ニコニコ大百科

第1話冒頭での朽ち果てたダグラムを初めて見たときはかわいそうと思ったが･･････
最終回では大人たちに渡されずクリンたちの手で始末してもらったダグラムはあのキャノピーしかない顔がドヤ顔しているように見えた不思議な思い出。

ダグラムを平家物語に見立てるとクリンは義経だもんね。活躍してないってわけじゃないし、全体の主人公としてふさわしくないわけでもない。
ただしこの記事のキャラの並び順はこれでいい。面白いから。

「内政の事は州首相の彼に言ってくれ」
このドナンの台詞一つでもちゃんと理解できる人はちゃんとおるんだろうか。そんな台詞に満ちているアニメ。

まあセリフの一つ一つに色々な重さがあるからなぁ

クリンは重要な役割だと思うけど他の作品だと主人公が特殊すぎるのが多いからね、クリンも立ち位置は十分特殊ではあるけど

昭和の頃の戦闘アニメは第二次大戦期のエピソードとかから持ってきた話も結構あるので歴史好きにはニヤっとするシーンやシチュも結構ある

子供には難解だから人気ないんじゃというのは違うよな
そりゃこまけえことは理解できないとしても
何かしら強く印象に残つものがあるならそれで子供にだって楽しめる
それに強いダグラムの無双を楽しんだっていいんだし

スパクロだけどスーパーロボット大戦にも参戦した

スパクロだと太陽の牙はエルガイムの反乱軍に協力するゲリラという設定だから、アニメとは全く違うラストになるな。

「ガンダム」は結局アムロとガンダム１機で戦争の趨勢を変えたけど「ダグラム」で主人公とダグラムが特に決定的な事をしないのはやはり「ガンダム」からの流れがあっての事なんだろうなぁ。
言いわけ的にアムロがジャブローで「ガンダム１機の力だけで戦争がどうにかなると思うな！」って怒られたシーンがあったけど実際にどうにかなったのは笑った。

画面演出的にはガンダムとアムロだけでどうにかしたように見えるけどジャブローから一転攻勢できたのはジムが量産されたから
ソロモンはソーラレイで吹き飛ばしたからだからそこまでホワイトベース頼りではないよ
ジムの実践配備に必要なデータを守り通してジオンがゲルググの量産する前に終戦まで行けたのがアムロ達がやれた最大の功績

ロボットモノ予定では無かったけどガンダムで考えを改めたって言うしね

ドナン・カシムはいわゆる悪党や悪人ではないけど悪役なのは
間違いないでしょ。
もちろん地球の側から見れば正義なんだけどさ。

ラコックは正義や悪ではないね。
ただの外道。

予想はしてたけど、ツナギ着たラウンドフェイサーのキットがサッパリ動かないのは笑う

>>101
そのラコックすら漫画的な外道ではなくて、「徳のない」野心家なんだよな。
カルメルも単純な裏切り者ではなくて、北極ポート落とせても連邦政府と
全面戦争or経済封鎖になること考えたら無理からぬ選択だったんだろうなあと想像出来たり。

大人目線で見ると最終盤の展開は筋が通ってると思えるん
だけど、子供目線だとかなり酷い話なんだよなあ。

カルメルの裏切りのせいで機を失したから、偽りの独立でも
良いから受け入れて生き延びろというサマリンのメッセージ
は間違いなく正しいんだが、それでも苦いものは残るよな。

>>98
1stガンダムもアムロはただシャアと戦ってただけだよ
デギンを殺したのはギレン、ギレンを殺したのはキシリア、キシリアを殺したのはシャア
そしてシャアは1年戦争ではアムロに倒されず、戦後も生き延びてグリプス戦役やアクシズ落としを起こす

アムロは何かやれてるようで、実は一年戦争でもグリプス戦役でも
歴史に対して何もやれてない
対局を変えてきたのはいつもアムロ以外の人物

Zでも歴史の大局の渦の中心にいるのはいつもシャアで、アムロはその外側にいる前線の一兵士にしか過ぎない
逆シャアでシャアと決着をつけるまでは、カミーユやシャアのような重圧を避けてきたのがアムロと言える
だからカツにも軽蔑されてたんだし、ニュータイプなのに世の中を変えようとしないってシャアにも言われてる

あとこのアムロの『歴史の大局を変えようとはしない』
『渦の中心にいるのを避ける』性格は
一年戦争時もララァに『あなたはただ兵士として戦ってるだけ』
『ニュータイプとしてするべきことをしない』ってシャアと比較されて非難されてもいる
アムロはそれに対し、応えに詰まってララァに『僕にどうしろというんだ』と苛立ってキレてる（巻き込まれて戦争してるだけだから当然だけど）

で、ララァは世の中を変えられそうなシャアを慕って従ってて、護るために戦ってて
シャリアと同じようにアムロを同志に誘う
でもシャアとアムロのお互いの嫉妬（エゴ）の末、あの結果になる

