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月の民の持つ選民思想は下手すりゃ数億年単位での『教育』の結果だからな。例えば、我々が持つ『選民思想を持つ者は愚かであり、選民思想を持たない自分達は優れている』という選民思想は、日本ひいては世界が行なっている『選民思想は愚かである』という『教育』の結果であるとも言える。そしてその事に気付く事の出来る者など殆ど居ない。それが当然であると教え込まれてきたからだ。
たかだか百年にも満たない教育でそこまで潜在的に思考を刷り込むことが出来るのだから、我々人間ごときには想像も付かないような永い年月をかけて『教育』され続けてきた月の民の選民思想が中々失われないのも当然のこと。
為政者が民の思想を操作するために利用した教義やら教育も、二十年も語り続ければ本人さえ信じ込む始末ってのも大して珍しい話じゃない。おそらくこのケースが永琳に当てはまるんじゃないかな？

選民思想が悪ってのも現代人の思想であって正しいかどうかは分からんからな
むしろそういう感情を持つのは生物としては自然とも言えなくはない
大体、人間だって別の種に対してなら見下しまくってるわけだしな(リアルでも作中でも)

>>812
選民思想に限らず、「結論付けてしまう思想」は『想定外の事態』に陥った時に現実を認められずパニックになったり対応できずに絶滅したりするので、その点でよろしくない。
たいてい平時に熟成されて争乱期に現出するけど、移り変わりの激しい争乱期には対応できずに何かしらの機能不全を起こすから、善悪以前の問題で足元をすくわれやすい欠陥気味の思想なのよね。

人間の考える範囲ではそうだろうけど
仮に人間よりはるかに知性がある存在がいたら違うこと言うかも

と思ったけど永琳は実際それで足元救われてる以上言い訳できんな

記事内にオモイカネの記述あるけど外來韋編弐でオモイカネモチーフのキャラって明言されてたし誰か追記できたりする？

>>813,>>814
儚月抄で月人同士の争い始まったな、あれ違ったかな?とあっさり見解を変えてるし大抵の事態はあっさり対応変えて選民思想自体は揺るがないのかもしれない
酒盗まれた件も玉兎の幽霊の噂や幽霊の性質を後で知ってあっ、そっかぁと納得したかも?
一方で紫に恐怖をドカ食いされた件には気付きもしないなんてこともありそうだけど

そういや新作で永琳が針妙丸と組んだ合体スペカの正式な名前はいつになったら分かるのだろう…？

まさか永琳と針妙丸が組んだ時の合体スペカ名が初期バグという形で諏訪子＆幽々子の合体スペカと同じ名前(バグ)にされたなんて

3週目の永琳単体強すぎ
純狐と肩を並べるくらい

>>817
外來韋編の付録冊子で正式名が分かったね
永輝符「大きくなる壺」
永琳の発狂がきつすぎて気付けなかったけどこのスペカでは針妙丸は画面外に出るだけで自滅するんだね
相方が画面外に出るだけで発狂なんて変な条件だと思ってたけどまさか倒してたとは…
それにしてもあの自滅にはなにかスペカ的な意味があるんだろうか

