ニコニコ大百科

関ヶ原における東軍三大トラウマの一つだと聞いて妙に納得した。
そりゃ8万(全てではなきにせよ)vs300なんてふざけた戦力差＆追撃戦で大将だけでなく80人+α逃げ帰られたら事実上のボロ負けだわな…

まあ全てと戦ったわけではなし、実際の島津の数も300～3000までばらつきがあるし、別に負けではないと思うが。

話し変るが、突破さえしてしまえば他の西軍でごった返していない伊勢街道を目指すのはすごい合理的なんだよな。

ごめん、当時の世界観を知らないせいか自分の考えたらずなのか、
「生きて戦場を離脱」し「徳川方を納得させる言い訳or謝罪」をせねば、島津のお家危機(=お取り潰し)なのに
なんで東軍のど真ん中に突っ込んだの？
こんなことしたらなおさら反乱分子として滅ぼされるんじゃないの？

>>123
あくまで個人的な解釈だが家康をビビらせるためなんじゃないかな
こいつらを敵に回したらこっちもタダじゃすまない的なインパクトを残すために
関ヶ原で義弘に付き従ったのは少数で薩摩本国には精強な島津軍の本隊が健在なわけだからいかに家康に対してプレッシャーかけてこいつらの戦うのはヤバいって印象つけられればそれで勝ちよ
「ウチはこれっぽっちの兵でもこれだけのことができるぞ。改易？減封？するならしてみろウチは全力で抵抗するぞ。そうなればそっちもタダじゃすまないよな？それがわかるなら平和的にいきましょうや」っていう間接的なメッセージになる

>>124
そっか、関ヶ原の戦いで兵が全員参加したわけじゃないのか。
そこらへんの戦国時代(っていうか戦)の常識がよくわからなくて…
教えてくれてありがとう。

健在言うても内乱終結直後でぶり返す可能性もあったし黒田含め表向き東軍連中が九州で表向き西軍相手に戦ってるしで
http://netabare1.com/3310.html
島津家内乱
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%84%E5%86%85%E3%81%AE%E4%B9%B1
関ヶ原直前の義弘が伏見入城拒否で東軍参加できなかったとか（真偽不明）
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8F%E8%A6%8B%E5%9F%8E%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84

妄想するのが楽しいが真実とか事実となると確定は何もないとしか
あと島津は強いが豊臣の大軍勢に降伏してる絶対に負けない軍ではないし伊東や肝付と何十年にわたって戦ってたり数百人の立花軍に勝ちきれなかったりチートではあるが周りもチートぞろいと言う環境だと思うよ

>>123
ぶっちゃけ、西軍っていうくらいだから、
西側への他のルートが全部塞がってて、正面に退却(すごい日本語だな)するよりほかなかったってのと
「改易？断る。どげんしてんなら、カゴマまで来なっせ」って、
鹿児島までは、遠征してこれないって自信があった

>>126
島津軍は野戦では最強、城攻めでは最弱ですから。城攻めとなると、あの軟弱なことで知られる日向兵にすら負ける（三ツ山城、飫肥城など）

野戦なら300人で10倍の3000人相手に完勝するからな（日向兵限定）。

これとか幕末の長州とか
「どうせ死ぬなら最後に派手なことやってやる！」ってやってたらたまたま上手くいっただけなんじゃないかと

その死ぬなら～の思考を実行できる、そして実行した上でなぜか成功するのがおかしいところ

原文忘れたが、
必ず帰ってくるぞと思って戦いに行くと帰ってこられず、逆にもう帰らないつもりで行くと何だかんだで帰ってこれる
って詩があったな

そういうもんかもな

まぁ人望が凄まじかったからこそできた荒業だよね
敵からは鬼島津として恐れられ一方味方からは人望の厚い君主たりえたっていういい例

島津の退き口について関ヶ原の後、徳川方が研究まとめていて、
「島津義弘の判断の遅れが島津豊久らの有望な若者を犠牲にすることになった。」って結構批判的に評してたりする。

しかし何で島津家は関ヶ原に1600という
石高的に中途半端な兵を出したのかね。
（本来なら二万近く出た筈）

三成は
「この大事な時にやる気あんのか」
と思ったのかも

>>134
軍事的にみればそうとしか言いようがないと思うんだよね。
なんで負け戦なのにここまで高評価なのかが逆に疑問という。
>>135
そもそも西軍につくのって島津家非公認じゃなかった？
そりゃ本家も出さんわな。

