には豊かだったぞ
ナイル流域は言わずともがな

あと地中海全域の覇権を維持するために沿岸を抑えておくのは当然
北アフリカのカルタゴを滅ぼしたのもそのためだしね

カルタゴを滅ぼしたらカルタゴが何とか上手く付き合ってた周辺の割とヒャッハー系な皆さんの統治役も漏れなく付いてきてそこでお得意のローマ式外交展開したけど広大な砂漠を治めるのはやはり厳しかったて感じですかね？その後ヌミディアとも揉めて結局占領してるし
プトレマイオス朝滅亡後も同様に糧食豊かな土地からアガリはあるものの海から陸から攻めてくる蛮族相手にしてたら疲弊は免れないといった具合だったのだろうか

>>152はちょっと語弊があったかもしれない。もちろんナイルデルタが肥沃だったのは全く疑問視してないです。
戦争というかいざ決戦となれば勝てるだろうになぜ周辺蛮族をイマイチ屈服させられなかったのかは自分には正直分からんです。共和制と帝政初期くらいしか知らないので。

ヌミディアをおさえたのはあそこが優秀な騎兵の産地で軍事的に重要だったからじゃないの
ローマ人は（ハンニバル等カルタゴ人もペルシャ人もだが）歩兵と騎兵の組み合わせで戦術を組み立てるけどローマ人自体は騎乗がさほど得意ではないつうか本職にはとてもかなわないのでヌミディア等の騎兵をよく使ってる

ローマの領土拡張の過程自体ここを征服したら
今度こっちを征服しとかないと安全保障上懸念があるって感じで雪だるま式にでかくなったってのもあるからな　

じゃあ逆に支配しなかったら良かったのかっていうと、むしろなお悪かったんじゃないか
ローマも決してやたらと領土を広げてたわけじゃない
川など防御しやすいところまで伸ばした結果であって
アフリカにしても、もしも支配せずに放っておいたら、中世イスラム海賊に悩まされたような結果になっただろうし
ローマからすれば辺境のアフリカ国境沿いの地域が脅かされるのと、地中海に面した本国イタリアや昔からの発展地域を脅かされるのとでは有形無形の被害は比べ物にならない

どっちにしろいずれ破滅するのが辛いのう

話は変わるけど、ネット上見てるとローマを神聖視しすぎてる人が多いなと感じる
そりゃ、ローマが滅んでなきゃ科学技術は今よりもっと進んでる、と言われることはあるがローマ帝国が滅んでから1000年近く経った時に活躍した十字軍や戦国時代の大名たちより上なのは言いすぎじゃないかな
さすがに1000年というハンデはでかすぎる

十字軍はアウトだろ
あれはどこを評価していいのかわからん
ローマが健在だったほうがイスラムにしろもっと楽に撃退できただろうし

十字軍は結局ヨーロッパ側の東方に対する反撃て形になってるでしょ
以前は主にペルシャvsギリシャ・ローマだったのがイスラム勃興後はイスラムvs耶蘇教になったてだけなんじゃ
国家としてのローマは滅亡したけどその後カトリックが嘗ての帝国領に支配力及ぼしてたんで帝政ローマの統治機構自体が院政化したようなもんなんでないの

楽に撃退ってあんた、ユダヤにてこずりキリストに飲み込まれた
古代ギリシャに頭が上がらない宗教後進国がイスラムに何ができるんですか

コンスタンティノープルの代わりにローマがモスクになるだけでしょ

東西統一されてて衰退期でもないなら国力差で普通に勝てる
国力軍事力ではるかに劣る十字軍国家がいい勝負できたのなら猶更

ローマ道(ローマ街道)について質問あります

凡そ幅が3*7*3の10mと言うことは知りましたが

道路建設費って一体いくらくらいかかったんでしょうか?
また工夫〇人、何日(何か月?/何年?)で何m?/km?
とかも知りたいです。

意図
創作およびTRPG的ゲームで凡その工数(同時代/戦国時代)、1mの価格等を知りたいです。

>>163
勝ち負け以前にローマ皇帝がカリフになったらローマ朝イスラム帝国化するだけやん
或いは国内で十字軍戦争が起きた末に結局東西に割れて滅亡しそう

結局、ギリシャ神話に傾倒して土着信仰を守れなかった時点で宗教面では勝ち目がない

キリストがローマを腐らせたのか
それともローマがキリストをねじ曲げたのか
果たしてどちらが真相か

どちらも正確ではない、と思う
すでにパウロ教と化していたキリスト教を、ローマ帝国は体制側の機構として採用し、改造した
街道沿いの貧者救済施設として教会が増えていたこと、軍の中枢へのゲルマン人の浸透に対し聖職者という別の出世の道をローマ人にもたらしたことなど、キリスト教会はローマ社会に深く根付き、支えていた面もある
帝国はこれをいっそ利用する道を選んだ

>>166
それは

カエサルがローマを腐らせたのか
それともローマがカエサルをねじ曲げたのか
果たしてどちらが真相か

って話をしてるようなもの

カエサルの時点で既に共和制ローマの限界は来ていたので帝政への移行は必然的だったとも言えるが、その後神格化されたカエサル像としての「キリスト」は実在の歴代皇帝よりも「王の中の王」という形で理想化されていった一方皇帝達は腐敗性が強調されていった
要するに神格化され理想化されたかつての皇帝像に対する信仰がより一層ローマ人自身に旧来のローマを腐敗し堕落したものに感じさせていった結果、キリスト教という東方宗教を習合しつつ、その物語が西洋人にとり理想的な「聖王」の要素も併せ持つそのキメラ的キャラクターが強く信仰されるに至ったという次第では

共和政末期にパルティアを破りオリエント防衛を成し遂げた
ウェンティディウス・バッススはもっと評価されるべき

ローマ関連はどうもカエサルが過大評価されがちだからなぁ

ローマ崩壊とイスラムの台頭で地中海世界はヨーロッパ世界とイスラム世界に分断されるけど
地中海地域が先進地域だった時代は長かったような気がするんだよね。
中世イタリア半島の小国は商業的にどこも繁栄していたし
東ローマの首都をそのまま首都にしたオスマン帝国は
イスラム国家の中では最も繁栄した国と言っていいし
大航海時代の先陣切ったスペインとポルトガルの2か国は
民族的にイタリア半島の移民が建国した国で
ある意味ローマの末裔が新大陸を征服したようなものだし

古代ローマの「恋人たち」 実は男性同士 手をつなぎ埋葬
https://www.afpbb.com/articles/-/3244454

ウホッ

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機械翻訳兄貴いろんなところにいんな

どっかの研究所がIAのディープラーニングでもしてんのか？

>>175
>>113の頃からだんだん文章が下手になってますが…

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日本のネットじゃ何故かキリスト教がローマ帝国を崩壊させたことになってて草
どこの歴史を斜め読みすればそう言う結論になるんですかね…

宗教に関する話は偏見で語られやすいよね

キリスト教がトップになって以降ローマの多神教や伝統が踏みにじられたのは事実だよ
まあローマが崩壊した理由はキリスト教だけじゃないけど