ニコニコ大百科

MADARAもそうだし、サイコもそうだし、木島日記もそうだけれど、
見せたい世界、魅せたいキャラ等、感じてもらいたい空気を表現するのは
凄く良いと思うし、自分の波長とあって好きなんだけれど・・・

作品の連載が3～4年以上になっちゃうと途端にダメになってしまう印象がある。
広げた風呂敷をまとめるのが上手くないというか。

だから個人的にこの人の作品は短編の方が光るなぁ、と思ってる。
贖いの聖者なんかは、個人的に非常に好きだった。
今読むとよくわからんけれど、作品に流れる空気みたいなモノが良い感じ。

　
木島日記等、森美夏との相性の良さに
感動する
短編の漫画が好きにはたまらない

黒鷺死体宅配便の覗き魔幽霊とか、サイコのヘンリー殺しに来た殺し屋とか
この人たまに押井守出演させてくるよなｗ

『物語の体操』が高評価だが、この人の物語論はもう古いんじゃないの。もっと言えば、物語論自体がもう古い。
種本にしてるのは相変わらずジョゼフ・キャンベルだし、ジョージ・ルーカスがキャンベルの『千の顔を持つ英雄』を読んでスター・ウォーズを作ったとか、ハリウッドの脚本家がキャンベルを読んで脚本術を学んでるとかいう話もそろそろ賞味期限切れでしょう。
そのせいで一時期のハリウッド映画は似たり寄ったりの作品ばかり量産して飽きられてたわけで。
作家を目指すような人には、あまり鵜呑みにして欲しくないなあ。

アマゾンですごい低評価だけど「三つ目の夢二」がこの人の手がけた作品では一番読めた気がする
他は作画が下手に上手く話のキッチェさいい加減さが浮いて見えてどうにも収まりが悪かったけれど
初めて絵と話が一致していて感動した。ようやくこの人の漫画を読めた気さえする
>>34
この人の「物語論」は80年代の文芸、映画辺りで流行った風潮の延長で、まあ古いよね
ナラトロジーの訳語としての「物語論」はどうなんだろ
評論の手法としてはよく見かけるし現状では相当便利な気がするけれど

今月のSFマガジン（分厚いやつ）にカゲロウプロジェクトを物語消費論で読み解くっていう評論が出てた。評者は飯田一史。

>>34
確かにそのまま当てはめて使うのは厳しいものがあるが、基礎知識として知っておきたいよね。
神話構造踏まえてどう描くか。

>>lv184517796

>>lv211335820

>>lv224486839

多重人格探偵サイコはもう色々とやり過ぎて何が何だか分からん
目のバーコードから世界の裏を暴くに至る探偵ものだったのが、精神の乗っ取りだとかイメージでの闘いとか酷すぎる

>>41
イメージってそれ絶対にクスリ打たれて
幻覚観てるだけだろw
IQ高い人を騙す特殊なクスリだったりして。

というかサイコって結構前から終わる終わる公式で言ってたはずなのになぁ

>>34
物語論（ナラトロジー）は、物語（ナラティヴ）研究の一派だけど、別に古くはないっしょ。
例えば人工知能学会で「民話風物語生成・表現システム Koserube」が開発されてるけど、これが利用した先行研究には物語論（主にプロップの研究）が含まれてるし→http://prt.nu/5k/a
日本認知科学会での物語論についての発表では、構造主義人類学者のレヴィ=ストロースとか、あとはバフチンやグレマスやバルトやジュネットも参照されてる→http://prt.nu/5m/a

物語論とは別の物語研究「ナラティヴ・セラピー」は、現に活用され発展中だけど、物語論と一応繋がってるわけで。その点でも「物語論自体がもう古い」こたないよ。
まぁ物語論は構造主義的研究だから、ポスト構造主義から見りゃ古いかもだが、理系（例えば↑の人工知能学会や日本認知科学会）がポスト構造主義を利用しているのはちょっと見たことがない。
（つうかコンピューター科学者兼電気工学者のフランセーンは『ゲーデルの定理：利用と誤用の不完全ガイド』で、ポスト構造主義は非科学的だ科学の誤用だ感情的だとか批判してるし、今の理系から見たポスト構造主義はお察しレベルじゃね）

