ニコニコ大百科

>>120
救世主=圧倒的不利な側に付く者、敵=圧倒的優位な立ち場で善悪関係なく圧倒的不利を覆すのが救世主じゃないかな
救世主と言う言葉が出てくる作品の不利な側って絶望的な場合が多いと思うし
勇者の場合は不利側もある程度組織の体裁整ってたりするし(ドラクエで言えばお城と城下町があったり)

救世主の「救」は、単に救うのではなく、宗教的「救済」だからな、本来は。

勇者……レジスタンス（反乱軍）の精鋭。応援してくれる民のため、巨悪に反抗する
英雄……戦勝国の精鋭。頼れる仲間たちと共に、敵対するものを撃滅する
救世主…ケンシロウ。諦めかけてる民を横から颯爽と救う

ってイメージ
敵の規模と、救われる民の気力に差があると思う

>>121
>>123
その意味では格付けするなら救世主＞勇者＞英雄といったとこかな。
英雄は目的を達せても全てを救えないことも多いし、勇者は味方は全部救えても敵まで救えないし、救世主は文字通り全部救っちゃうっていう印象がある。
あと他に違いがあるとすれば、英雄＝大義の味方、勇者＝正義の味方、救世主＝弱者の味方なんだろうなと個人的には思う。

正義なんて人の数だけあるし、自分や自分達の側に都合の悪いものが悪だから、悪の定義も違う。例えば魔王は魔族にとっての英雄や救世主であり得るだろう。
何が正しいかを別にして考えると

勇者＝人々は何らかの力によって支配されているが、そんな中でも勇気を持って立ち上がるもの、支配され安定していた秩序を破壊し閉塞感を打破する者
※勇者が魔王でも良い、敵がいないと成り立たないが味方は居なくても成り立つ

英雄＝その人が所属する側、組織（国、宗教、派閥）にとっての敵を大勢倒した者
※英雄と称賛する味方側及び敵対組織がいないと成り立たない

救世主＝弱者、少数派の味方となり救済する人
※救う対象の人がいないと成り立たない、敵対組織は必ずしも必要ない（医者などでも救世主になり得る）

勇者が魔王を倒して数年、世界に平和が訪れた
勇者は旅の途中で出会った、村娘と結婚し
幸せな生活を送ろうとしていた
しかしその矢先、魔王がまさかの復活
そして、魔王は勇者への復讐計画を企てる
それを知り、幸せの時間を踏みにじられた勇者の怒りが爆発する

勇者「魔王、きさまには地獄すらなまぬるい」

こんな感じの作品があっても良いと思う

救世主＝メシアと考えると
大多数の他者は救えても自分は救われないんだよね。
（十字架に掛けられたイエス、リンをバットに預け悪党との終わらない戦いに向かったケンシロウなど）

個人的に、勇者（現実）＝それなりの屈強さを持ち勇猛果敢な戦士・救世主的な存在とはまた違う存在　かな。
理由は海外の昔話と辞典の影響から。

>>124
救世主が敵味方すべて救うってイメージはあまり無いな
庇護下の者を救えれば満足というイメージ
どちらかというと、勇者の方が敵方にも弱者がいるのを見て、纏めて救おうとするイメージがある

はぐれ勇者の鬼畜美学の主人公・暁月
RPG W(・∀・)RLD ―ろーぷれ・わーるど―の主人公・ユーゴ
みたいな政治的駆け引きのできる勇者はどういう分類なのだろう
魔王や魔神討伐後のことも視野に入れる先見性
相手が王侯貴族だろうと堂々渡り合う交渉力や一種のしたたかさ
戦略や戦術にも理解がある

ﾜﾚﾊﾒｼｱﾅﾘ

ちょっとした小話だが、外人がアニメとかに出てくる「勇者」という言葉の意味がわからず
「勇者ってPaladinみたいなもの？」と聞いていたのが話題になったことがあった。

海外で知られているＤ＆ＤシリーズとかのPaladinというのは、
勇者というかまさに救世主のようなクラス、ケンシロウというよりトキ。
敵でさえせめて痛みを知らずに安らかに死なせようとする（死なせるけど）
イコールではないけど、勇者＝Ｄ＆Ｄのパラディンでかなりあってると思う。