意味があるのかはわからないけどアレでいい感じに難易度というか緊張感が上がってたから割と好き＞画面外自滅

蓬莱人は決して死なないとは言うけれど、永琳はいったいどこまで『試した』んだろう？

薬の効能を見るには実験が不可欠だけど、月の都の考え的には蓬莱の薬ってのはそんな量産出来るようなものでもない以上、その実験ができる相手ってのは相当限られてくる。

その実験は一体『誰に』、『どこまで』やったんだろう。

>>821
キツい実験(何度も痛め付けたりジワジワと効く毒を飲ませたり)のは嫦娥相手にやって一瞬で死ぬ毒を飲ませたりとかは輝夜が自ら志願した説を推す。

しかしえーりんの妹って出るのだろうか…。

>>822
永琳の義理の姉というか格上の親族みたいなキャラは新作で出たけどどうなんだろう

>>823
・その１：
イドラデウスがハニヤス神とイコールかどうかがまず不明（間違いなく元ネタだが、穢れ満載の畜生界に降臨する当たり天津神かどうか怪しい）
・その２：
そもそもイザナミの末期の便から派生なので、ハニヤス神をイザナギとイザナミの子と扱うかは不明瞭。イザナギと血が繋がっていない可能性は高い。
・その３：
もし水子の方を言ってるなら、あちらは本気で詳細不明だぞ？ それも1ボスだからモチーフの一つに過ぎないだけの可能性が高い。

とっくに終わった話かもしれないけど月の民の選民思想って現実の人種差別とかそういうレベルじゃなく人間にとってのそこらの虫くらいと同じレベルにしか思ってないんじゃないだろうか
害虫が薬で一掃されても悲しむ人間がそうそついないのと同じことで虫ケラ同然の地上人がどうなろうともどうでもいい、みたいな

>>825
そういう舐め腐った態度のせいでたびたびきつねに襲われる羽目になってるのであればまあそうなんだろうな

≫824
日本の神が人間と同じように産まれる方が珍しいと思うのだが、天照大御神だって目の垢から産まれたが、文献にはしっかり伊邪那岐、伊邪那美の子と書かれている、それに神にとって血が云々は関係ない。子供は男女どちらの神からでも誕生する。伊邪那美から産まれた子供なら主神系列の子供の1人として扱いのが妥当

選民選民言っても外の世界見下してる幻想郷にも完全にブーメランくらうという

>>828
幻想郷が外の世界を見下してるなんて話は記憶にないが、どこに書いてあった？
外来人が幻想郷では常識である行動をしない事に間抜けよねえと言っている事はあったが、これ日本でも『よくある事』だぞ？（世界的な常識に基いて動いている周辺常識のローカルルールを知らない人を不思議に思う、バカにするのは日本でもよくある光景）

精神的に豊かとか見下している定期
ソースは公式書籍群

>>830
幻想郷の住民がそう言っていたケースはどれだっけ？
貴方の思い込みじゃなく？

ついでに言うと、それを「見下し」と『貴方がとってる』だけで、単なる差異の問題じゃ？
一方的に見下されてると思い込むのって精神を病んでる人達が多いらしいけどね。

どっちかっていうと、神主側の神の視点で外の世界を哀れに思ってるって方が近いかもね
それに妖怪や神は「人間風情」みたいな言い分は多いし、基本的に妖怪は内外問わず人間を「弱者」「食物」として思っているってのは一般的には見下しの範疇に入るだろう。
弱者が反乱した輝針城の前提からしても幻想郷は見下しのない楽園とは程遠いと確定してる。
で、そういう中で自機達のような例外が力を示すからこそ認められるってのはあるしね。

あとID: rHxi2jTeFgは幻想郷側に見下されてるって被害妄想で言ってるんじゃなくて、月も幻想郷も見下しって意味じゃ似たようなもんって意味で言ってると思うから。（自分もスケールは違えど似たような認識）
ID: EedkVFcWhnが>832が言ってるような、精神を病んでるから見下されると思い込んでるって理屈は違うと思うよ・・・あとまあ精神病どうこうを人に言うのは単純にマナーでは無いからね・・・煽り目的でも見てて気分はよくない

>>833
その意見ならわからなくもない。

ただ、そもそも妖怪が人を見下してるのは『妖怪であるための必要最低事項』らしい。
「（妖怪は実力はどうあれ）人間より上の存在だと思っている。そうでなければ妖怪の姿など保てんじゃろ」というマミゾウさんの言葉もあるし、実際外の世界の化け狸は妖怪である事を忘れて人間として暮らしてるのが大半だとか。
なので、妖怪や神は『自分が自分として存在する為には虚勢でも人間より上と思い込まないといけない』生態なのよ。

