ニコニコ大百科

ヴィナス戦記　植草克秀さんの素人っぽい役回りと、池上秀一のかっこいい役と、笹本祐一大先生のシナリオしか覚えてない。1トンのバイクとか、あー。

　虹色のトロツキー　潮出版のわりに「法華の教えに基づいた国家」が全く描かれず、正しいトロツキーを求めてウムボルト深見とその他がのたうち回るのをあすこまで書いて装丁にも根性入ってるというのがすごい。

この人が本来書きたいのは、「骨太歴史小説」の気がする。
一番描きたいのは、「滔滔たる時代の流れ」なのだと思う。
にも関わらず（？）、「その一瞬の表情」を描き出すのが抜群に上手い。

「シャーロックホームズの人」扱いされるのを嫌がり、
ホームズを一度殺すに至ったコナン・ドイルと同様のメンタリティと思う。

ガンダムの間違った解釈が蔓延してるからそれを正すためにオリジン作ったと言ってるが、間違った解釈って何だったっけどこのインタビューで言ったっけ？

間違った解釈とはニュータイプ論のことか、英雄一人で戦況変えられる戦争のことか

>>33
ニュータイプ論は結局富野さんでしか描けないものだって誰しも感じていただろうから、たぶん戦略論だと思う。コミックスでもスタッフとの話し合いが収録されていたし。

一年戦争の終盤は物量に劣るジオンが追い詰められていたというのが定番の解釈だけど、安彦さんは「宇宙でルナ2からソロモン経由一本の補給線ではあまりに細すぎる。さらにティアンムとレビル艦隊の主力も失われている一方、ジオンには主力のギレン・キシリア艦隊が残っている。デギン公が死んだので講和もできず、不利でもア・バオア・クーに挑まなければならない状況に陥っていた」と解釈していたはず。

最近のインタビューで「ストーリーのゲーム化」を語ってたな。
確か、「今のアニメは主役が無双して、世界を変えて、ハーレム作るのは馬鹿げてる。(自身の学生運動の経験上から)世界は魔物だから変えるのは出来ない。」と語ってたけど、それ言ったら今の王道ものの大半を否定するようなもんだろ。
自分としては、なんか王道を否定するクリエイターが増えたというか主張する輩が増えたな。
常に主役が負け続けたり、悲惨な結末ばかりだったら流石に飽きられるぞ。

>>35
いや、そうじゃなくて
例えば1stならアムロ以下ホワイトベース隊はあくまで連邦軍の一部隊でしかなく、一部の戦場で活躍したり敵エースを討ち取ったりはしたが
それで連邦勝利、ジオン敗北という結果を彼らだけでもたらしたわけではない

だけど最近のガンダムでは主人公が世界の中心にいて一人で世界平和を実現するとか大言壮語を吐いて英雄や神になる。そういうのがまかり通ってるってことでしょ

>>35
まず王道のイメージが貧困すぎ。大体、無双の否定＝常に主役が負け続けたり、悲惨な結末ばかりというのが全く論理的じゃない。「たまには負けて短期的に悪くなるけど最後は勝つ」だって無双の否定だし、古典的にはこっちが王道だろう。ジャンプの主人公なんてみんなどれだけ負けてることか。
そして飽きられるというのはそのまま無双作品に当てはまるよね。主人公が一人で世の中をなんとかし、ヒロインがどんどん増える系統はあってもいいとは思うけど、安彦がいってるのはそればっかりになってるという話でしょ？(妥当な現状把握かは知らんけど)