が、日本のゲームでは「パラディン」という名のクラスが出てきても
海外のＤ＆Ｄのものとはかけ離れていることが多い。
現にここの大百科のパラディンの項目の掲示板でも、
騎士の上位（の戦闘能力）だの、僧侶＋戦士の斜め上クラスだのを指すと主張されてる。
なので、上の外人の質問に対する日本人の答えは終始かみ合わないままで終わっていた。

某ゲームの勇者曰く、勇者とは必要悪らしい
人の家のタンスを漁ろうが、水着の女を連れまわそうが
魔王を倒すまでは、仕方ないから見逃してもらえるのが勇者だと
そして英雄とは賞賛される者であり、一度でもヘマしたらその地位から引きずり下ろされる
だからその勇者は勇者である自分が大好きなのだという

>>133
結局のところ「勇者」というのはＣＲＰＧ前提の存在で
ＣＲＰＧの描写を優先に、それに対して辻褄を合わせるとそうなるというところかな
（リセットできるので決してヘマも敗北もしないだろうし）

そのへんは上のpaladinとは真逆だ
paladinは箪笥を漁る程度でも「自発的に悪行」をすると一発で永遠に地位を剥奪される
しかし高潔ささえ保てば、どんなにヘマをしても敗北しても援助され続ける

あと、ドラクエのパロで作られたＴＤＱ２というアマチュア制作ゲームが、
そのあたりの「勇者とは何か」という問題に向かい合っていた
勇者の失敗や失踪のせいで犠牲者が出るし、
しまいには主人公は生まれついて選ばれた「勇者」ではないことがわかるが
それでも人々は主人公を頼り続け、勇者と呼び続ける
他に世界を救える者がいないから

勇者を勇者だと決めるものは何なのか
生まれつきではないし、自分の行動（少なくとも、結果）ですらないらしい

ていうか、ファンタジージャンル的な意味での勇者はなんと翻訳すればいいの？
直訳はBraveなんだけど、どうやら『北米のインディアン戦士』という意味で使われるらしい

Brave Heartなんかももっと普遍的な呼称のファンタジーにおける勇者とは
ニュアンスが違う気がする

やっぱ単にHeroでいいのかな

>>135
Heroだと英雄だとか主人公を指すと思う
生まれや行動（魔王云々）に関係なく、最終的に結果を残した者

あと欧米ではファンタジージャンルのHeroというと
コナンや二剣士（ランクマー）や切れ者キューゲルのようなならず者、
エルリックやコーウィンのようなダークヒーローも指すから
（というか、一番古くて一番ひねりが無い意味で受け取ってもコナン型）
日本で言うＲＰＧ勇者とはかけ離れてるし、
少なくともHeroでは想像して貰えないだろう

ＤＱ３の海外版（DragonWarrior3、NES版）ではHeroだけど
ＤＱは海外ではそれほど売れてないし、
少なくとも日本のようにＲＰＧ勇者の姿をHeroという名で広めるに至ってるかは疑問

あくまで私見だけど、あくまで勇者は日本のファンタジージャンル独自のもので
ＲＰＧ勇者に訳語としてつけられる語さえも外国語には存在しないと思う
一番誤解少なく、典型的な例を想像して貰えるのはpaladinだと思うけど
無論、記事内の正義になるとは限らないとか、箪笥がどうとかのひねった例には全然対応できない

YUUSHA（MAZOKUとかHENTAIとかと同様）と言って中身を説明するしかないんじゃないかな

他人の家や城のお宝を勝手に持っていくのがならず者ではないと申すか。

ってのはおいといて、そこまで四角四面に考えずＨＥＲＯの括りで良いと思うよ。

魔王がいるのに戦おうとしない庶民や王様なら財宝を取られても仕方ないと思う

王様や市民は恐怖に支配され戦おうとしない人（るろ剣の志々雄に支配された村の住民みたいな）に対する痛烈な皮肉だと思う

そしてやっぱり自分は勇者に憧れる。今でも酒飲んだ時には夢は勇者！と言ってる

戦おうとしないから財宝取られて当然ってすげえ発想だな
完全にヤクザやんけ

特殊な鍵がないと取りにいけない事が多い宝箱は別だが
タンスや壺に入っているものは欲しい人にあげますよ的なボランティア品な気がするな
薬草一つだったりはした金だったり服一着や帽子一つだったりするし
ちいさなメダルとかどこに居るかもわからない王様しか興味が無いものだし