それと、『選民思想』による見下しって基準が「〇〇でない」だから、実力を見せれば評価する幻想郷とは致命的に異なるとは思うぞ。選民思想の問題点ってそもそも個人を見ずに『レッテルしか』見てない事だから。
（例え相手が自分達を一方的に殲滅できる実力があっても、実際にその行動が実行に移されるまでは「〇〇でない」から鼻で笑うのが選民思想という評価基準）

というか、以下の永夜抄の輝夜のセリフを見る限り、「人間を魔物に変えて量産してきたのは月の民」なので月の民の選民思想と蔑視は幻想郷の非じゃないぞ。
幻想郷は自分達基準の不平等な実力主義で人間を評価してるが、そもそも月の民は人間を人と思ってないのでは？

輝夜
「ふふ。我々月の民は、地上人を魔物に変えて、地上人の穢れを調節してきた。
　でも、もうそれもお終い。地上人は自ら魔物を封印してしまった。
　今の魔物は、ただのお約束として人を襲うだけの良く判らない生き物になってしまったわ。」

>>834
ID: EedkVFcWhnの認識で、そういう意味の絶対に変わらないレッテルが選民思想なら、
そもそも永琳をはじめ綿月姉妹やサグメなど登場済みの月人キャラの実態や描写とはかけ離れてるし、そこにID: EedkVFcWhnの言う選民思想と彼女らは当てはまらないと思うな・・・
登場してない他の月人はそうかもしれないが実態が良くわからない状態で想像上のレッテルをはめること自体がナンセンスだしね。

>>835
そこらへんは儚月抄小説の紫のところで語られてるけど
月明かりが生み出す陰が人の想像を生んで妖怪を生んだ、月は妖怪の生みの親かもしれない、ってことだから
ショッカーの改造なんじゃなくて、おそらく勝手に人が怯えた枯れ尾花な話よ？

大体、妖怪キャラを愛好しているって東方ファンが
妖怪を生み出しやがってと憤るってのも変な話では？

＞そもそも月の民は人間を人と思ってないのでは？

浦島太郎の一件見ても人と思ってないって言うのは苦しいかと・・・
綿月姉妹はただの地上人の命乞いしたし
永琳のやり方にしてもギャグ気味に語られるけどあれは、人より優れた神にするって言う、永琳的にはより高い次元に引き上げたって感じだしな
天子が天人に引き上げられたようなもんかと思うんだが・・・

>>837
そういう話だったのか。多角的な視点が足りなかったのはこちらのミスだった、ごめんなさい。

>>836
輝夜や綿月姉妹は若い（？）からか迷いもあって酷くはないんだけど、永琳は知的で温厚で理由が無い限り誰にもつらく当たらないから気づかれにくいだけで、選民思想自体は相当根深いと思う。

ただ、月の民って浅慮さはゼロに近いのでだからなにか問題があるか、っていうと何も問題ないのは事実なのよね。
上から目線が問題になるのって浅慮だから見下して虐げる事にあるのであって、月の民の場合その辺は皆無だし。

永琳の場合更に、輝夜をかくまって地上に隠遁生活で綱渡り状態だから非常に慎重に身の振り方を考えてるのもあって事を荒立てる事はほぼないし。

＞ただ、月の民って浅慮さはゼロに近いのでだからなにか問題があるか、っていうと何も問題ないのは事実なのよね。
＞上から目線が問題になるのって浅慮だから見下して虐げる事にあるのであって、月の民の場合その辺は皆無だし。

ここなーここ！ここ無茶苦茶同意する！
選民思想持ってるから目下を虐げるみたいなイメージって言うか、そういうイメージ持たれて非難されるのが多すぎてなぁ食傷気味だから・・・
いい感じに言葉にしてくれて嬉しい・・・！

見下しはそりゃまあるっちゃあるだろうけど、浅慮さはないし慈悲があるってのが月人にとって大事なとこなんだと思うんだよな・・・