伊集院光とらじおとのゲストでガンダムについて話してた。面白かった（小並感）

>>30
というか時代に取り残されたのでは
残されたというより残ったと言った方が良いか

安彦メカがズーパーミニプラで続投してるな

>>35
いい塩梅ってのが名作にはあると思う
どちらかを極端に描写したら強烈な癖は出てしまうし
こっち系だからこれでいいって開き直りは隙ができるよね

前にこの人の書いたORIGINの漫画版読んだんだけど
三連星のドムが移動するシーンが凄い上手かったなあ

躍動感っていうか、動かす事を意識した絵っていうか、
上手いアニメーターが漫画描くとこんな風になるのかと驚いだもんだ

>>37
誰が言ってたかちょっと記憶にないんだけど
ヤッさんの漫画はオリジナル、歴史編集含めて大筋だけ見ると似たような展開が多いが
（シーブック顔のわりと才能の高い青年がわりと活躍するが、最後は政治などの大きな力には抗えず、だが希望は残して終わる）
青年を描くものとしてはこれも「王道」のひとつだよね

主役無双、いわゆるゲーム作品とは相反するとはいうけど、名作ゲームにも似たパターンはある
無論、こういうパターンに爽快を感じないという感想を抱く者が少なくないのもわかる

https://v-storage.bandaivisual.co.jp/talk/interview/71444/
カトキの引き出しの多さに驚いて褒めてる

フルカラーマンガのジャンヌ読んだ時
あまりの絵の美麗さと迫力に度肝抜かれたわ。
イラストレイターとしては当代屈指

https://www.sankei.com/special/okawara/news/news_26_01.html
最初は大河原さんは初代に入れない予定だった。

>>36
自分もガンダムに関してはニワカだから偉そうな事は言いたくないが…その「最近のガンダム」とやらを視聴した上での発言だろうか？
鉄血とか主人公無双のイメージがないんだが(ちゃんと観たとは言ってない)

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201808/20180826_73021.html　憲法9条について語りだしたな新作があれだから仕方ないが

>>47
主人公より上のキャラ自体は数人程度いるが（ってか二人）主人公が倒したの格下ばっかだからな鉄血

アニメーターじゃなくクリエーターでありたいと思うがあまりに
風呂敷を広げすぎちゃったな

23日にアベマでヴィナス戦記配信の模様

富野が駿を意識しまくってるのは周知の事実だが、安彦のほうも宮崎駿を意識してるとは知らなかった
漫画家なら監督より同業漫画家を気にするほうがいいと思うが

ひびき洸も南原ちずるも40年以上前のキャラデザと思えない

宮崎御大は漫画でも金字塔打ち立ててるからなぁ
そもそもあの世代じゃ無視できない御仁でしょう

>>48
ガンダムを観てて逆にそこに何の意外性を感じるというのか
ジオン軍なんて何の諷示だと思ってんだよ
この世代の思想なんて富野も宮崎も高畑も根底にあるものは皆同じだろ

>>55
富野はあんまその辺とはつながってないぞ。本人はどっちかというと体制派寄りのノンポリだし、憲法が良いの悪いのみたいな話には関心が薄い。ジオンにしても基本はリアリズムの根拠の問題で、看板がどうであれ上はギレンから下はククルス・ドアンまで実体はいろんな連中がいるっていう「現実の状況」の方をやりたい人。
強いて言えばニュータイプ論とかイデとか、業からの解脱みたいなレベルの話はあるけど、そういうのは安彦とは全く噛み合ってない。

神村幸子さんは安彦さんの弟子じゃないでしょう。神村さんはムービー系で北原健雄さんやこだまさんじゃない？
絵は似てるけど。

そもそも安彦さんとの初仕事がアリオンの原画でその時には神村さんは既にベテランだし。それも神村さんが参加したいって売り込んできて、神村さんの絵を見た安彦さんが上手さにびっくりしてアリオンの面倒なカットを全部神村さんお願いしたり、風と木の詩とヴイナス戦記の作監もアリオンで安彦さんが気に入ったからだよ。
ソースはヴイナス戦記のBDのブックレット。

あと川元さんは神村さんの弟子。安彦さんじゃない。
アリオンのときに神村さんの原画の動画を担当して、神村さんに目を付けられた。

>>55
ガンダム関係要素というより
戦争をネタに楽しんでるというアピールになってるほうおが大きくなってしまってる。