その意味ではクリンはまだ自らの意志に従って革命に身を投じた分、アムロよりは能動的だし具体的な志もある（サマリン博士の受け売りとしても）
その意味ではクリンは立場的にシャアに近い
もっと近いのはカミーユか
大局に影響は与えないと言っても、革命闘士として大局の現場、最前線に自分の意志で身を投じている
巻き込まれただけのアムロとは違って

長いよw
そこまで書かずとも、アムロは体制側の一兵士で戦い自体には動機を持たないが、クリンは革命の闘士であり変革に価値を見てる、で足りる。
でさあ。そもそも98が言ってるのは、どういう立場であれ一戦士である以上戦争そのものに決定的な影響力を持たないって話でしょ。で、それがでてきたのはガンダムの影響だというのはおそらく正しい。

クリン達ってぶっちゃけるとテロリストなんだよなあ
ガンダム0083のガトーとかが評価変わったのを見るに
今の見方だとダグラムってどうなるんだろ

最終盤で、自分たちの独立闘争がテロになるようなことだけは
絶対やっちゃだめ、みたいな話を
メンバーの内部で話し合ってた回があったね

厳密に言うならテロリストとゲリラは別物だけどね。
まあそこの区別は難しいわな、日本で普通に生活してたら特に。

20世紀の反政府ゲリラとかと21世紀のテロ活動とか色々と目につく物だけでも情報を検討すれば多少は分かるかもしれんが人に寄っては最初から色眼鏡で見れば全く分からんかもしれない。
まあそういうこった…。

>>109
ゲリラ活動をふたたびと博士を奪って始めてみたものの
民衆の支持は得られず、テロリストに成り下がってしまったのだと悟る
もう終わってしまったのだと知ったメンバー全員が武器を捨て
一人ひとりが未来に向けて歩みだす
今見ても隙がないシナリオだ

関連項目の最初がオヤジなの草

カシムはカシムでもドナンの方か

>>108
クリン視点のダグラムは本質的に暴走族漫画。
良いとこのお坊ちゃまが暴走族に入って卒業するまでの物語

大人になってみると面白いんだけど、メインターゲットの子供の頃は話は暗くて救われないし、ダグラムの活躍よりおっさん達の会議の方が話が進むし、背景は砂漠砂漠砂漠のデロイアだし、そんな話が1年半も続くのはちょっとな……。
模型は本当に出来が良かっただけに残念。

逮捕されたデスタンはその後どうなったんだろう？
殺人罪で死刑にでもなったか、精神異常ということで精神療養施設に放り込まれたか、どちらにしても碌な末路はなさそう。

デスタンは俯瞰してみるとデロイアにとっては大逆転をもたらした人物でもあるんだけど、元をたどればカルメルが踊らされて主導権をまんまとラコックに奪われたことも認めなきゃならなくなるしな……
地球側の代表暗殺した人間を擁護しようもんならすぐまた地球と決裂しかねないし、そもそも守っても何のメリットもないし、やっぱり重罪のテロリストとして扱われるしかないだろうな

ドナン・カシムが平清盛、クリン・カシムが源義経、ダグラムが武蔵坊弁慶、カシム家が平家、支配する地球連邦が朝廷、反乱するデロイア人が源氏、デロイア独立政府が鎌倉幕府だと解釈すれば
SFロボットアニメ版平家物語だと考えられないこともない

>>108>>110
そもそも、デラーズフリートは敵国ジオンの残党であって、連邦内部の国民ではない（独立を主張してるし、ガトーたちに敵国である連邦に恭順する義理はない）から、
テロって言い方も違うと思う
架空戦記物のドイツや日本軍の残党がアメリカ相手に暴れてる、みたいな状態でしょ、デラーズフリートは
まあ、自国の人間でもなんでもないイスラム圏の抵抗や反撃に対してテロ呼ばわりする、現代アメリカのテロ誤用の通りだけど
そもそも、対立している他国の攻撃や反撃をテロ呼ばわりするのって、自分がその国に対して支配者側である、って認めてるようなもの
相手の独立を認めてないんだよね（自国のルールを他国に強いてる）

太陽の牙に近いのはギアスの黒の騎士団だと思うよ
どちらも植民地デロイア人の独立と、エリア11（日本）の独立のための民族独立ゲリラ
現実で例えたら、中国のウイグル支配に抵抗する人みたいなもんだよ
香港独立運動・民主化運動（雨傘運動）も似てる
ダグラム自体、学生運動をモデルにもしてるそうだけど、香港の運動も学生運動だし

ダグラムの脚はドタドタ走るのは最高でも50kmちょいしか速度出せないのに
100mくらいバッタみたいにジャンプ連続でして高速移動は出来るのは
どういう仕組みなのだろう

ダグラム、サンボルの作者がコミカライズだって
太田垣康男が『太陽の牙ダグラム』フルカラー連載開始
ttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001144.000013640.html

次回予告に入ってた一文とは言え「真実は見えるか？」に対して
「真実を掴め」って解釈でいいのかな