九州から関西以東まで略奪なしに兵站維持せなあかんし領土はまだ内乱くすぶってますし
だから秀吉の九州征伐とか北条征伐ってかなりすごい

>>135
二度にわたる朝鮮出兵のみならず、その後に起こった庄内の乱という島津家の内乱のせいで、兵を出す余力(主に財政面の理由で)がほとんどなかった
だから、関ヶ原に参戦した兵は、その時点で義弘と一緒にいた家臣と、本国からやって来た志願兵で構成されてたんですよ
義久は関ヶ原に参戦する気はなかったので、「勝手に関ヶ原に行くなよ」という命令を本国にいた家臣に言ってた
この頃の島津は義弘と兄の義久、義弘の息子で義久の娘婿の悪久の三人で内部分裂…とまではいかずとも、緊張状態が続いてて家中が一枚岩ではなくなってた。
なので、関ヶ原に本来一万以上の兵を出せた島津が、千数百人しか兵を出せなかったらしいです。

まぁ、その島津家の三竦み化や庄内の乱の原因に、豊臣さんもかなりの割合で関わってるので、ある意味豊臣自身の自爆というか、因果応報というか何というか…

負け戦というなら島津の少数部隊一つ満足に壊滅させられない東軍ェ…

島津の退き口は江戸時代に作られた話で史実じゃないっていう人を見たんだけど実際どうなのかな？

当時から生きてる人間がいない時点で明確にあったorなかったなんか言い切れない
残ってる記録から「あったのだろう」というだけで「実際はそんなもん無かった」かも知れない

鹿児島にはこの出来事にあやかった、妙円寺参りと言う大きな行事があるんだよね。奇跡的な生還を果たした義弘の菩提寺まで、おにぎりとたくわん、芋だけを食事に約20km歩いて辿り着くと言う。
義弘の没後、義弘を慕う人たちが、関ヶ原から生還した9月末頃に菩提寺を訪れていたのが発祥だと言うが、事実だとしたら相当人望あったんだな。

>>139
壊滅させる必要なんかない。
勝敗で言ったら東軍の勝ち。

なんかこの島津の引き口って日本のなんちゃって勝敗感をよく表してる気がするんだわ。

なら
「勝ったのになんで領地没収できなかったのさ、
毛利や上杉は四分の一にされてるし長曾我部に
至っては西軍に参加しただけなのに全部取られてる
じゃん」
ってことになるんだよな

やっぱり世の中ハッタリも必要ですよね

単純に遠いから
毛利は一度大阪を裏切ったから再度大坂方に付くことはできない
上杉は石田を釣るための餌とは言えもともと討伐対象
長宗我部は盛親自身の戦後処理の失敗
それに攻めるメリットがほぼない
島津家はその最盛期が九州統一間近でその時に秀吉の大軍勢に降参してる
当時よりも弱体化してる上に内乱がくすぶってて家中のごたごたしてた攻めても勝てる要素が多い
だけど
外様に攻めさせて勝てばそいつらに恩賞与えないといけないし負ければ本隊がじかに攻めないといけない本隊が攻めてる間に改易した奴らや大坂方が動くのは非常にまずい
なので放置が一番いい（いつまでも放置してるわけにはいかないのでそこらへんの家康島津の駆け引きが面白い）

後if話で申し訳ないが伏見城入城で玉砕とか逆に東軍に付いた場合島津家はどうなっていたのか？
雪の峠の佐竹家みたいに加増で僻地（中国奥州あたり？）に飛ばされて機を見て難癖つけて改易コンボの可能性も考えていたんだろうか？
結果として所領安堵と面子をとったせいでの長年にわたる貧乏暮しとそれを原動力にした倒幕さらに明治政府内での事実上権力争いに敗れての西南戦争で下級武士壊滅と軍警察内に潜り込み成功で男色趣味を広げたりサツの呼称になったりと勝ってるのか負けてんのかわけ分からん状態なんだよな

全く歴史に興味ないけど、作った人の愛を感じるこの記事好きだわｗｗｗ

>>142
なお現在その妙円寺参りというイベント、
最終目的地場所は「徳重神社」という神社の模様。
当の妙円寺はハブられてる
何故なんでしょうねぇ･･･

>>147
ヒント１：廃仏毀釈
ヒント２：帰りはバス

> 関が原の島津の最後の行動については敵中突破ではなく横進退却です。
> 逃げ腰の西軍を追って前進する福島など東軍諸将の部隊と、後方で待機している徳川軍との
> 中間をドサクサにまぎれて、しかも西軍とバレないよう「旗を巻いて」逃げていっただけです。

２ちぇんねる薩摩文化スレのテンプレより

もうすぐアゴゲンに巻き込まれるな