で、大塚の物語論は古いかというと、大塚は「アメリカの大学では、工科大学の中で、物語論的なことをやっている人がいるような感じ。工学系の文学部というのが向こうにはボンヤリあるような気がする」
「日本でもプロップなんかの論文は、工科系の大学で情報論とかゲームについて論文を書くような学者が引用している。ぼくとしては「懐かしいな」というか、「考え方は似てるんだろうけど、彼らとの接点はないんだろうな」と思いながら見ているんですね。」と言ってる→http://prt.nu/5n/a
つまり大塚の物語論は、物語論の先端を走る理系（情報工学とか）に直接的接点は無いとしても、考え方や用語で類似性はある。それに、現在進行中のナラティヴ・セラピーとはもうちょい結びつきがあるだろ。つまりそんな古くない。

大塚が主に扱ってきたキャンベルの「Hero's Journey（主人公の旅）」理論や、それを要約した『物語の法則』（『神話の法則』）は、今でもクリエイターや脚本家やプロデューサーが参考にしているし、それで『マッドマックス』や『スター・ウォーズ』が2015年でも成功しているわけで、一定の有効性はある。

>>43
初期の構想にあったという、ピンチになると西園伸二の人格が出てきて華麗に事件を解決するってのと、麻のように絡まってなにがなんだかわからない今のと、どっちが作品として正解だったんだろうな

サイコ完結まで今更読んだけどよくこんな作品描けたな
もちろん悪い意味で

黒鷺死体宅配便も凄いよ
いっそ清々しいまでの伏線ぶん投げ

コミックウォーカーでやってた「まんがでわかるまんがの歴史」は、結局1話抜けたまんまで完結しちゃったな。

政権批判をキャラに言わせるってすげぇよ
悪い意味で

一時期流行った美少女イラストに、政治的なことをいわせる的な

今や山本弘と並ぶ老害パヨク爺の仲間入りだなｗ
けどコイツの作品は山本の作品よりも糞ツマンネーけどｗ

山本弘程度左翼とか何言ってんだと思ったが、ネトウヨの巣窟ニコニコじゃ仕方ないか。ナイーブ過ぎる

>>52
どうしたいきなり
とりあえず肩の力抜けよ

>>49
「地の文や人物のセリフを使って読者に説教」は右寄りの曽野綾子とかもやってるからなあ…

>>52
ビブリオバトルとかホント酷いよ

>>51
大塚は老害って印象はあんまりないけどなぁ。老人になって駄目になったわけじゃなくて、思想もその表現行動も、良し悪しとは別に昔から一貫してる人だと思う。
〈権力を握ったのに昔のノリで行動するのがよくない〉というタイプの老害もいるけど、大御所の立ち位置を得た印象もあんまりないしなぁ。影響力は総合してみれば昔と比べて増してないような。

山本弘は知らん。以前にも「アリスへの決別」とか書いてたなぁという印象はあるけど

新聞のインタビューで「コロナ自粛反対」を
主張してたけど、ホリエモン他の反自粛論客と
同じく「じゃあどうすれば良い／良かったのか」
は語らないのがもにょった
「日本社会気持ち悪い」
「日本よりもっと感染率低い国もある」
ばっかりでなあ……ブラジルのことにも触れないし

連投ごめんなさい、追記

「日本より感染低い～」については、該当の
国々が実際に感染対策してたか否か、してたら
どんなことやってたか、全く語らず

以前から政治関連の発言では持論に都合の悪い
ことはスルーする印象があったけどね、大塚氏……

>>58
普通に左翼で合ってるじゃん

コロナ自粛反対派にはホリエモンや小林よしのりや池田信夫とかもいるから
必ずしも左の集まりというわけではない

大塚氏、「おたく」界隈はアングラなモノであって欲しかった、市民権なんて要らなかった、反体制の存在であるべきだった……で一貫してるのはしてるね

神戸の鉄人28号の像をディスり続けてるのも、省庁からのアプローチをゴミ箱行きにしてるのを名言してる点も……
80年代のアニメージュとかに「アニメは立派な芸術でー、商業主義からは脱却すべきでー」と主張する連中がたむろってたのも苦々しく思ってたんだろうか