勇者様！って崇められる割には待遇悪いのがほとんどだしな
壺にアイテムや金を入れるのは募金箱みたいなその世界流のもてなしなんだろう
そんな事するより宿をタダにするとか防具を無償で配布してくれた方が嬉しいが

考えてみりゃ可哀想な存在だよな、勇者って。
そして勇者が存在する世界の人間たちがクソ過ぎる。

10代後半～20代の若造がある日、親や王様（もしくは村長とか）に「魔王（もしくは悪党）倒してきてくれや」と告げられて、貧弱な装備とはした金握らされて一人旅に出発させられる。（仲間がいる場合もあるが、大体1人か多くても2人程度）
勇者だからと言ってなにか優遇されるわけでもなく、装備品揃えるのも、宿屋に泊るのも、死んだ仲間生き返らせるにも、なにかとつけて金がかかる。
スライム程度にも苦戦する虚弱体質の身でなんとか稼いだなけなしの金も、それらのことに全て消えていく。
「金は命より重い」という考えが世界中に広まっているのか、世界を救う勇者に対しても容赦のない住民たち。
旅先で立ち寄ることになる村や国でも勇者の扱いは非常に悪い。
厄介ごとの解決を勇者に依頼して、無事にそれが達成されたとしても労いの言葉とアイテム一つで片を付ける性悪だらけ。
宿屋代無料？　アイテム割引？　報奨金？　そんな物は金が全ての世界にあるわけがない。

世界の危機であるはずなのに各国で全く連携を取らない（取ろうともしない）無能な国王たち。
城の警備しかやらない雑魚過ぎる兵士たち。
勇者相手にも容赦なく金を巻き上げる、表面上は勇者を労っているようで体よく利用することしか考えていない腹黒い一般住民たち。
「地獄の沙汰も金次第なんだよ」とでも言いたいのか、死人生き返らせるのに大金を要求する腐った教会。

そんなクソみたいな連中のために文字通り命を懸けて戦う勇者とその仲間たち。
不法侵入や器物損壊、窃盗については御咎めなしなのはそんなクソたちの唯一の良心なんだよ。
そして勇者の故郷にはわざわざ弱いモンスターしか配置しない魔王はいい奴。

>>sm48063

勇気のある人というニュアンスで
brave manとか　brave womanでいいんじゃなかろうか

～する者、の接尾辞である「er」と「誰よりも勇気ある者」という意味を引っ掛けて
「braver」で良いんじゃなかろうか

ドラクエ等の勇者のせいでシャドウゲイトの勇者がバカにされて困る。
勇者とは剣技が出来て魔法が使えて、魔王のライバルてわけじゃない。
ジョジョ2部でタルカスに捕まったジョセフを助けようと死を覚悟で挑んだあの子供も勇者だし、北斗のジードに挑んだリンも又勇者である。
なので、何の能力も無いのに、たいまつ片手に単身魔王の城に乗り込んだロードジェイル（シャドウゲイトの勇者の名前）は立派な勇者なんだよ。
たいまつ一本で魔王の城行って魔王倒してこいて言われて、ハイ行きますて言える人いるか？
大抵怖くてＮＯでしょ？

この記事の関連動画の
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↓1の意味でタグが付けられている動画
の2・1部分が編集されて今はなくなっていて曖昧さ回避の2・1の意味のようになってしまっているので
編集したほうがいいんじゃないかな(丸投げ)

何の力もないのに危険な場所に赴くのって
「勇気」じゃなくて「無謀」じゃないの？

蛮勇だって勇気だ、何も問題ないな

蛮勇は過剰な勇気だ。不足すれば臆病だ（中庸が勇敢）とアリストテレスが言ってた