ニコニコ大百科

臆病な自尊心の例えはしっくりくるけど
尊大な羞恥心はなんか違う気がする

というかこの二つは同義ではなかろうか

るるも10話から
こっちは虎じゃなくて狼だったが
山月記思い起こした

http://wikiwiki.jp/njslyr/?%A5%CB%A5%E5%A1%BC%A5%D3%A1%BC%A4%CE%A4%BF%A4%E1%A4%CE%C7%A6%BB%A6%CA%B8%C2%CE%A5%C9%A1%BC%A5%B8%A5%E7%A1%BC
これは…

嗤（わら）ってくれ。詩人に成りそこなって虎になった哀れな男を。（中島敦「山月記」）

https://twitter.com/nissen/status/532012955643039745

ちょっと欲しい

新世界よりの業魔の話みたいだな

李徴は虎になったのだ・・・古くから続く尊大な羞恥心・・・その犠牲にな・・・

犠牲？

>>157
李徴は犠牲になったのだ
犠牲の犠牲にな

尊大な羞恥心ってのは自分が他人から批判されたり
非難されるのを異常に嫌がる奴だと思う
こう書くと回避性人格障害みたいに見える

一つの道を究めようとすれば必ず成功と失敗を問われる
しかし、その道を歩む事にこそ掛け替えの無い価値があるのだ

って狼に変身する凡人が言ってた

あわせて読みたい。兼好法師のありがたいお言葉
http://9post.jp/12983 http://weemo.jp/s/d72bbf6b

なまじ才能あるばかりに

高校の時は何も感じなかったのに
３０になった今読むとめっちゃ心が痛いよコレ・・・

自尊心レイプ！虎と化した李徴！

学生時代はそんなに思い入れなかったのに
年をとるに連れてほんとに名作だったのだなあ、と気付く
教師が妙に熱を入れてるなあ、とは思ったていたが、なるほど

山月記で臆病な自尊心と尊大な羞恥心を知り、それを抱きつづけてはや１０年。いまだに詩人にも虎にもなれてないわ。

単に「自尊心より羞恥心が勝って、やらない言い訳がばかりしていた」という事なのでは？

虎にはなれなかったけど虎ファンにはなれました

ワナビの成れの果てが匿名掲示板で虎になって
噛み付いてくるのをよく見ますね
アレはこうやって生まれたのか

李徴はどこでどんな行動をすれば虎にならずに済んだんだろうね
自尊心と羞恥心を生まれ持った時点でアウトとは思いたくないな

山月記を胸にあのような失敗はしないと
固く心に誓っていたのにいつのまにか虎になってしまっていた・・・
あの頃の自分に顔向けできないな・・・

虎なんか通り越して奴隷だよこっちは。

>>170
・恥かいた＝こんな自分もう駄目、ではなく、恥とか地位とか世間体とか他人の目とか、
そんな浮気で空疎な外部評価に自己価値を依存させず、そんなの無関係に尊い
自分の内なる真価を信じ、淡々とやるべきことを積み重ねる

・妻子や友人といった、「自分にとって大切な他者」のために、誠実に、一生懸命に尽くす

俺が思いついたのはこの二つ。そうすれば、
自尊心は、前に向かって進む勇気や信念の核として、
羞恥心は、他者に対する謙虚で繊細な思いやりの源として、
李徴の手足を縛る呪縛じゃなく、李徴をより大きく成長させる原動力として李徴に力を与えたと思う。
自尊心・羞恥心自体がいけないわけではない

ふぅ（アイドル実況者）がこの道辿りつつあるな

私は寧ろ虎になれて良かった、という感想を抱いたよ。虎になれて、人の範疇を超えてようやく「そこ」に到達する物語なのだと。私の当時の国語担当はそう言った独創的な意見が好きでいい点数を貰った。今でも私は虎になった彼を正しいと信じている。

>175
ニコりたい

>>176
あぁ、良かった（苦笑）今読んでみると「自尊心羞恥心はダメ：という読み方の法がしっくり来てしまって当時の私の解釈はちょっととんがってたかなぁと思ってました。少しでも肯定されて安心しとります。どうもありがとう。

李徴はいうて科挙に及第してるからな
ぶっちゃけ凡人が重ね見てもなあという気がそこはかとなく

自尊心も羞恥心も誰しもが持っているもので、彼が有能かどうかという客観的な視点は二の次
詰まる所自分の心を奢りなしに見なければ理性を失ってしまうよというのが話の肝だと思われる

低レベルのそれとハイレベルのそれではそもそも葛藤の次元が違うと思うんだなあ
個人的には李徴が超エリートという視点を無視して自尊心と羞恥心を
計るのは違和感がある