ニコニコ大百科

かしらかしら

ご存知かしら

絶望先生のエンドカードは業界復帰の為のリハビリだったのか。

子供ながらにセーラームーンの31話は強烈に覚えてる。
この人が演出だったんだね。

とも蔵の事はNG？
親友だから大丈夫かなと思ったけど、ご本人的に辛いかも知んないし。

周囲の人々いわく「芸術家肌」で、
「視聴者（子供やオタ）が作品を見てどう感じたかよりも、
自分含めてスタッフが作品作りを楽しめたかどうかが大事」と
公言して憚らない人、っていう紹介記事が昔のアニメージュに載ってたね。

榎戸脚本・幾原演出のコンビは円谷プロにおける佐々木・実相寺コンビに
通じるものもあるなあ。

井上敏樹や浦沢義雄の脚本で幾原演出、っていうのも見てみたい
気はするｗ

>>6
幾原さんのすごいところはそれでもすごい演出をやってのけることだと思う
誰もあんな境地に到達することできないもの

イクさん+菅野でとりあえずつくれ

奇抜に見えるが実際は徹底した物語の骨組みを作りこむ男
意味不明な演出にも何らかの答えを持ってくるから恐ろしい
というか本人からすれば奇抜だとは思っていないけど

武内直子先生がセーラームーンのアニメ版について
作品的に成功して喜ばしい反面、漫画版との違いに不満を
抱いてた（で、その後のアニメ原作からの撤退と「東堂いづみ」の
誕生につながる）のって、やっぱり榎戸＆幾原コンビとの確執が
大きかったのかな？

ハガレン関係のスレとか見てると、今もし幾原演出で
人気コミックのアニメ化をやったら原作レイパー扱いで叩かれる危険性が
大きいかもね。

トップをねらえ2!や青い花での仕事も良かった。

ピンドラの方で「ストーリーを軽視してる」みたいなレスがあったので、参考として。下は拾い物なので適当。

「…みんなが、ふだんいろいろな映画をほめるときに、『あの話よかったね』『あの話、泣けたね』って、ドラマのことをほめるでしょう。だけど、映画にとっては、ドラマは、そんなに重要なものではないのかもしれないと思った。実は、映画って言うのは、テンションを高く見せることができれば、たいていのことは、おもしろいものとして表現することができるんじゃないか、ということがわかったんだよね。
だから、もし、今回の映画が、評判がよかったとしたら、それは、ぼくの監督としての仕事が格段にすぐれていたり、うまくいったということではなくて、スタッフみんなのテンションが高いまま、制作がゴールインしてくれたということ。それが、作品にとって、いい結果になっているのだと、思うよね。
世の中には、話はおもしろいけど、勢いがないせいで、つまらなくなっている作品なんて、いくらでもあるからね。もし、今回の映画がおもしろかったとしたら、作品としてのテンションが高いからであって、けっして、話がおもしろかったからではないと、思うんだよね。そういった意味では、スタッフのおかげだなとは思う。本当に、現場は、テンションをよく維持してくれたなと思う。」
(幾原インタビュー『映画 美少女戦士セーラームーンR メモリアルアルバム』講談社、1994、p.89)

「榎戸：幾原が思った通りにできているんだろうな、というのはフィルムを見ていて伝わってくるよ。監督の好みが十二分に出たフィルムだという感じがするよ。だけどさ、幾原監督の作品ってさ、脚本家の立場としては悲しくなっちゃうことがあるな。
幾原：どういうこと？
榎戸：演出的な表現が作品の核になってしまうってことかな。
──ドラマよりも、それをいかに表現するのかの方が強くなってしまうってことですか？
榎戸：ウテナが、決闘場に入っていくシーンなんかは、特にそうだね。
幾原：そうかな。」
(幾原邦彦×榎戸洋司対談『アニメージュ』97年5月号)

面白い話を楽しみたいなら小説を読むなりあらすじだけ聞けばいい事しだからなあ
幾原は映像表現に携わるものとして自分にしかできないことをしているんだろう
それに東映にいた影響もあるかもしれない
あそこは脚本より演出の方が地位が高いらしいし

この人含めて、年取っても第一線で活躍してる人が最近多いなあ。

幾原演出の師匠たる出崎統さんが亡くなったのが本当に惜しい。

昔、幾原監督を扱った薄い本があったような

幾原×榎戸か……

>>12はお話を作る側としての謙遜も入ってる気がする
文字と映像と音楽をちゃんとひとつの作品にしてくれるから好きだ

しかしファンはもう何があっても「イクニなら仕方ない」で済ますよね
リアルタイムでウテナ劇場版観に行った人から聞いた話だが
感動のラストシーンの直後にあの歌が流れた時ですら
観客は暖かい（生暖かい？）笑いで許したそうだ

「イクニなら仕方ない」
劇場内のみんなの心がひとつになったらしい……

個人的には、なんか画面がキラキラしてるなー、と思ったらスタッフロールニ名前が入ってるってことが何回もあった。ピンドラの演出も好き。

＞イクニならしょうがない

決して諦めではなく、意外性のサジ加減が上手いから言われるんだよね。
共通して少女漫画っぽいとかエレガントとか世界観が独特だが
「なんだかわからないが面白い」「先が読めない」から
わけのわからないものをもっと見たい！と思ってしまう。

普通、わけがわからないものはとっつきにくいんだが…
面白いと思わせるのが上手いんだろうな。

この人の作品見ると
やはりアニメは演出だなと強く感じる

>>14
>この人含めて、年取っても第一線で活躍してる人が最近多いなあ。
おいおい、四十代半ばって演出家として一番脂が乗ってる時期だろ
そういうのは六十代とか七十代以上に言うもんだ

アニメ業界だけ見ると空白の12年に見えるが、その間もずっと創作の仕事してたからなこの人
そこは間違えちゃいかん

確かに永野とシェルブリット創ってるね。
セーラームーンのコスプレも一緒にしてたが。
あとこっそりピングドラムで声優養成所の講師もしてたと。

>>sm16331079


興味深いこと色々言ってる

セラムンの頃の幾原監督（90年代前半）
>>sm1801219

ウテナの頃の幾原監督（90年代後半）
>>sm78669

輪るピングドラム全話観た。

見た目は少女漫画テイストだし、話の見せ方の（曖昧さだとなんか違う気が…うーんなんだろ）ああいう印象は女性のほうが受け入れやすいかもしれないのかな？？、みたいには思う。
だけど、男は女の子助けて自分は消えていくし、太陽のような愛に満ちあふれた強い女性は出てくるし、
気になる女の子は何度も男の前で裸になるし、男の愛は結局女の子に血を流させ（たぶん一生）消えない傷を作るあたりに込められてるようだったり、で、
……中身を考えると、なかなかに男のロマン～を感じさせる作品、なように見えてしまった。
…こういう見方だけしてたわけじゃないけど。

見た目や見せ方の女性向け（？）とも思える印象と、中身から感じる（あくまで個人的にだが）男臭さが相まって、なんともいえないギャップを覚える。
ウテナ観てないんだけど、ニコだのウェブ上だので見聞きした感触を思い起こすと、このギャップがもっと強いような気がする。

プレゼンが超上手いというのもなんか通じるものを感じる。脚本より演出が前に出てる？というようなのも。
どういう人なのだろう。

この流れだから言えるけど自分はこの人の感性は限りなく男性的だと思う
少女漫画的な演出も自然にやってるんじゃなくてそういうを切のり貼りした感じで何だか違和感がある
例えるなら女の人が書いた少年漫画みたいな感じ、女性的な演出を無理して作ってるような印象

（男性が少女漫画描いたり女性が少年漫画描いたり男性がBL描いたり女性がエロ漫画描いたりしたら）いかんのか？

いや、いかんと言ってるわけじゃなくてそう感じるってだけ
それ以上でもそれ以下でもない